2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マッサン 25-28話

「マッサン」25-28話 前の週で、「わたしのこと、一番バカにしてるのは、マッサン!」と手厳しくやられた玉鉄。 朝ごはんの時も、シャーロットは起きてこない。シャーロットは鴨居の大将のところに行き、マッサンを鴨居商店で雇ってくれるように頼むのだが、…

子連れ狼 冥府魔道

「子連れ狼 冥府魔道」、若山富三郎、安田道代、大木実ほか出演、三隅研次監督、勝プロ、1973 若山版「子連れ狼」第5作。また監督は三隅研次に戻った。ということもあって、血しぶきの量はけっこう派手。 黒田藩の跡継ぎ騒ぎに介入させられる拝一刀。まず、…

第44回NHK講談大会

「第44回NHK講談大会」、NHKEテレ、2014.10.4 今月のはじめにNHKで流していた講談の番組。講談をほとんど聞いたことがないので、どんなものかと見てみた。 演目は、 神田紫「紀伊国屋文左衛門 宝の入船」 一龍斎貞山「寛政力士伝 谷風情け相撲」 神田松鯉「…

東京マキタスポーツ 14/10/28

「東京マキタスポーツ」、「代々木アニメーション学院の裏側をスクープ!」 前回の放送は、また「仮面女子」で、あまりにつまらなかったので挫折。この回は、「代々木アニメーション学院東京校」。 取材は声優タレントコース。中学を出たばかりの学生(16才…

子連れ狼 親の心子の心

「子連れ狼 親の心子の心」、若山富三郎、山村聰、東三千ほか出演、斉藤武市監督、勝プロ、1972 この作品、若山富三郎版子連れ狼の4作目。これは前三作を監督した三隅研次ではなく、斉藤武市の作品。そのせいか、血の量は少なめ。 話の内容は、萬屋錦之介主…

快傑ズバット 8話

「快傑ズバット」8話、「哀しみのプロパン爆破」 この回はタイトルだけで笑える。空き地に立っているプレハブ小屋に「暴力反対」の張り紙がデカデカとついているが、「まむし平和会を追放しよう」って、何なの?早川健はのっけから、歌を歌ってるし。 まむし…

快傑ズバット 7話

「快傑ズバット」7話、「悪い風だぜ港町」 この回、またまた出てきたのは秀水園。前回と同じじゃないの。貴重なロケを一回で終わらせるわけにはいかなかったらしい。 早川健はたまたま出会った子供の兄が、ダッカーに誘拐されたので、車で後を追いかけたが、…

好きだけじゃ続かない

松田洋子『好きだけじゃ続かない』、エンターブレイン、2014 田舎の貧乏人の悲惨さを描けば、日本のナンバーワン、松田洋子の、昔の貧乏人マンガ。 「好きだけじゃ続かない」は、表題作だが、田舎の中学生同士の交換日記ストーリー。「リア充じゃないか、う…

訪ねて見よう!日本の戦争遺産

安島太佳由『訪ねて見よう!日本の戦争遺産』、角川SSC新書、2009 著者は、戦跡写真を集中的に撮り歩いている写真家。この本は、戦跡写真集と、戦跡訪問ガイドの2つの顔がある。最初に戦跡についての一般的な説明があり、その後には、47都道府県全部について…

赤毛のアン 30話

「赤毛のアン」30話、「虚栄と心痛」 マリラが講演会に出かけたので、アンは留守番。そこに化粧品の行商人がやってきた。はじめ、宣伝文句でアンを釣ろうとした行商人は、今度は自分の娘が病気で…という泣き落とし。アンは簡単にひっかかってしまう。 行商人…

宝泉相生湯

「宝泉相生湯」、岡山市北区丸の内1-14-7 「つる湯」に行った後、清心湯が実質閉店だとわかったので、根性を出して、岡山駅西口方面(といっても駅からは非常に遠い)の、ここ、「宝泉相生湯」に行ってきた。 ここは街の真ん中、県庁通りの電停を降り…

つる湯

「つる湯」、岡山市北区奉還町4-15-26 岡山に行ったついでに、岡山の銭湯を探索。予想通りというか、なんというか、岡山の銭湯はほぼ壊滅状態だということがよくわかった。 岡山県公衆浴場組合のウェブサイト http://www.optic.or.jp/SENTOO-OKAYAMA/…

間取り図ナイト 岡山 2014

「間取り図ナイト 岡山」、ONSAYAカフェ奉還町店、2014.10.26 これは近来、おもしろかったイベントの一押し。「間取り図」の紹介をする森岡友樹氏、「装テン」(装飾テント)の紹介をする内海慶一氏、「マンションポエム」の哨戒をする大山顕氏の3人による…

マッサン 23-24話

「マッサン」、23-24話 相武紗季の見合いの日が来た。相手は海運会社の御曹司。見合いはサクッと終わり、結婚は決まり。相武紗季はあきらめて自分の運命を受け入れる気になっている。シャーロットは涙を流すが、どうにもならない。 鴨居商店の太陽ワインの新…

時代劇ベスト100

春日太一『時代劇ベスト100』、集英社新書、2014 つい最近『なぜ時代劇は滅びるのか』新潮新書、で、衝撃的なインパクトを放った著者による、こちらは、「ホメるべき時代劇作品」の紹介本。 「これだけは押さえておきたい40本」、「隠れた名作40本」、「個人…

長いナイフの夜

ハンス・キルスト『長いナイフの夜』、集英社文庫、1985 『将軍たちの夜』のハンス・キルストが書いた、ナチ親衛隊の歴史を題材にした小説。これは傑作。 1960年代半ば、戦後20年になろうとする時期に、スイスのルガノでドイツ人が殺される。このドイツ人ハ…

翔ぶが如く 2

司馬遼太郎『翔ぶが如く』2、文春文庫、1980 「飛ぶが如く」全10巻の2巻。この巻の最後で、ようやく征韓論を否決する朝議が開かれる前まで進むので、非常にゆっくりしたペースのおはなし。 しかし退屈しないのは、やはり人物描写。この巻で、大久保利通、岩…

愚民文明の暴走

呉智英、適菜収『愚民文明の暴走』、講談社、2014 呉智英と適菜収の対談。自分は適菜収の本を読んでいないので、こっちのほうはほとんど知らない。しかし、基本的に呉智英と非常に意見が近い人。これなら対談しても話は合うだろう。あとがきを読むと、呉智英…

NHKスペシャル カラーでよみがえる東京ー不死鳥都市の100年

「NHKスペシャル」、「カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年~」、2014.10.19 NHKが根性出してつくった力作。白黒フィルムのカラー化を、東京の風景に限定してやってみたというもの。 明治の終わり頃から、比較的近年まで、記録映像がかたっぱしからカ…

防衛省と外務省

福山隆『防衛省と外務省 歪んだ2つのインテリジェンス組織』、幻冬舎新書、2013 これはまるっきり看板倒れの本。防衛省と外務省のインテリジェンス機関としての欠陥を指摘している本かと思ったら、そうではないのだ。 著者は、防衛省から出向で、外務省北米…

マッサン 19-22話

「マッサン」19-22話 キャサリンと近所のおばちゃんが、シャーロットに、「男は仕事がうまくいっている時が危ない」と脅かす。 その頃、大阪の酒屋でワインの瓶が爆発して、そのとばっちりで鴨居商店の太陽ワインも売れなくなる。鴨居商店の大将は、玉鉄に「…

トロピカル性転換ツアー

能町みね子『トロピカル性転換ツアー』、文春文庫、2013 能町みね子が自分の性転換手術の顛末を書いた本。文庫で出ていたものだが、すぐにKindleになったのでそっちの方で買った。 性転換手術というものが具体的に何をするものなのか、知らない人にとっては…

林哲司・半田健人の昭和音楽堂 作詞家・康珍化&林哲司の作品特集

「林哲司・半田健人の昭和音楽堂」、「作詞家・康珍化&林哲司の作品特集」 作詞家、康珍化は、林先生と組んで多くの作品を書いた人。林先生は、杉山清貴&オメガトライブつながりと言っている。 1 ・ 「悲しみがとまらない」 / 杏里 (1983年・昭和5…

林哲司・半田健人の昭和音楽堂 山口県出身のアーティスト特集

「林哲司・半田健人の昭和音楽堂」、「山口県出身のアーティスト特集」 10月からネット局が山口と富山に拡大したので、山口県出身のアーティストの特集。 1 ・ 「みちのくひとり旅」 ~ 山本 譲二 (1980年・昭和55年) 2 ・ 「インディアン・ブルー…

快傑ズバット 6話

「快傑ズバット」6話、「海にほえるマシンガン」 小さな漁港らしきところにやってきた早川健。これは伊東ですね。タイアップしているホテルの看板が出ているわ。銀行強盗に出てきたダッカーの手先ども。そこに早川健登場。タイミング早すぎ。銀行強盗のくせ…

快傑ズバット 5話

「快傑ズバット」5話、「花売り少女と白い粉」 タイトルからして危ない回。なぜか夜の新宿で花を売っている女の子。おまけにマッチをすっている。花を買ってあげようとした、みどりとおさむは、ダッカーの戦闘員に連れて行かれてしまう。 この少女は、合言葉…

一神教と国家

内田樹、中田考『一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』、光文社新書、2014 イスラム学者とレヴィナス研究者が対談しているので、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の一神教の系譜と、イスラム教(著者は当然「イスラーム」としか書かないが)の…

自衛隊「影の部隊」情報戦

松本重夫『自衛隊「影の部隊」情報戦秘録』、アスペクト、2008 著者は、陸士53期。陸軍少佐で終戦を迎え、その後産経新聞記者を経て、警察予備隊に入隊。その後保安隊に改組された後、保安隊の調査隊設立に参加。その後1964年に自衛隊を退職(階級の表記なし…

翔ぶが如く 1

司馬遼太郎『翔ぶが如く』1、文春文庫、1980 やめておこうと思ったが、読み出したらとまらない司馬遼太郎。この『翔ぶが如く』は、文春文庫で10巻。 1巻は、川路利良の洋行、警察制度の設置、征韓論、大久保利通と川路利良による西郷の探索、という内容。司…

クラシック音楽のチカラ

ギャレス・マローン(栗田知宏訳)『クラシック音楽のチカラ ギャレス先生の特別授業』、青土社、2013 これは…原著の意図はともかく、日本で翻訳として出版される本としては失敗。 著者は、イギリスで著名な合唱指導者で音楽啓蒙者。この本はクラシック音楽…