2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

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スケオタデイズ

グレゴリ青山『スケオタデイズ 戦慄のフィギュア底なし沼』、KADOKAWA、2015 これもコミックエッセイ。ネタはフィギュアスケート観戦。フィギュアスケート、ジャニーズ、宝塚は、女ヲタの三大底なし沼という話を昔聞いたことがあるが、スケートのことはよく…

薄幸日和

グレゴリ青山『薄幸日和』、小学館、2014 著者は基本的にはコミックエッセイを書く人だが、これはストーリーつきのマンガ。とはいえ、マンガの舞台は著者の地元の京都で、地域ネタがたくさん入っているので、コミックエッセイとそれほどテイストは変わらない…

あまちゃん 37-39話

「あまちゃん」(第7週「おらのママに歴史あり」)、37-39話 アキの誕生会で、じっちゃんが「春子はアイドルになるって言って、家出したんですよ」としゃべってしまい、座は白けた雰囲気に。それはみんなが知っていて、口に出さずに黙っていたことだった。 …

けんか空手 極真拳

「けんか空手 極真拳」、千葉真一、成田三樹夫、千葉治郎ほか出演、山口和彦監督、東映、1975 「空手バカ一代」の実写映画化第一弾。同名の映画もあるが、これが一番先にできた。マンガ、アニメと同レベルのむちゃくちゃさだが、これはおもしろい。 冒頭シー…

田中角栄秘録

大下英治『田中角栄秘録』、イースト新書、2013 「田中角栄エピソード集」のような本。最初の部分は、田中角栄と、石破二朗、石破茂親子のエピソードから始まっていて、ここは石破茂から直接聞いたのだろう。 その後の部分も、入内島金一(田中の政界入り以…

ドキュメント72時間・駄菓子屋 子どもたちの小さな宇宙

「ドキュメント72時間」「駄菓子屋 子どもたちの小さな宇宙」、NHK総合、2015.5.15 この回のドキュメント72時間は、「駄菓子屋」。神戸の「淡路屋」というお店だが、場所の場末感といい、いい感じで古びたお店。もう50年以上、三代続く店で、お店を始めたお…

あまちゃん 34-36話

あまちゃん(第6週「おらのじっちゃん、大暴れ」)、34-36話 ヒロシは春子から、アキが好きなのは種市だとばらされてしまい、観光協会に出なくなってストーブ生活に逆戻り。春子は、ヒロシとユイの父、足立功と話をして、アキがやりたがっているのならテレビ…

まだ間に合う!「まれ」

「まだ間に合う!「まれ」」、NHK総合、2015.5.9 朝ドラ「まれ」のキャッチアップ用再編集版。本編もつまみ食いして見ていたが、続けて見るかどうかを決めるために見た。しかしこれは本編は見ない。 主役の土屋太鳳は、元気で見どころのありそうな女優。他の…

太平洋戦争のロジスティクス

林譲治『太平洋戦争のロジスティクス 日本軍は兵站補給を軽視したか』、学研、2013 太平洋戦争(と日華事変)の日本陸海軍補給組織小史、という内容。300ページあまりのボリュームで、陸軍と海軍両方の補給組織、輸送部隊、自動車、鉄道、馬匹、船舶を含めた…

あまちゃん 31-33話

「あまちゃん」(第6週「おらのじっちゃん、大暴れ」)、31-33話 アキの祖父、春子の父の忠兵衛が帰ってきた。納得行かない顔の春子はほっておいて、スナックの客は天野家で騒いでいる。夏ばっぱの浮気騒動も、夫の帰りを心配して組合長に聞き込みに通ってい…

自衛隊が危ない

杉山隆男『自衛隊が危ない』、小学館、2014 2014年発行というのはこれが電子版だからで、底本は2009年に出ている。著者にしてはめずらしい、自衛隊の問題に対する批判を集めた本。 論点は、「軍人」精神の欠如、戦前からの伝統の無批判な受容、アメリカ追随…

タカラヅカ・ハンドブック

雨宮まみ、はるな檸檬『タカラヅカ・ハンドブック』、2014、新潮社 この本を読むまで雨宮まみがヅカヲタだとは知らなかった。雨宮まみが書いているのだから、そんなに変なことはないだろうと思ったが・・・ヅカヲタの心の一端をかいま見ることができたという…

あまちゃん、28-30話

「あまちゃん」(第5週「おら、先輩が好きだ!」)、28-30話 アキは、種市先輩に頼んでいきなり潜水服を着てプールで潜っている。これは早いわ。種市先輩は、学校を出たら羽田の拡張工事をやるという。しかし戻ってきたアキに、ユイがヒロシからのラブレター…

有坂銃

兵頭二十八『有坂銃 日露戦争の本当の勝因』、光人社NF文庫、2009 四谷ラウンドから1998年に出ていた同名の本を文庫化したもの。日露戦争時の日本陸軍が使用した標準的な野砲=三十一年式野砲と、小銃=三十年式歩兵銃の設計者である、有坂成章の評伝。 単な…

インドの仏

「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」、東京国立博物館、2015.5.8 大英博物館展でクタクタになっていたが、これだけでやめるともったいないので、こっちのインド仏教美術も見てきた。日頃めったに行かない表慶館での展示。 日本や中国…

大英博物館展

「大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史」、東京都美術館、2015.5.8 東京都美術館の「大英博物館展」、100点くらいだったらサクッと見られるだろうと思っていたら、そんなことは全然なかった。圧倒された。2時間半くらいかけて見て、それでも最後の方は適…

講談 真田幸村大坂出陣

「日本の話芸 講談 真田幸村大坂出陣」、神田陽子、NHK総合、2015.5.2 久しぶりに講談というものを聞いた。演者は神田陽子。 この枠は30分なので、大坂冬の陣の話を語るのかと思ったら、おはなしはこれから出陣するところでおわり。そういうものなのか。 聞…

青春H できる子の証明

「青春H できる子の証明」、相田淑見ほか出演、原田裕司監督、2013 これは「青春H」というシリーズもの映画のひとつ(31作目)で、監督はこれが長編第1作、女優も出ている人は一人も知らない映画。主役の相田淑見という人も、これ1作しか出ていないようでま…

あまちゃん 25-27話

「あまちゃん」(第5週「おら、先輩が好きだ!」)、25-27話 安部ちゃんがまめぶ売りに旅立つ日。遅れてぎりぎり到着した春子に、安部ちゃんはいままでの思いを全部ぶちまける。安部ちゃん、見せ場つくってもらっていいなあ。代わりに事務の仕事に来たのは、…

ポエムに万歳!

小田嶋隆『ポエムに万歳!』、新潮社、2014 メールマガジン、雑誌の原稿に、語りおろし対談(相手は、CMプランナー、作詞家の麻生哲朗)を足して編集した本。おもしろい。 ポエムは著者が勝手に意味をつくった言葉で、「書き手が何か(詩、散文その他)を意…

根本敬の映像夜間中学 広島校

「根本敬の映像夜間中学 広島校」、2015.5.3、音楽喫茶ヲルガン座 根本敬の映像つきトークショー。この人が広島に来たのは、4年か5年前だったような気がするので、見るのはそれ以来。映像を肴にして、根本敬が話すのだが、トークはあくまでも映像へのコメン…

マッサン スピンオフ たそがれ好子

「マッサン スピンオフ」、「たそがれ好子」、NHKBSプレミアム、2015.5.2 マッサン、エリー、エマが家族旅行に出ようとしていた、1938年、大阪から好子が同じ住吉酒造の池田と駆け落ちして、余市にやってきた。マッサン一家はそのまま旅行に出てしまい、好子…

あまちゃん 22-24話

「あまちゃん」(第4週「おら、ウニが獲りてぇ!」)、22-24話 海女の安部ちゃんは、まめぶの売り子をすることになり、海女を引退することになった。アキはまたもユイに勝てないことを感じてしまう。しかも「あんたみたいなブス、アイドルになれるわけないじ…

無人暗殺機ドローンの誕生

リチャード・ウィッテル(赤根洋子訳)『無人暗殺機ドローンの誕生』、文藝春秋、2015 これは名著。新聞の書評でも2紙くらいとりあげていたが、技術革新の物語であり、組織変革の物語であり、戦争の方法の革新についての物語であり、なにより人間ドラマにな…

イラストでまなぶ!ロシア連邦軍

小泉悠、JSF、高町紫亜ほか『イラストでまなぶ!ロシア連邦軍』、ホビージャパン、2015 萌えイラストのはいった「イラストでまなぶ!」シリーズの本だが、これはよく書けている。2015年時点でのロシア連邦軍についての、最も包括的で詳しく書かれた本。 ロシ…