2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

軍師官兵衛 8話

「軍師官兵衛」8話、「秀吉という男」 信長に拝謁する官兵衛。信長家臣団の柴田、滝川を論破し、小寺家を売り込むと、信長は官兵衛に佩刀「圧切」を授けた。 そこに遅れてやってきたのが秀吉。この遅刻も秀吉の芝居で、毛利攻めの大将に任じられるためのもの…

チャイコフスキー交響曲第6番、ヴァルチュハ/NHK交響楽団

ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲 サン・サーンス ヴァイオリン協奏曲 第3番 チャイコフスキー 交響曲 第6番「悲愴」 ヴァイオリン:諏訪内晶子 ユライ・ヴァルチュハ指揮、NHK交響楽団、HBGホール、2014.2.26 N響の広島公演、早くにチケットを手に入れてい…

タブーの正体!

川端幹人『タブーの正体! マスコミが「あのこと」に触れない理由』、ちくま新書、2012 これはおもしろい本。内容は副題のとおり、マスコミが「特定の話題に触れない理由」を説明したもの。「なかったことにされた問題」の理由を説明することは手続き上、結…

仕事文脈 vol.1

『仕事文脈』vol.1、2012 これは中野のタコシェで見つけたミニコミ誌。背表紙には「ダメ人間 vs. ヤバイ就活生」とあったので、勢いで買ってしまった。しかし読んでみたらこれがおもしろい。50頁くらいの雑誌だが、買ったものは3刷。1刷で何部刷っているのか…

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

ジャレド・ダイアモンド(長谷川寿一訳)『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』、草思社文庫、2013 文明史家のような人にされているダイアモンドの本職である、進化生物学の本。当然こちらもおもしろい。 人間の性関係が、他の生物とどのように違うのか、そ…

都築響一トークショー

「都築響一トークショー」、音楽喫茶ヲルガン座、2014.2.22 都築響一のトークショーが市内のカフェで行われたので行ってきた。客は40人ちょっと入れば満員の小さなイベントスペースなので、当然満席。30分前に行って座りやすい椅子を確保できてよかった。2階…

ヤナーチェク シンフォニエッタ ダネル・広島交響楽団

スーク 弦楽セレナーデ モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番 ヤナーチェク シンフォニエッタ ヴァイオリン:有希・マヌエラ・ヤンケ エヴァルド・ダネル指揮、広島交響楽団、HBGホール、2014.2.21 これは3つとも聞いたことがない曲。そういう演奏会も行っ…

戦争と科学者

トマス・J・クローウェル(藤原多伽夫訳)『戦争と科学者 世界史を変えた25人の発明と生涯』、原書房、2012 古代から現代まで、25の軍事的発明と、その発明者のエピソードを集めた本。ギリシャ火や連弩から、フリントロック式銃、瓶詰食料、リボルバー式拳銃…

柳家喬太郎独演会

「柳家喬太郎独演会」、広島県民文化センター、2014.2.19 この公演は直前まで知らなかったので当日券で入った。チケットがあるかどうか心配だったが、どうということはなく、余裕で入れた。広島だと、落語好きな人はそのくらい少ないということ。このホール…

北朝鮮帰国事業

菊地嘉晃『北朝鮮帰国事業 「壮大な拉致」か「追放」か』、中公新書、2009 北朝鮮への在日朝鮮人「帰国事業」の本。これが出版された時点で、この問題の「決定版」だったし、その後もこれ以上の本は出ていないと思うので、その地位は今でも変わらないだろう…

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな

ジェーン・スー『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』、ポプラ社、2013 著者は、1973年生まれ、作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。この本は、著者が自分のことを言う「未婚のプロ」が結婚しない/できない理由にかこつけ…

北朝鮮を見る、聞く、歩く

吉田康彦『北朝鮮を見る、聞く、歩く』、平凡社新書、2009 著者いわく、「北朝鮮の文化、芸術、市民生活を紹介しながら、同時に北朝鮮という国の過去と現在を語り、その本質に迫るとともに日朝関係の未来を語ろうというもの」という本。 著者は、自分なりに…

軍師官兵衛 7話

「軍師官兵衛」7話、「決断のとき」 毛利家の使いで、安国寺恵瓊(山路和弘)が姫路城に来た。会見した官兵衛は、毛利と織田の戦はどうなるかと質問。答えははぐらかされる。 武田信玄は死に、浅井、朝倉も滅亡。木下藤吉郎は、北近江と長浜城をもらって、羽…

モンテ=クリスト伯爵

アレクサンドル・デュマ(大矢タカヤス訳)『モンテ=クリスト伯爵』、新井書院、2012 やっと全部読み通せた、新訳の「モンテ=クリスト伯爵」。子供の頃、講談社の子供用「巌窟王」を読んだきりだったが、おおよそストーリーは覚えていて、そっちの方に驚い…

ノモンハンの夏

半藤一利『ノモンハンの夏』、文春文庫、2001 ノモンハン事件の歴史。戦史ではあるが、戦闘については、あまり詳細に語っておらず、むしろ東京の参謀本部や陸軍省、海軍、外務省、天皇らの相互関係と、モスクワとベルリンの動向に多くのページを割いて、国際…

昭和戦争史の証言 日本陸軍終焉の真実

西浦進『昭和戦争史の証言 日本陸軍終焉の真実』、日経ビジネス人文庫、2013 『昭和戦争史の証言』、原書房、1980を改題、文庫化したもの。著者の西浦進は、明治34年生まれ、陸士34期、陸相秘書官、軍務局軍事課長、支那派遣軍参謀で終戦、という経歴の人、…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 鈴木康博さん登場!オフコース時代の曲・特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」 「鈴木康博さん登場!オフコース時代の曲・特集」 この回は、これは10月19日(SBSでは13日)に放送された回。録音に失敗したことが多いので、これ以上、全部録音をとった回が残っていない。あとはYouTubeで聞くしかないが、…

滝山コミューン一九七四

原武史『滝山コミューン一九七四』、講談社文庫、2010 1962年生まれの著者が、自分が小学校時代を過ごした東京都東久留米市の、滝山団地にある東久留米市率第七小学校での記憶を本にしたもの。かんたんに言えば、左翼かぶれの教師がリーダーシップをとって、…

軍師官兵衛 6話

「軍師官兵衛」6話、「信長の賭け」 最初は叡山焼き討ちから。信長は足利義昭に17ヶ条の詰問書を出し、義昭はその返事として、武田、浅井、朝倉、本願寺に信長を包囲させる。この辺の展開も端折っているので、あっという間に進む。 官兵衛の家では、息子と妻…

ナナのリテラシー 1

鈴木みそ『ナナのリテラシー』1、Kindle、2014 マンガ業界内幕ものマンガ。それも、「Kindleによる個人電子出版プロジェクト」が主な内容。これはおもしろい。 この時代に出版物は全体的に売れていないのだが、マンガは雑誌に依存する部分が大きいだけに打撃…

昭和怪優伝

鹿島茂『昭和怪優伝 帰ってきた昭和脇役映画館』、中公文庫、2013 これはすごい本。俳優メインの映画評論だが、俳優のセレクションがすばらしすぎる。 荒木一郎、ジェリー藤尾、岸田森、佐々木孝丸、伊藤雄之助、天知茂、吉澤健、三原葉子、川地民夫、芹明香…

日本版NSCとは何か

春原剛『日本版NSCとは何か』、新潮新書、2014 法律ができたばかりの国家安全保障会議の解説本。春原剛の本なので、当然法律の解説本のようなものではなく、アメリカのNSCを事例として出してきて、国家安全保障会議が「どういう仕事を期待されている組織なの…

快傑ズバット 1話

「快傑ズバット」1話、「さすらいは爆破のあとで」 これも初めて見る作品。パロディ化作品「快傑のーてんき」は見たことあるのだが、元ネタがわからなかったので、あまり印象に残っていなかった。しかしこの作品はおもしろい。というか爆笑モノだ。 のっけか…

透明ドリちゃん 1話

「透明ドリちゃん」1話、「パパ! 私を叱って」 石ノ森章太郎原作の魔法少女もの(実写)。主人公は小学校5年生の青山みどり(柿崎澄子)。男の子とケンカしたことがきっかけで、弟といっしょに、妖精に魔法の国フェアリーに連れて行かれる。そこでみどりは、…

日本発見 大分県

「日本発見」、「大分県」、1961 ここは行ったことがないか、行ったとしても通過しただけの県。なので、昔と今の比較は簡単にできないが。 最初の映像は、高崎山のサル。もう観光客で大人気。これは今も同じか。 県南部は、リアス式海岸で交通は不便。高校生…

自民党で選挙と議員をやりました

山内和彦『自民党で選挙と議員をやりました』角川SSC新書、2007 想田和弘のドキュメンタリー映画「選挙」の主役だった、元川崎市義、山内和彦による当事者からの「選挙」の記録。映画はけっこうおもしろかったが、こちらの本もおもしろい。 著者は、切手とコ…

軍師官兵衛 5話

「軍師官兵衛」5話、「死闘の果て」 最初は信長上洛から。最初の方から、足利義昭とは険悪なことになっている。話を早く進めるためにはしかたないのか?竹中半兵衛が木下藤吉郎に仕える場面もあり。ここは藤吉郎が平伏して信長への仕官を乞い、竹中半兵衛が…

国境線の謎がわかる本

造事務所(編著)『国境線の謎がわかる本』、大和書房、2008 国境トリビア本。監修者にこの系統の本を多く書いている吉田一郎の名前があるが、著者は編集プロダクション。 特に目新しいことは書いていないのだが、マイナーな国の成立に関する部分は、知らな…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 島倉千代子さんを偲んで

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」 「島倉千代子さんを偲んで」、2013.12.21 録音をとっていたので、ひさびさに聞いたこの番組、なんと田舎放送局RCC中国放送は、2014年1月から放送をやめてしまったのだ。最悪な局だわ。この番組は、トーク部分はインターネッ…