2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

伝七捕物帳 恋の飛脚は東海道

「伝七捕物帳」85話 「恋の飛脚は東海道」 客演は、財津一郎/佐野厚子/葉山良二。飛脚問屋、萬屋の飛脚が次々と斬られ、金が奪われる。飛脚って現金を運ぶのか?為替だけかと思っていたが・・・。劇中で飛脚が現金を扱っていたことや、飛脚問屋の仕事について…

平和論にたいする疑問

『平和論にたいする疑問』福田恆存、文藝春秋新社、1955 福田恆存の時論集。表題になっている進歩主義者の平和論批判は、いま読むとごくあたりまえのことを言っているだけで、それが大きな反響(反感)を呼んだということはなかなか信じられない。そもそも著…

東條英機と太平洋戦争

『東條英機と太平洋戦争』佐藤賢了、文藝春秋新社、1960 陸軍中将、陸軍省軍務局長、東京裁判でA級戦犯として終身刑、1956年釈放、のち東急管財社長という著者による、出獄後最初の著書。東條英機の側近として「三奸四愚」と呼ばれた人物だけあって、東條英…

三国演義 轅門射戟

「三国演義」第10集 「轅門射戟」 孫策の江東征服と曹操が献帝を迎えるところはぜんぶナレーション。お話は荀彧が「二虎競食の計」を献じるところから。計ならずと見るとすかさず荀彧は「駆虎呑狼の計」を・・・。で、呂布にみじめに追い立てられてきた張飛が自…

伝七捕物帳 子はかすがい情けの絆

「伝七捕物帳」84話 「子はかすがい情けの絆」 客演は、石浜 朗/南 美江/松木路子。丹波屋に連れ子とともに後妻に来た女が、姑にいじめられ、家を追い出されてしまう。ところが後妻の連れ子と先妻の子供は仲が良く、追い出された母親を助けようと二人で蔵…

三国演義 孫策立業

「三国演義」第9集 「孫策立業」 やっと孫策の話。孫堅は董卓討伐戦のエピソードでちょっと出てきただけで、殺されるところもナレーションで片付けられていたので、ちょうど出番である。 袁術の宴会で孫策があなどられ、悲憤慷慨する場面があるのだが、これ…

伝七捕物帳 母と名乗れぬ忍ぶ草

「伝七捕物帳」83話 「母と名乗れぬ忍ぶ草」 客演は、南風洋子/松村達雄/服部哲治。江戸の町で娘がかどわかされる事件が続発。かどわかしの現場に赤っ鼻が出くわすが、南蛮渡りの火薬玉を目くらましに使って逃げられる。そして奉行所には「伝七を調べから…

伝七捕物帳 恋のいろはを教えます

「伝七捕物帳」82話 「恋のいろはを教えます」 客演は、緑 魔子/睦 五郎/清川新吾。小春とお玉がお参りにいっていると、スリに財布を袂に押し込まれてしまい、店に後からスリがやってきて財布を強奪していく。ところがその財布には伊勢屋の若旦那と内儀の…

三国演義 三譲徐州

「三国演義」第8集 「三譲徐州」 曹操の父曹嵩が、張?羯に殺され、曹操は徐州に出兵ということなのだが、いきなり出兵の場面になり、曹嵩が殺されるところはナレーションで片付けられている。あれ、「報讐雪恨」の旗印がないよ、と思っていたら曹操の陣屋に…

伝七捕物帳 罠を斬った包丁

「伝七捕物帳」81話 「罠を斬った包丁」 客演は、江原真二郎/小松方正/村松英子。やくざの伊達三郎が子分を使って店の主人を賭場に引き入れ、金を貸してはあげくに店ごと乗っ取る手口で次々と店をつぶしていく。当然一番の悪党は小松方正である。江原真二…

三国演義 鳳儀亭

「三国演義」第7集 「鳳儀亭」 連環の計その後のお話。鳳儀亭はどこかでロケをしたのではなく、セットのようだが、ちゃんと作ってある。董卓は太師なので、そう呼ばれているが、中国語でも「太師」は「タイシ」と読むのか・・・と妙に納得。それにしても呂布は…

伝七捕物帳 むすぶ情の夫婦そば

「伝七捕物帳」80話 「むすぶ情の夫婦(めおと)そば」 客演は、園佳也子/松山省二/島田順司。島送りからご赦免になった大店の跡取り息子の松山省二。しかし家は勘当になっており、おめおめ家には帰れない。一方番頭の島田順司は店を継ぐことになっていた…

課外授業

「課外授業」、キャロル・ベイカー、ロッサリーノ・チェラマーレほか出演、ヴィットリオ・デ・システィ監督、イタリア、1975 むかしむかしに見たことがあったような気がするのだが、いま見てみてるとストーリーをまったく覚えていないことからすると、他の映…

三国演義 連環計

「三国演義」第6集 「連環計」 孫堅が井戸の中から「伝国の玉璽」を拾いあげて持ち帰る。この場面、井戸からはまるでネオン管でも入っていそうな緑の光が出ているのに、女官がもっている玉璽の入った箱からは赤い光がさしているんですが・・・。いい加減だなあ…

伝七捕物帳 愚かなり!ああ親ごころ

「伝七捕物帳」79話 「愚かなり!ああ親ごころ」 客演は、伊吹吾郎/多々良純/志摩みずえ。火事が起こって、伝馬町の牢に入れられていた囚人がお解き放ちになる。しかし翌日の九つ、つまり正午の刻限までに戻ってこないと張りつけ獄門。無実の罪で牢に入れ…

伝七捕物帳 娘さらい お化け騒動

「伝七捕物帳」78話 「娘さらい お化け騒動」 客演は、佐藤蛾次郎/関根世津子/真家宏満。怪談話。ちょっと夏っぽい感じ。長屋を追い出された佐藤蛾次郎がなんとか追い立てを免れようとして、長屋に幽霊が出ると芝居を仕込む。芝居のネタは簡単にばれるのだ…

俄 浪華遊侠伝

『俄 浪華遊侠伝』司馬遼太郎、講談社文庫、1972 幕末から明治にかけて生きていた侠客明石家万吉こと小林佐兵衛の話。とにかく破天荒な人物で、自分の命を粗末にすることだけで、摂河泉に君臨する大親分になったという人。これも昔短編で読んだと思ったら、…

伝七捕物帳 むすめ捕物恋ごころ

「伝七捕物帳」77話 「むすめ捕物恋ごころ」 客演は、水原麻記/山岡徹也/幸田宗丸。遠州屋にからんだ船頭が殺され、遠州屋が秘密で鉄砲の取引をしているらしいことがわかるのだが、証拠の品が確実にあることがわかるまでは踏み込めない。水原麻記は、親の…

コーラスライン

「コーラスライン」、マイケル・ダグラスほか出演、リチャード・アッテンボロー監督、アメリカ、1975 ミュージカルはいつもはあまり見ないのだが、たまたまスカパーでやっていたので見た。ミュージカルのバックダンサーを選ぶオーディションの話。ある意味楽…

三国演義 三英戦呂布

「三国演義」第5集 「三英戦呂布」 十八諸侯の連合軍と董卓軍との大会戦。ここはタイトルバックの場面にもなっているだけのことはあって、すごい数のエキストラである。昔はともかく、この人数をリアルで動員するのは中国以外には無理だろう。諸侯の旗が色違…

伝七捕物帳 涙の赤っ鼻 情けの十手

「伝七捕物帳」76話 「涙の赤っ鼻 情けの十手」 客演は、津島恵子/武藤英司/幸田宗丸。伝七は、盗賊鬼面組の一人を追い込むが、手柄を赤っ鼻に譲ってやる。ところが赤っ鼻は鬼面組に捕まって晒し者になってしまい、十手は召し上げられる。伝七のとりなしで…

三国演義 孟徳献刀

「三国演義」第4集 「孟徳献刀」 今回の主役は曹操。1話以来ずっと出てきた曹操だが、やっと主役級の扱いである。曹操が泣いている諸官を笑う王允のお誕生会だが、星のようにたくさん灯火がついている。なるほど、夜はこのくらい明かりをつけているわけね。…

伝七捕物帳 酒は涙か花が散る

「伝七捕物帳」75話 「酒は涙か 花が散る」 客演は、太宰久雄/川島育恵/柳沢真一。太宰久雄こと「タコ社長」と柳沢真一、なつかしい・・・。駕籠かきの鶴吉と亀吉の二人が、膳所藩の奥女中殺しに巻き込まれる。伝七は膳所藩内のもめ事で女中が殺されたことを…

伝七捕物帳 酒は涙か花が散る

「伝七捕物帳」75話 「酒は涙か 花が散る」 客演は、太宰久雄/川島育恵/柳沢真一。太宰久雄こと「タコ社長」と柳沢真一、なつかしい・・・。駕籠かきの鶴吉と亀吉の二人が、膳所藩の奥女中殺しに巻き込まれる。伝七は膳所藩内のもめ事で女中が殺されたことを…

三国演義 董卓覇京師

「三国演義」第3集 「董卓覇京師」 董卓が帝位簒奪をたくらみ、呂布を引き込んで丁原を誅させ、協皇子を帝に立てるまで。呂布は今回が初登場。長身大躯、ギョロリとした大きな眼、まさしく英雄の相である。今更気がついたが、赤兎馬のテーマソングがあった!…

伝七捕物帳 嘘と真実は紙ひとえ

「伝七捕物帳」74話 「嘘と真実は紙ひとえ」 客演は、山田吾一/姫ゆり子/沼田曜一。赤っ鼻が、誰も顔を知らぬ盗賊、幻の吉兵衛を捕まえた。といっても赤っ鼻のことなので、当然人違いである。しかし捕まった山田吾一が人違いだといわない。しかも、本物の…

三国演義 十常侍乱政

「三国演義」第2集 「十常侍乱政」 2話は、後漢朝廷内部の権力闘争。董太后と何后の醜い争い(これはどっちもハマリ役)、何進と十常侍の争いから何進が殺され、十常侍もバラバラになって、落ちていった少帝と協皇子が董卓軍に拾われるまでの話。このあたり…

伝七捕物帳 母恋い怨み花

「伝七捕物帳」73話 「母恋い怨み花」 客演は、大原ますみ/岡田英次/伊藤 高。材木屋の紀州屋(岡田英次)の四人の娘が二人殺され、あげくにおかみまで殺されてしまう。現場に落ちていた矢立から、疑いは手代にかかるが、さらにまたもう一人の娘が殺される…

三国演義 桃園三結義

「三国演義」1話 「桃園三結義」中国中央電視台、1994 NHKBSで昔夕方に再放送していた「三国志」。いつのまにかGyaoに上がっていたのである。しかしこれは視聴期間の制限がついていて、いつまでも見られない。時間はないし、どうするか。とにかく見られるだ…

伝七捕物帳 腕白小僧の身代金

「伝七捕物帳」72話 「腕白小僧の身代金」 客演は、曾我廼家明蝶/山本麟一/水上竜子。曾我廼家明蝶はこれが三回目の出演か?山本麟一/水上竜子の悪者が、大店に押し込んで金を奪おうとするが失敗、主の息子(上屋健一)をさらうのだが、店の主夫婦は身代…