「ドキュメント72時間」 「ディープ東京 リトルマニラの片隅で」NHKの総合、2015.10.30 足立区竹ノ塚。ここはフィリピンパブの密集地帯で、「リトルマニラ」と呼ばれている。フィリピンパブが50軒ほどある。店によっては早朝5時から深夜までやっている。 料…

「遠山の金さん捕物帳」1話、「待てなかった女」 石川島の人足寄場から解き放ちになった大工の佐吉（里見浩太朗）。佐吉が、飲み屋で今度の新しい町奉行の遠山様をほめていると、それに文句をつけるのが、金さん。金さん、遠山様をディスりまくり。 佐吉と金…

井上章一『京都ぎらい』、朝日新聞出版、2015 この本を書店で見てすぐに買う気になっていたのだが、Kindleに入るのをいまかいまかと待っていた。紙の本を買って、あとで電子化するのがもったいないからだ。たまたま見たら、Kindleに入っていた。ありがたし。…

高坂哲郎『世界の軍事情勢と日本の危機』、日本経済新聞社、2015 タイトルを見て、生ぬるい本か、でなければトンデモ本かと思ったが、読んでみると、ずっとまともな本。著者は、日経新聞編集委員。 日本の安全保障の問題は、縦割り、アメリカ頼み、トップが…

「さすらいの太陽」3話、「盗まれたメロデー」 誤記ではなく、これがオリジナルどおり。「メロデー」だ。こういう時代もあったのだ。クラスで音楽コンクールに作品を出すことになり、のぞみと美紀が作品を競作。 美紀は、自分では作曲せずに、音楽の家庭教師…

「新・映像の世紀」「第1集 百年の悲劇はここから始まった」、NHK総合、2015.10.25 「映像の世紀」の新しいシリーズ。第1回は第一次世界大戦。最初のムービーカメラは手回し式。6回シリーズ。月イチ放送。 戦争前の映像は、ピカソ、シャネル、ライト兄弟。そ…

「あさが来た」（第2週「ふたつの花びら」）7-10話 「あさが来た」は完全に捨てたわけではなく、とりあえず、録画はしていた。 第2週は、あさと姉のはつの嫁入り。新次郎はいい人だが、長兄の具合が悪く、手紙の返事をよこさないので、あさは悩んでいる。 一…

「北の国から」5話 ひさびさにまたこのドラマに戻ってきた。「あまちゃん」と同時並行でこれを見るのは時間が許さなかったので、やっと復帰。しかし、このドラマは見る価値のあるドラマ。 4話はまだ秋だったはずだが、5話はもう雪が降っている。ろくに家の補…

「ドキュメント72時間」「旅漁師 イカ釣り人生」、NHK総合、2015.10.23 山口県の特牛港というイカ釣り漁船の港でのロケ。イカ釣り漁師は一年中船に乗っていて、休みは盆と正月だけ。船そのものが家のようになっていて、漁師はそこで暮らしている。 季節ごと…

「あまちゃん」（第26週「おらたち、熱いよね」）154-156話 リサイタルに遅れてきた黒川。本物は聞いていないので、春子が代わりに歌ったと思い込んでいる。春子は、太巻に、「鈴鹿ひろ美はいままでわざと下手に歌っていたのでは」と言い出す。結局真相は本…

「あまちゃん」（第26週「おらたち、熱いよね」）、151-153話 ユイは、リアスで初めて太巻と出会って緊張する。太巻のことは誰も知らないので、太巻と鈴鹿ひろ美は、リアスで浮きまくっている。ユイは唐突に太巻に対して、「東京には行きません。ずっと潮騒…

「さすらいの太陽」2話、「二つの誕生パーティー」 前回に続いて、貧乏娘と金持ち娘に変な工作活動をしているのが、二人を取り替えた看護婦の道子。道子の声をあてているのは、来宮良子だ。顔はジュラル星人のように青い。 金持ち（美紀＝サロメ星人）は自分…

「おそ松さん」2話 前回は、ハチャメチャで、今回が実質的な第1回。6つ子は、就職の面接に行くが、全員失敗。あいかわらずただのニートだ。のみならず、パチンコの金をイヤミに無心するというクズさ。そのイヤミは求人募集をやっていたので、あっさり乗っか…

九井涼子『ひきだしにテラリウム』、イースト・プレス、2013 作家の初期作品集。ほとんどはショートショート。だいたいはweb連載作品。 絵柄はまだ完成されておらず、描線は荒い。ストーリーは、ちゃんと小技が効いている。「龍の逆鱗」、「TARABAGANI」は、…

九井涼子『竜のかわいい７つの子』、エンターブレイン、2012 作家の2012年に出た作品集。奥付をみると同人誌で出ていた作品が多く並んでいるので、同人誌出身の人だとわかる。しかしこれも傑作揃い。 絵柄は今のとはちょっと違うが、だいたい完成されている…

九井涼子『 ダンジョン飯』2巻、KADOKAWA、2015 ダンジョン飯の2巻、おもしろさのペースがまったく落ちないどころか、むしろ上がってる。驚異的な面白さ。最初に出てきたのがゴーレム。これって食べられるのか？と思ったら、なんと畑にして野菜を育てるのだ…

『本当にスゴい戦争映画100』、 KADOKAWA、2015 映画を同じ分野で100本集めるシリーズで、これまでにシリーズに入っているのは、SF、ホラー、警察アンドスパイ。まあ、好きそうな人がいる分野だ。 この本は、最初の部分で、元掲載の雑誌の読者、ライター、評…

「さすらいの太陽」1話、「すりかえられた運命」 話には聞いていたが、実物を見たのは初めてという「歌謡アニメ」。原作は藤川桂介（原案）とすずき真弓（絵）。病院で、金持ちの赤子と貧乏人の赤子が取り替えられてしまうというありがちな設定。 絵柄が非常…

「俯瞰の世界図」、広島市現代美術館、2015.10.11 山口晃大先生の講演会ついでに、本来のメインディッシュの展覧会の方も見てきた。じつはこれもヒロシマネタで、原爆投下の前と後の広島の写真や鳥瞰図がいろいろ出ている。 丹下健三大先生の平和公園の模型…

「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」、国立科学博物館、2015.10.2 これは上野に行った時にたまたま寄った展示だったのだが、てんで忘れていた。 NHKスペシャルで同名の番組があり、この展示はそれと連動したもの。売り物は、各種の化石。多くは本物。化石だ…

九井諒子『ダンジョン飯』1、KADOKAWA、2015 評判がよかったので読んでみたが、おもしろいわ。 ダンジョンもののゲームや小説、マンガにまったくなじみがないのだが、そんな人でもさくさく読めて、すぐに作品世界に引き込まれる。 主人公は黄金の国を求めて…

「山口晃 アーティスト・トーク」、広島市現代美術館、2015.10.11 現代美術館の展覧会「俯瞰の世界図」のメイン作品が、山口晃の「Tokio山水（東京圖2012）」なので、作家本人がわざわざ来てくれてお話をするという会があったから、ありがたく行ってきた。 …

「おそ松さん」1話 「おそ松くん」のリメイクアニメ。話題だったので見てみた。 最初の場面は、白黒。画面もわざと汚してある。登場人物の紹介。赤塚不二夫生誕80周年記念だって。 白黒パートが終わったら、ジャニーズみたいなおそ松6兄弟がステージで歌って…

「ドキュメント72時間」、「老舗ホテル また会う日まで」、NHK総合、2015.10.9 8月末で改築のために閉館したホテルオークラ本館を映した回。収録は8月最終週の週末。むちゃくちゃ人が多い。創業53年だ。 歳のいった人が多いが、孫を連れてきたとか、祖父母を…

「あまちゃん」（第25週「おらたち、いつでも夢を」）148-150話 鈴鹿ひろ美のチャリティーリサイタルは海女カフェでやりたいという電話が、春子から大吉にかかってくる。しかし、海女カフェも簡単には建て直せないし、鈴鹿ひろ美の練習も悪戦苦闘。しかし、…

ワーグナー 「ラインの黄金」 ヴォータン：ユッカ・ラジライネン ドンナー：黒田 博 フロー：片寄純也 ローゲ：ステファン・グールド ファーゾルト：妻屋秀和 ファフナー：クリスティアン・ヒュープナー アルベリヒ：トーマス・ガゼリ ミーメ：アンドレアス…

「ドキュメント72時間」、「夏の終わり 国会前の路上で」、2015.10.2 NHK、こんなものを放送していた。この時期、国会前の取材なんて、理由は一つしかないわ。取材は9月3日（木）10時から。 昼間から太鼓を叩いているのは、日本山妙法寺だろう。名前は出さな…

「あさが来た」（第1週「小さな許嫁」）4-6話 「あさが来た」の第1週後半。今井家一行は、はつの嫁ぎ先、眉山家を訪ねる。はつは礼儀正しいので先方の評判はいいが、肝心の許婚者、惣兵衛（柄本佑）はほとんど情のない態度で、はつは失望する。 宿に戻って、…

「あまちゃん」（第25週「おらたち、いつでも夢を」）145-147話 水口は、スリーJプロに籍をおいたまま、アキとユイのマネジメントのために北三陸に来た。しかし、ユイには相手にされない。アキはユイと北鉄の車庫を歩くのだが、ユイはユニット再結成どころか…

「あさが来た」（第1週「小さな許嫁」）1-3話 10月期から始まった新しい朝ドラ。見るか見ないかを決めるので、第1週は見る。話は、江戸時代末期から始まる。 あさは京都随一の両替屋「今井家」の次女で、子供の時から大坂の両替屋に嫁ぐことに決まっている。…