びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

びわ湖ホールプロデュースオペラ 神々の黄昏

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー「神々のたそがれ」 ジークフリート:エリン・ケイヴス ブリュンヒルデ:池田香織 ハーゲン:斉木健詞 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 2020.3.8 この公演、コロナ騒動で中止になったのだが、それを全部(土曜日、日…

私が食べた本

村田沙耶香『私が食べた本』朝日新聞出版、2018 これは書評と著者の執筆に関するエッセイ本。『きれいなシワの作り方』より、こっちのほうがはるかに振り切っていて、おもしろい。 書評、解説で取り上げている本、自分が読んでいる本と一冊も重なっていない…

私が食べた本

村田沙耶香『私が食べた本』朝日新聞出版、2018 これは書評と著者の執筆に関するエッセイ本。『きれいなシワの作り方』より、こっちのほうがはるかに振り切っていて、おもしろい。 書評、解説で取り上げている本、自分が読んでいる本と一冊も重なっていない…

きれいなシワの作り方

村田沙耶香『きれいなシワの作り方 ~淑女の思春期病』マガジンハウス、2015 村田沙耶香のエッセイ。これは、2013年から2015年までの間に執筆されていた分。あとがきを書いている時点で、36歳になったばかりだと書いている。 小説よりは、キチガイ度をかなり…

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし

「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」サントリー美術館 サントリー美術館で今月末までかかっている河鍋暁斎の展覧会。休日に行ったが、そこそこに人は来ていて、けっこう人気。それはそうだろう。 展示スペースの制約があるのか、それほど大きな作品は少ない…

奇想の系譜

「奇想の系譜」江戸絵画ミラクルワールド、東京都美術館 東京都美術館にかかっている、江戸絵画の展覧会。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠慧鶴、鈴木其一が並んでいる。これらの人々に注目した最初期のひとりが辻惟雄で…

学校の戦後史

木村元『学校の戦後史』岩波新書、2015 学校の「戦後史」となっているが、戦前期の学校制度の成立以後の事情にも触れられているので、日本における学校の歴史と社会、みたいな本になっている。 統計が多く出ており、これは非常にありがたい。学校制度は明治…

おどろきの中国

橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司『おどろきの中国』講談社現代新書、2013 橋爪、大澤、宮台の社会学者3人による中国についての鼎談。 中国がどういう「原理」で動いているのかを説明する第1部と、毛沢東時代を考察する第2部は、非常に勉強になった。鼎談本な…

バレエとダンスの歴史

鈴木晶(編著)『バレエとダンスの歴史』平凡社、2012 タイトルの通りで、これは大学の舞踊論の教科書として書かれた本。しかし、歴史としてはこれでよいが、舞踊そのものの映像がないと、これだけではわからない。 やはりビデオで見ながら読むもので、図版…

びわ湖ホール ジークフリート

ワーグナー「ジークフリート」 ジークフリート:クリスティアン・フォイクト ミーメ:高橋 淳 さすらい人:ユルゲン・リン アルベリヒ:大山大輔 ブリュンヒルデ:ステファニー・ミュター 沼尻竜典指揮、京都市交響楽団 びわ湖ホール、2019.3.3 これは先週、…

人類進化の700万年

三井誠『人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」』講談社現代新書、2005 ちょっと前の本だが、おもしろかった。著者は読売新聞の科学記者。この分野、よく知らなかったので非常に勉強になった。 一番わかっていなかったことは、ヒトの進化は単線的…

したがるオスと嫌がるメスの生物学

宮竹貴久『したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界』集英社新書、2018 著者は生物学者。対象は、昆虫の生殖。非常におもしろい本で、著者の研究対象を通じて、生物の交配行動がわかりやすく説明されている。 著者の主要な研究対象は…

太宰治『鴎』 1940年に書かれた短編。小説だが、半ばはエッセイのようでもある。ほとんど自分語り。兵隊さんの書いた小説とか、酒のこと、飲み屋のこと、いろいろ材料はちりばめてあるが、ほとんどは、周りに乗り切れない自分のこと。 だいたい「芸術家」と…

貨幣

太宰治『貨幣』 お金ネタ、戦時中ネタの短編。語り手は「百円札」で、いろんなところを回っていくという設定。この設定、昔子供の頃に読んだ小説に出てきたと思ったが、こちらの方がどう考えても先にかかれている。 百円札が回り回って、闇屋と大尉殿の間で…

禁酒の心

太宰治『禁酒の心』 これはエッセイ。酒にかこつけて、やはり自分の戯画。 もちろん禁酒など実際にはしていないので、とにかく毎日酒をのみたいばかり。酒を求めて行列する(このエッセイは戦争直前のもの)のが嫌なのだが、もっと嫌なのは、飲み屋のやりと…

きりぎりす

太宰治『きりぎりす』 画家が主人公の短編。語り手は画家の妻。 語り手はいい家のお嬢様。貧乏画家と見合いして、他の条件のいい男を振ってヨメにいくのだが、お嬢様、ガチの芸術家がよかったので貧乏でも楽しかった。ところが夫がだんだん売れだして、金も…

魚服記

太宰治『魚服記』 怪奇譚。茶店の女の子が、水に飛び込んだら変身したという話。 しかしこの話、前半の茶店での女の子の生活と、終わりで女の子が水に飛び込む話がうまくつながっておらず、なんで女の子が変身してしまうのかがよくわからない。落ちがあまり…

チェーホフ試論

神西清『チェーホフ試論 -チェーホフ序説の一部として-』 神西清のチェーホフ評論。これはよくできている。 チェーホフ作品のほとんどを訳しているのだから、よくわかっていて当然といえば当然だが、チェーホフの人と作品を両方よく理解しているから書ける…

折りたたみ北京

ケン・リュウ(編)、中原尚哉ほか訳『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』早川書房、2018 中国SF短編集。非常におもしろい。 アンソロジーで、七人の作家の13編と、エッセイ3編が載っている。 一番おもしろかったのは、劉慈欣「円」「神様の介護係」。…

黄金風景

太宰治『黄金風景』 これは戦前の作。1939年発表とある。ネタは、昔の女中。 昔は鈍で、バカにしか見えなかった女中の消息をいきなり主人公に告げる「お巡り」(この書き方は咎められなかったのか?)。バカ女中に会いたくない主人公は、お巡りとともに訪ね…

おしゃれ童子

太宰治『おしゃれ童子』 これも、太宰治の自分ネタ。おしゃれ童子とはもちろん自分のこと。中学生の時から、おしゃれに打ち込み、金はあるから、着るものも自分であつらえている。そして、鳶の格好をむりやりしようとして、お店の人に今どき、そういう服はな…

おさん

太宰治『おさん』 戦後の話。夫がよそで浮気したあげく、浮気相手と心中するという流れを妻の立場から描くというもの。半分気持ち悪い。 夫は革命を振り回して、雑誌記者と出来てしまい、相手を妊娠させてしまって、心中。夫は状況に振り回される、非常に弱…