2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ドキュメント72時間 突撃!秘密のネットオークション

「ドキュメント72時間」、「突撃!秘密のネットオークション」、NHK総合、 2016.7.28 ヤフオク特集。ヤフオクが「秘密の」オークションって、おかしいけど。番組スタッフが電話に張り付いて、変な出品者にメールして電話してもらって取材するという企画。 ネ…

ドキュメント72時間 名古屋 レトロ喫茶へようこそ

「ドキュメント72時間」、「名古屋 レトロ喫茶へようこそ」、NHK総合、2016.7.22 この回は先週放送の回。名古屋の喫茶店「コンバル」での撮影。名古屋は喫茶店王国だから。ここは客多い。創業69年だという。 基本的には中年以上の常連客が多いが、おばちゃん…

オキナワ論

ロバート・D・エルドリッヂ『オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白』新潮新書、2016 著者は元大阪大学助教授、在沖縄アメリカ海兵隊政務外交部次長。米軍基地前での基地反対派の映像を外部に流した事件で更迭された人。 この本は著者と沖縄との関係をざっと…

まじめに生きるって損ですか?

雨宮まみ『まじめに生きるって損ですか?』、ポット出版、2016 著者のウェブ上での人生相談コラムを書籍化した本。人生相談というか、著者によれば「愚痴」。あるのは、相談する人の心の叫びで、相談者も解決策を求めているわけではない。 「努力したのに報…

遅読家のための読書術

印南敦史『遅読家のための読書術』、ダイヤモンド社、2016 速読術の本ではないが、「とにかく速く本を読みましょう」という内容。著者は4つのサイトに月60本以上の書評を書いていて、年間700冊以上は読んでいると言っている。 lifehackerというサイトで著者…

新米「ひとでなし」

『新米「ひとでなし』、劇団Tempa、アステールプラザ、2016.7.24 近所で芝居があったので、行ってきた。開演13時と早かったのが都合がよかったので。しかし、あまりおもしろくはない。というか、よくわからない。 いきなり思い立って農業をやろうとする、結…

真田丸 #29

「真田丸」 #29 「異変」 信繁は、大谷吉継の娘、春を正室に迎えた。正室なのに、婚礼の場面はなし。まあ以前やっちゃってるからか。その春は、屋敷できりと出くわし、「どこへ行ってもうっとうしいと言われる、きりさんですね」とかましている。そのきりは…

秋山和慶/広島交響楽団/ベートーヴェン 交響曲第9蕃

ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調 ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 指揮:秋山和慶/管弦楽:広島交響楽団,シンフォニア・ヴァルソヴィア ピアノ:小林愛実 独唱:ニコール・カベル(ソプラノ),藤村実穂子(メゾ・ソプラノ),クリスティアン・エルス…

あなたのアクセスはいつも誰かに見られている

小川卓『あなたのアクセスはいつも誰かに見られている Amazon、Yahoo!、Google 大手サイトの裏側』扶桑社新書、2016 ネットユーザーの行動が、どのように分析され、利用されているかを説明した本。著者はこの分野の実務と教育を両方やっている人。 ネットユ…

民主主義の源流

橋場弦『民主主義の源流 古代アテネの実験』講談社学術文庫、2016 『丘のうえの民主政』を改題文庫化した本。とにかく日本語で読める一般書で、ギリシャ時代の民主制をちゃんと書いた本がこれしかないので、読むしかない。 アテネの民主制といえば、ペリクレ…

東松照明─長崎─

「東松照明─長崎─」、広島市現代美術館、2016.7.18 今週の月曜日まで現代美術館でやっていた展覧会。写真展。 とにかくひたすら長崎の写真を撮影したというもの。写真家本人は2012年に亡くなった人なので、1960年代から比較的最近(2000年代初め)までの写真…

日本会議の正体

青木理『日本会議の正体』平凡社新書、2016 最近雨後の筍のように出ている「日本会議本」のひとつ。このタイミングで同じネタの本が次々と出ている理由はよくわからない。取材には手間がかかり(関係者はあまりインタビューに答えない)、文書資料は少ない。…

中国軍を駆逐せよ! 上・下

P.W.シンガー、オーガスト・コール(伏見威蕃訳)『中国軍を駆逐せよ! ゴースト・フリート出撃す』上・下、二見文庫、2016 この本、いわゆる「if戦記」ものなのだが、著者がこの分野(サイバー戦を含む新しい戦争と軍事技術)の専門家なので読んでみた。お…

真田丸 #28

「真田丸」 #28 「受難」 秀次は京を出奔し、大坂城へ逃げた。そこできりに泣きつく秀次。信繁の「すぐ戻れ」という説得にも耳をかさない。信繁は、「流行病」ということにしてごまかそうとするが、秀吉に呼び出される。 秀吉の用事は、信繁に大谷刑部の娘を…

風と木の詩 #15-16

竹宮恵子『風と木の詩』 #15-16 これが最後の2巻。読んでいてつらい。 15巻、カフェの給仕になったジルベールはあいかわらず、傍若無人な振る舞い。しかしキレイなので、地元の顔役に目をつけられてしまう。顔役の目的は、ジルベールを男娼にすること。 厳し…

ドキュメント72時間 広島 大統領を待つ街角で

「ドキュメント72時間」、「広島 大統領を待つ街角で」、NHK総合、2016.7.15 オバマ来訪にひっかけて、広島で取材するという企画。ヒネリがない。あまりろくなことにならないような気が・・・。 撮影はアリス・ガーデン。地元の人も観光客も来るところだが・…

岡山の港

巖津政右衛門『岡山の港』日本文教出版、1975 これは、「岡山文庫」の65番目の本。日本文教出版は、同名の会社が2つあるのでややこしいが、こちらは岡山の出版社で、「岡山文庫」は、岡山県の文化と自然を紹介するシリーズ本。もう300巻以上出ている。 著者…

風と木の詩 #13-14

竹宮恵子『風と木の詩』 #13-14 13巻、ついにセルジュとジルベールがデキてしまう。ここまで引っ張ったのかと思うが、さんざん引っ張ってやっと結ばれたかいがあり、ベッドシーンは、火の熱さで燃え燃え。いまの男性側から描いた同性愛とはぜんぜん違うもの…

ブラタモリ #横須賀

「ブラタモリ」 「横須賀」、NHK総合、2016.7.12 この回のブラタモリ、ぜんぜん気がついていなかった。横須賀なので、船、海軍ネタ。前半、うっかりして見損なった。 米海軍基地内にある、昔のドライドック。横須賀が港として開かれた慶応年間に起工され、明…

イスラム国「世界同時テロ」

黒井文太郎『イスラム国「世界同時テロ」』ベスト新書、2016 黒井文太郎のシリア、イラク情勢本。この7月に出版されたばかり。 ISの歴史本を兼ねているので、「サラフィ・ジハード主義」を奉じる「テロリスト」のこれまでの歴史を簡単に説明する本にもなって…

真田丸 #27

「真田丸」 #27 「不信」 秀吉には新しい男子「拾」が生まれ、信繁は、秀吉から関白秀次に仕えるように命じられる。 秀次は秀吉から、九州を拾にやってくれと言われてまた不安になる。さらに秀吉を能でもてなせという企画が出てきて、信繁まで巻き込んで、秀…

この美術部には問題がある! #1

「この美術部には問題がある!」 #1 「問題がある人たち」 今季の新作アニメ。部活コメディ。 美術部に入ってきた新入男子部員の内巻くんは、最高の二次元嫁を描くことにしか興味が無い。二次元嫁がかけたらやめますという始末で、同じ一年の宇佐美さんはが…

流れをつかむ日本の歴史

山本博文『流れをつかむ日本の歴史』KADOKAWA、2016 山本博文の「日本史全部の概説」本。あまり細かいことに振り回されず、大づかみに全体のことをわかることが大事という著者の考えには同意。実際わかりやすい。高校の日本史教科書みたいなものを読むよりは…

ドキュメント72時間 囲碁の魔力に囚われて

「ドキュメント72時間」、「囲碁の魔力に囚われて」、NHK総合、2016.7.8 新宿にある24時間営業の碁会所。ここは1700円で24時間打ち放題というおそろしいところ。ビルの6階だが、賃料出るのか?場所代とは別に、料理も出しているので、それで何とかなるらしい…

ファントマ危機脱出

「ファントマ危機脱出」、ルイ・ド・フュネス、ジャン・マレー、ミレーヌ・ドモンジョほか出演、アンドレ・ユヌベル監督、フランス、1965 ついついまた見た。数年おきに見ても、ぜんぜんおもしろさがあせない映画。以前は吹き替え版が見たいと思っていたが、…

現代中国悪女列伝

福島香織『現代中国悪女列伝』文藝春秋、 中国の悪女といえば、呂后、則天武后、西太后。それに驪姫とか夏姫とか、褒姒とか、いっぱいいる。著者があげる中国の悪女の条件というのは、1.美女、2.才媛、3.大事件の当事者、4.権力に関与という4つ。江…

忍者の歴史

山田雄司『忍者の歴史』KADOKAWA、2016 タイトルの通り、「忍者の歴史」をできるだけ、「忍術書」の内容に即して書いた本。 忍者が少なくとも中世以来はいたこと、主な任務は諜報活動だったということはわかる。「孫子」にいう「生間」。しかし、それをどう…

ウェブでメシを食うということ

中川淳一郎『ウェブでメシを食うということ』毎日新聞出版、2016 中川淳一郎の新刊。内容は、「インターネットの自分史」みたいなもの。著者は1994年にインターネットに接するようになったと書いているので、だいたい日本にインターネットが導入された初めの…

真田丸 #26

「真田丸」 #26 「瓜売」 秀吉は関白職を秀次に譲る。秀次は機嫌がよさそうに見えるが・・・。 秀吉が太閤になってから、朝鮮出兵の話を持ち出すので、皆は驚くが、秀吉は肥前名護屋に城を築いて諸将を集める。信幸は、名護屋で同じ時間に、舅の本多忠勝と、…

独裁者の部屋 #1-2

「独裁者の部屋」 #1-2 NHKEテレ、2016.7.2 NHKでやっていたリアリティ番組。スウェーデン制作。全8回のうちの最初の2回。3月に放送していたものの再放送。 メンバーは8人で、8日間経過したら、誰かが15万スウェーデンクローナ(183万円)もらえる。しかし、…