「けんか空手 極真無頼拳」、千葉真一、藤巻潤ほか出演、山口和彦監督、東映、1976 「けんか空手 極真拳」の続編。といっても、内容は前作と大して違いはない。千葉真一が大山倍達に扮して、めちゃくちゃやりまくるというもの。 千葉真一は、道場破りで石橋…

「ドキュメント72時間」、「中国・大連 日本食材スーパーで」、NHK総合、2015.8.28 海外スペシャルの2回めは大連。近場で安く済ませたね。日本人もいそうだし。先週とは違って、この日はいつもと同じ25分放送。 当然日本人多し。日本語教師のようなありがち…

「あまちゃん」（第21週「おらたちの大逆転」）、124-126話 オーディションの2次選考。太巻は必死でアキを外そうとするが、プロデューサーたちや鈴鹿ひろ美が強引に残してしまう。 アキは、種市を自宅兼事務所に引っ張り込んでいると、春子から電話がかかっ…

野呂邦暢『失われた兵士たち 戦争文学試論』、芙蓉書房、1977 著者は、1912年生まれ、1980年没。小説家。この本は、戦記を中心にした、太平洋戦争についての記録についてのエッセイ。陸上自衛隊の幹部向け雑誌『修親』に1975年から77年まで連載されていた記…

「あまちゃん」（第21週「おらたちの大逆転」）、121-123話 ばっぱが倒れた後、アキはオーディション会場の東京EDOシアターへ。映画は鈴鹿ひろ美と、オーディションで選ばれた娘役のダブル主演。当然会場には、小野寺ちゃんはじめ、GMTメンバーも来ている。 …

「ホットロード」、能年玲奈、登坂広臣ほか出演、三木孝浩監督、「ホットロード」製作委員会、2014 能年玲奈の主演映画。原作は未読。ヤンキーマンガだが、昔はヤンキーはやってたしなー。映画の中では尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」が流れまくっているし。う…

「北の国から」4話 2階が寒くて寝られないという純に、「カネを使わずに何とかして、はじめて男の仕事と言えるんです」とムチャを言う五郎。雪子（竹下景子）はあははと笑っているが、おまえは大人だろう。 東京から令子（いしだあゆみ）の代理人である弁護…

「あまちゃん」（第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」）、118-120話 アキと種市は、ユイのことを心配する。そこに、ユイから、「アキちゃん、逆回転してよ」とのメールが。 よしえは、リアスで涙ながらに「許してもらえるとは思っていないけど、一緒にいたい…

「戦艦シュペー号の最後」、ピーター・フィンチ、アンソニー・クエイルほか出演、マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー監督、イギリス、1956 昔おぼろげに見たような記憶があるのだが、すっかり忘れていたのでもういいわ。原題は、The battle of …

「サンダーバード ARE GO」3話、「スペース・レース」 NHKで始まったサンダーバードのリメイク。先週1話と2話をやったのだが、見そこねた。 キャストは、1号から5号までのパイロット、ブレインズ、ペネロープ、パーカーは同じ。ブレインズは浅黒い肌。インド…

「ドキュメント72時間」、「ニューヨーク コインランドリー劇場」、NHK総合、2015.8.21 この回は海外スペシャルで、45分間ある。ニューヨーク、クイーンズのコインランドリー。洗濯機と乾燥機40台ずつの大きなところ。1回3ドル。洗濯機の容量が大きいことを…

「あまちゃん」（第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」）、115-117話 夏ばっぱと付き添いの大吉が東京に出てきた。北三陸では、みんなお盆休みで暇にしている。ユイが東京行きをやめた理由を知っているのは勉さんだけ。 夏ばっぱは強行軍で東京見物をした後、…

半藤一利『昭和史 戦後編1945-1989』、翩翻者、2013 半藤一利『昭和史』の続編。太平洋戦争敗戦後のことを扱う。 しかし、全15章のうち、9章までが講和条約締結まで、つまり占領下の時期の記述にあてられている。中心は、マッカーサーの政策と、日本政府およ…

「北の国から」3話 純がどうしても北海道住まいを嫌がっていることを知った五郎は動揺する。雪子（竹下景子）は、東京にはいたくないから、五郎の家に置いてほしいと頼み込む。別れた男の子供を堕ろしてきたのだ。その雪子に近づいてくるのが、北村草太（岩…

「陸軍中野学校 雲一号指令」、市川雷蔵、加東大介、村松英子ほか出演、森一生監督、大映、1966 またまた見てしまった「陸軍中野学校」。とりあえず第2作。個人的には、これはかなり好き。 前作で椎名次郎は中国に行かされることになっていたのだが、朝鮮を…

「北の国から」2話 1話を見てから、だいぶ間があいてしまったが、やっと2話。 田中邦衛は、「暮らしてみると楽しいでしょう」などと寝ぼけたことを子供に言っているが、吉岡秀隆は「冗談じゃねえや」と心中思っている。しかも石を集めて食料庫を作るなどとふ…

「太平洋奇跡の作戦 キスカ」、三船敏郎、山村聰、志村喬ほか出演、丸山誠治監督、東宝、1965 これは傑作。日本の戦争映画もこのくらいできるのか。脚本、演技、画面、いいところだらけ。 キスカ島の日本守備隊を撤収させるという困難な任務を引き受けるのが…

「潜水艦イ-57降伏せず」、池部良、三橋達也、平田昭彦ほか出演、松林宗恵監督、東宝、1959 東宝の潜水艦映画。白黒。 戦争末期、潜水艦イ-57が、連合国との和平交渉の使者である某国の大使とその娘をペナンから、スペイン領カナリー諸島に護送するように命…

「あまちゃん」（第19週「おらのハート、再点火」）、112-114話 ドラマに出る出ないで言い争うアキと春子。春子は、自分のせいで事務所をクビになったことをアキが恨んでいると見抜いている。グチるアキに、水口は、「もしどうだったら、とか言える身分じゃ…

「あまちゃん」（第19週「おらのハート、再点火」）、109-111話 春子が会社を立ち上げてアキを売りだすことになった。北三陸では副駅長の吉田くんが栗原ちゃんと結婚。ヒロシは置いてきぼりに・・・。そこに水口がやってきて、アキのマネージャーをさせろと…

「桃太郎 海の神兵」、瀬尾光世監督、松竹、1945 日本の長編アニメーション映画第2作。これはけっこうよくできている。 海軍落下傘部隊（桃太郎、イヌ、サル、キジほか）が、白人の鬼（それっぽく描かれている）が支配する鬼ヶ島を占領して解放するというお…

カザマアヤミ『恋愛3次元デビュー』、双葉社、2014 このマンガは、朝日新聞で、マンガオタの松尾記者が紹介していて、おもしろそうなので買ってみた。30歳近くになるまで、恋愛経験ゼロの著者が一念発起して、相手を見つけて結婚するまでの過程を描いたコミ…

津上俊哉『巨龍の苦闘』、角川新書、2015 中国経済の分析本。この分野では定評のある著者の本なので、期待して買ったが、予想を上回るおもしろさ。 中国経済は「崩壊」のような急速な収縮は起こらないものの、中期的には中央政府の財政問題、長期的には少子…

ウラジーミル・ナボコフ（大久保康雄訳）『ロリータ』、新潮文庫、1980 やっと読めた。旧訳の方だが。それにしても大傑作。 映画になったものは見てないが、これは映画にしないほうがいい作品。ロリータの魅力は、妄想世界の中で一番輝けるもので、実物を見…

中村淳彦『AVビジネスの衝撃』、小学館、2015 アダルト業界を知悉している著者による、「アダルトビデオの歴史」のような本。アダルトビデオ黎明期から現在まで、アダルトビデオ業界がどういう商売をしているのかということが、流通、監督、女優、男優などか…

石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』、講談社現代新書、2015 ヒトラーとナチ体制のハンディな入門書。ヒトラーの青年期から、第二次世界大戦の終結まで、ひととおり書かれている。重点をおいているのは、ナチ政権成立とナチ体制が確立する1934年ごろまでの時…

「ど根性ガエル」（2015）、5話 最近話題になっている実写ドラマ版「ど根性ガエル」。5話だけ見た。これはけっこうおもしろい。 ピョン吉はCG。ひろし（松山ケンイチ）は、30歳でゴリラパンで働く平社員。ゴリライモ（新井浩文）はパン工場「ゴリラパン」の…

「あまちゃん」（第17週「おら、地元に帰ろう！？」）、106-108話 GMTのデビュー曲の録音には春子がついてきた。アキが音を上げるほど練習させてなんとか収録。 アキが夏ばっぱに電話すると、ユイが海女になるという驚愕の事実が判明。アキはびっくりして、…

「かくて神風は吹く」、阪東妻三郎、片山明彦、嵐寛寿郎ほか出演、丸根賛太郎監督、大映、1944 元寇（弘安の役）ネタの時代劇。戦争末期の映画なので、徹底抗戦スローガンと二重写し。 文永の役が終わり、再度の元軍侵攻に備える鎌倉武士。しかし河野通有と…

平井康嗣、野中大樹『国防政策が生んだ沖縄基地マフィア』、七つ森書館、2015 沖縄米軍基地利権の問題を追いかけた本。著者の二人は『週刊金曜日』記者。本書は『週刊金曜日』の連載に加筆したもの。 ここでの主役は、仲泊弘次（東開発会長）、荻堂盛秀（沖…