2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

電人ザボーガー 15話

「電人ザボーガー」15話、「死斗!! 謎のΣ大魔城」 前回、電話ボックスみたいな変な箱にザボーガーが閉じ込められたままで、ボコられていた大門さん。今回はその続きから。コブラーチャンとサソリジャガーという二人とデスマッチ。Σの二人が持っているのは、…

平清盛 30話

「平清盛」30話、「平家納経」 この回はなかなかおもしろかった。 平時忠(森田剛)が、基盛、教盛を引き込んで、後白河院と滋子の間に生まれた皇子を東宮に据えようとするのだが、これが二条帝にばれ、二条帝は激怒。清盛は、帝に平伏し、企みに関わった者…

舟を編む

三浦しをん『舟を編む』、光文社、2011 三浦しをんの本屋大賞受賞作、で、今年のベストセラー本。こういうものは基本的に時間が立って図書館で借りられるようになるか、さもなくばブックオフの100円コーナーに落ちてくるまで読まないのだが、たまたま病院の…

ももこの世界あっちこっちめぐり

さくらももこ『ももこの世界あっちこっちめぐり』、集英社、1997 さくらももこの海外旅行エッセイ本。年代でわかるが、まだ離婚する前なのでダンナと旅行している。 行き先は、スペイン、イタリア、バリ島、アメリカ(西海岸)、フランス、オランダ、ハワイ…

孫文の義士団

「孫文の義士団」、ドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェー、フー・ジュンほか出演、テディ・チャン監督、中国、香港、2010 20世紀初頭の香港。日本から帰国する予定の孫文に対して、西太后の暗殺指令が出て、500人の暗殺団が香港に向かう。それを…

高き彼物

「高き彼物」 作/演出:マキノノゾミ 出演:石丸 謙二郎、田中美里、品川徹、金沢映子、酒井高陽、細見大輔、藤村直樹 アステールプラザ中ホール、2012.7.27 マキノノゾミの舞台ははじめて見たが、これはおもしろかった。パンフレットにあるあらすじを抜書き…

ぶかつ麺!

ボブ吉村(原作)、吉田健二(画)『ぶかつ麺! ジロリアンはじめました』、集英社、2012 いわゆる「二郎および二郎系」(このマンガでは、「がっつり系」と呼ぶ)ラーメン店を食べ歩くマンガ。まさにこれは部活そのもの。最初の一編だけ「チュートリアル」…

嵐のピクニック

本谷有希子『嵐のピクニック』、講談社、2012 本谷有希子の新作短編週。この6月末にでたばかりという本。そんなものをなぜ読んでいるかというと、図書館の新着コーナーにいきなり置いてあったからである。やはり図書館に通っているといいことあるわ。 内容は…

宇宙大戦争

「宇宙大戦争」、池部良、千田是也、土屋嘉男ほか出演、本多猪四郎監督、東宝、1959 これはいろんな意味でなかなかすごい映画。遊星人ナタールというのが地球に攻めてきたので、全滅させちゃえ!というおはなし。池部良が主役の宇宙飛行士、博士が千田是也な…

NHKスペシャル 未解決事件 File.02 オウム真理教 オウムvs.警察

「NHKスペシャル」 「未解決事件 File.02 オウム真理教 オウムvs.警察」、2012.5.27 5月の放送を見ないで放置していて、録画されたものを今頃になって見たのだが、おどろいた、というよりあきれた。 オウム事件が大事件に発展したのは、明らかに警察の責任。…

別冊アサ秘ジャーナル 24

「別冊アサ秘ジャーナル」24、TBS、2012.7.22 TBSがなにげに全力?を出しているこの番組。今回は石川県編。けっこうこれがすごかった。 最初は、小松駅の前に置いてある、KOMATSUの300トン積み巨大ダンプカー。当然本物。実際に運転台に乗れるようになってい…

平清盛 29話

「平清盛」29話、「滋子の婚礼」 清盛は平治の乱の恩賞で公卿となった。清盛の子らもいずれも国守の職につき、清盛らの衣装も一新。やっとまともな貴族らしい衣装になった。今回から「平氏」ではなく、「平家」になるとのこと。 家人の家貞は病に伏していて…

坂道のアポロン 12話

「坂道のアポロン」12話、「オール・ブルース」 やっとこのアニメも最終回。結末は知っていたのだが、やっぱり感動してしまった。 カットされた部分は、薫と律子が別れる以外の高校時のエピソードほぼ全部、大学に入ってからの話はすべて切られ、高校3年生か…

徴税権力

落合博実『徴税権力 国税庁の研究』、文藝春秋、2006 これは実におもしろい本。というより、自分が国税庁という役所が何をしているのか、徴税の実態はどのようなものなのかについて、まるっきり知らなかったので、どこを読んでも勉強になることばかり。 多く…

テルマエ・ロマエ II-IV

ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』II-IV、2010-2012 とりあえず現在出版されているところまでは全部読んだ。I巻を読んだ時点で「なんで現代の日本に飛ばされてきて、風呂のこと以外一切目に入ってないのか?」とちょっと疑問に思っていたのだが、IV巻まで読…

イギリス帝国の歴史

秋田茂『イギリス帝国の歴史 アジアから考える』、中公新書、2012 これは良書。イギリスの帝国化とその終焉が、東インド会社設立から、香港返還にいたるまで、俯瞰的に描かれている。経済史的な観点が中心だが、基本的な政治問題も当然網羅されており、「英…

坂道のアポロン 1-9

小玉ユキ『坂道のアポロン』1-9、小学館、2008-2012 最終回の放送が今週の土曜日にあるというのに、近所のレンタルコミック屋に全巻あったので、借りて読んでしまった。自分でも堪え性のなさを反省。しかし、これはやはり名作。さきにアニメを見ているので、…

トリプルファイター 26話

「トリプルファイター」26話、「さようならトリプルファイター」 いいかげん疲れてきて、全部見る気がなくなったトリプルファイター。もう最終回だけ見ればいいや。最後の怪人はブラッドパワー。最終回なので、もうちょっとかっこいい造形にしてやればいいの…

女囚701号さそり

「女囚701号さそり」、梶芽衣子、三原葉子、渡辺文雄ほか出演、伊藤俊也監督、東映、1972 これ初めて見たけど、おもしろいわ。梶芽衣子が、恋人で麻薬担当刑事の夏八木勲に裏切られてしまい、復讐のために殺そうとして失敗し、刑務所に放り込まれてしまうが…

解剖と変容 プルニー&ゼマーンコヴァー|チェコ、アール・ブリュットの巨匠

「解剖と変容 プルニー&ゼマーンコヴァー|チェコ、アール・ブリュットの巨匠」、広島市現代美術館 これも月曜日までかかっていた展覧会。また最終日になってからあわてて行ってきた。 アール・ブリュット、素人美術だけど、はっきり言ってキチガイ美術だ。…

電人ザボーガー 14話

「電人ザボーガー」14話、「不死身の殺し屋ギルコンフー」 せっせとΣ大魔城の工事に精を出す悪之宮博士。逃げ出した作業員は容赦なく、怪人ギルコンフーのえじきに…。このギルコンフー、坊主頭のプロレスラーが大リーグボール養成ギブスをつけているような外…

平清盛 28話

「平清盛」28話、「友の子、友の妻」 東国へ落ち延びようとする義朝一行。しかし頼朝ははぐれてしまう。義朝と鎌田正清は、正清の岳父、長田忠致を頼っていくが、忠致が裏切ったことを知り、刺し違えて死にました。って、義朝って、忠致の館で風呂に入ってい…

トリプルファイター 21話

「トリプルファイター」21話、「復讐の大たつまき!」 今回の怪人は、16話に出てきたバービーブーの「親友」だったというテンパージョー。造形はあいかわらずダサい。水牛の頭に羽飾りがついたような感じの頭。こいつが、「バービーブーの仇を取る」と称して…

坂道のアポロン 11話

「坂道のアポロン」11話、「レフト・アローン」 早朝、家を出ようとする千太郎を家の前で待ち受けていた薫。殴り合いの末、結局千太郎は家出をやめることにする。帰ってきた父親に「子供は親に遠慮するものじゃない」と言われる千太郎。 薫と千太郎は、文化…

テルマエ・ロマエ I

ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』I、エンターブレイン、2009 今頃になってやっと読んでみた『テルマエ・ロマエ』。やはりおもしろいわ。 まあ風呂のうんちくは、この巻ではそんなにすごいことを言っているわけでもないし、ルシウスがなんで風呂から風呂へ時…

薄桜記 1話

「薄桜記」1話、「密通」 山本耕史、柴本幸、高橋和也ほか出演、NHKBSプレミアム、2012.7.13 NHKBSプレミアムではじまった新しい時代劇のシリーズ。もう新作で時代劇をつくっているテレビ局はほぼNHKだけだなあ。これだけちゃんと作っているのに、総合テレビ…

アフリカ

「NHKスペシャル」取材班『アフリカ 資本主義最後のフロンティア』、新潮新書、2011 NHKスペシャル「アフリカンドリーム」の内容をディレクター達が書籍化したもの。 取り上げられている国は、東アフリカばかりで、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、エチオピア、…

エヴァルド・ダネル/広島交響楽団

モーツァルト ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ドヴォルザーク スラブ舞曲(全曲) 指揮、ヴァイオリン:エヴァルド・ダネル、広島交響楽団 広島市文化交流会館、2012.7.12 広饗の定期演奏会は、ドヴォルザーク「スラブ舞曲」の全曲演奏会。最初のモ…

しいちゃん日記

群ようこ『しいちゃん日記』、マガジンハウス、2006 著者の猫日記。しいちゃんというのが飼い猫の名前。 著者はほんとうの「猫かわいがり」状態で、仕事以外のほとんど全部のことが猫に投入されているような感じ。よそに預けることができないので、旅行にも…

武器の歴史大図鑑

リチャード・ホームズ編(五百旗頭真、山口昇監修、山崎正浩訳)『武器の歴史大図鑑』、創元社、2012 これは大した本。リチャード・ホームズは、イギリス王立武器博物館の評議員で、この本はその所蔵品のカタログ。 先史時代から現代におよぶ、また西洋世界…