2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

トリプルファイター 7話

「トリプルファイター」7話、「SATに平和の日はない!」 結局今週も見たトリプルファイター。ユリの髪型が、頭の両横に束ねる古いもので、時代を感じさせる。 今回の怪人エレキラー、なんだか牛の骸骨みたいなトホホな外見。いつものことだけど。 そしておは…

花のズボラ飯

久住昌之(原作)、水沢悦子(マンガ)『花のズボラ飯』、秋田書店、2011 各所で話題の「花のズボラ飯」。ようやく図書館で借りてきた。これ、マンガ描いてるのはどう見ても、うさくんでしょ。絵がいっしょじゃんか。このほわんとかわいい感じの絵柄に、スク…

ジークフリート ファビオ・ルイージ/メトロポリタン歌劇場 METライブビューイング

ワーグナー 「ジークフリート」 ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート) デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ) ブリン・ターフェル(さすらい人) ファビオ・ルイージ指揮、メトロポリタン歌劇場管弦楽団 ロベール・ルパージュ演出 METライブビューイング…

NHK問題

武田徹『NHK問題』、ちくま新書、2006 つまらない本。どこがつまらないかというと、著者が一番いいたいことらしい「公共放送の公共性とは何か」というメッセージがつまらない。 「反権力」や、「メディアはこうあるべき」という議論を最初に振り回すようなNH…

カーネーション 116-121話

「カーネーション」116-121話、第21週「鮮やかな態度」 聡子は洋裁学校に通い始めるがすぐにヤル気をなくしてしまい、糸子はあきれる。しかし人間が丸くなったのか、聡子を退学させて家で働かせることに。その聡子に客の注文が入り、聡子はデザインを糸子で…

平清盛 8話

「平清盛」8話、「宋銭と内大臣」 清盛は、家貞(中村梅雀)の案内で、博多にある神埼荘の市を見に行き、そこではじめて銭を見る。そして忠盛が院宣を偽造して密貿易をしていることを知る。 西行は、鳥羽院に呼ばれて院をヨイショする歌をよみ、ほめられる。…

東大脳の作り方

安川佳美『東大脳の作り方』、平凡社新書、2006 前に読んだ同じ著者の医学部生活の手記がおもしろかったので、前著のこちらも読んでみた。こちらの方は著者の受験日記のようなもの。受験生の手記といっても東京大学理科三類なので、エライわけである。 小学…

トリプルファイター 6話

「トリプルファイター」6話 「魔の9・8作戦をぶち砕け!」 この回はなんとなく記憶にある。デビルカーの屋根に、小さい大砲みたいなものが乗っかっている。人工地震の研究者、広坪教授をさらって東京にM9.8の巨大地震を起こしちゃえ、というのがこの「9・…

トリプルファイター 5話

「トリプルファイター」5話 「催眠銃AZ作戦!」 くだらないとは思いつつ、なぜか見ないではいられないトリプルファイター。この週の怪人はブレイカー。安い上に気持ち悪いのはいつもどおり。 この怪人が当たるとデーモンの手先になってしまうという「催眠銃…

タンホイザー 沼尻竜典/広島交響楽団

ワーグナー 「タンホイザー」(抜粋、演奏会形式) 福井敬(タンホイザー) 安藤赴美子(エリーザベト) 小山由美(ヴェーヌス) 黒田博(ヴォルフラム) 沼尻竜典指揮、広島交響楽団、ひろしまオペラルネッサンス合唱団、広島市文化交流会館、2011.2.24 広…

目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅 第壱百伍拾参話

「ロケみつ」 「目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅」第壱百伍拾参話、「まるで泣かないかな」 前半の「ラッキーお菓子ブログ旅」。コンビニがなかなか見つからず右往左往する二人。子供は「吐きそう」と言っているが、時間が無いので猶予はない。ついたのは…

新聞消滅大国アメリカ

鈴木伸元『新聞消滅大国アメリカ』、幻冬舎新書、2010 「アメリカでは新聞は消えつつあります」という、いまさらなにを、というお話をしている本。著者はNHKのディレクター。ギャラクシー賞奨励賞を二度受賞ということなので、それなりにがんばっている人な…

トリプルファイター 4話

「トリプルファイター」4話 「トリプル・ファイター危機一髪!」 あいかわらずとほほなトリプルファイター。4週目はさらに安い感じ。最初の場面はどこかの海岸でレッドとデビラーたちが安い格闘。緊張感がないなあ。デビラーたちも1台に1人しか乗っておらず、…

原発と日本はこうなる

河野太郎『原発と日本はこうなる』、講談社、2011 衆議院議員の河野太郎による、原子力発電とエネルギー問題についての本。自民党の中で核燃サイクル計画反対を一人で言い続けてきた人の本だけあって、非常によくまとまっている。 中でも出色なのは、電力会…

長靴をはいた猫

「長靴をはいた猫」、矢吹公郎演出、東映、1969 これは子供の頃に見て(封切時ではなく、野外音楽堂での上映会だった)、それから学生の時にどこかの映画館でのアニメオールナイト企画で見て以来、ひさしぶりに見た。おもしろい。 原作はかなりいじってある…

孟子

金谷治『孟子』、岩波新書、1966 古本屋の本棚にあったのでつい買ってしまった本だが、なつかしの岩波新書青版である。奥付を見ると、2008年で21刷。長く生き残っている本ということだ。 自分は孟子も読まないことはないが、論語ほど心を動かされるというこ…

日本の童貞

渋谷知美『日本の童貞』、文春新書、2003 「日本における童貞に関する言説史」の本。19世紀末から1920年代までの雑誌記事、および1952年から2002年までの雑誌記事を網羅的に探して、童貞に関する記事を全部集めて読んでいくという手法で書かれている。 1960…

カーネーション 110-115話

「カーネーション」110-115話、第20週「あなたを守りたい」 今週は、糸子の娘たちが本格的に前に出てきて、糸子は半ばナレーターみたいな位置に下がっていくようなストーリー。 若手の登竜門、壮麗賞を受賞した直子は鼻高々。一方、岸和田でそれを聞いた優子…

平清盛 7話

「平清盛」7話、「光らない君」 今週は清盛の結婚エピソード。父、忠盛は海賊退治の恩賞を辞退させられて、その代わりに清盛に従四位下が授けられる。摂関家の忠実は、御礼言上に昇殿した清盛を「武士はどこまでいっても王家の犬」とあざ笑う。その帰りに清…

袋小路の男

絲山秋子『袋小路の男』、講談社文庫、2007 さいきん絲山秋子の小説とてんでごぶさたしていた。これはこっちが読みに行くのをさぼっていただけで、絲山秋子はあいかわらずいろいろと書いている。これは近所の古本屋にあったので、買った。400円くらいの安い…

フランソワ=グザヴィエ・ロト、南西ドイツ放送交響楽団、萩原麻未、ラヴェル、ピアノ協奏曲、

ヴェーベルン:夏の風の中で-大オーケストラのための牧歌 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 <ピアノ:萩原麻未> ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55≪英雄≫ フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮、南西ドイツ放送交響楽団、ALSOKホール、2012.2.18 こ…

ブラタモリ 江戸の運河

「ブラタモリ」 「江戸の運河」、2012.2.16 今週のブラタモリは江東区東大島から。住宅街だが、ここには小名木川という昔の運河が。今回の案内人は、江東区中川船番所資料館学芸員の久染健夫氏。これが江東区の歴史資料館らしい。この小名木川は家康以来の江…

空飛ぶゆうれい船

「空飛ぶゆうれい船」、池田宏監督、東映、1969 これは以前にエントリに書いたが、ついついまた見てしまったので、二度目のエントリ。 岩井俊二セレクションの映画を上映する特集で日本映画専門チャンネルでかかっていたのだが、この特集でかかっていたのが…

動物園にできること

川端裕人『動物園にできること 「種の方舟」のゆくえ』、文春文庫、2006 これは良書。動物園が何をしているか、何をしようとしているかを、主にアメリカの動物園の取材から伝える本。単行本の刊行は1999年で、この時点で書かれている部分では、「日本の動物…

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲/交響曲第4番 広島交響楽団

バラキレフ 3つのロシアの歌の主題による序曲 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35 ヴァイオリン:クララ=ジュミ・カン チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36 秋山和慶指揮、広島交響楽団、アステールプラザ大ホール、2012.2.18 このコ…

ほんものの漆器

荒川浩和、山本英明、高森寛子ほか『ほんものの漆器 買い方と使い方』、新潮社、1997 美術品ではない、普段遣い用の漆器の本。普段遣い用といっても、そんなにお安くはない。直径12.5cm、高さ8cmくらいの椀で、1万円から2万5千円くらいになっている。この本…

目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅 第壱百伍拾弐話

「ロケみつ」 「目指せ!鹿児島 西日本横断ブログ旅」」第壱百伍拾弐話、「奇跡を知る」 前半の自力海鮮丼ブログ旅。長崎県宇久島でブリを釣るという企画。運よく船に乗せてもらえることになって、海に出た。漁師のおじさんは、向こうのほうが釣れるけど波が…

謎とき平清盛

本郷和人『謎とき平清盛』、文春新書、2011 本郷和人は本を書いてはおもしろく、口を開いてもおもしろい(放送大学の中世史の講義は、本郷和人のところだけ非常におもしろかった)、無双の中世史家である。この本は「大河ドラマ時代考証者」というのが帯の売…

怪奇大作戦 26話

「怪奇大作戦」26話、「ゆきおんな」 冒頭のロケ地、那須の北温泉だ。古い建物はずっと変わっていない(江戸時代からある)ので、見た途端にわかった。スタッフも温泉旅行がしたかったのね。ここは三回行ったので、よく覚えている。 そしてお風呂に現れる怪…

徹底検証 日清・日露戦争

半藤一利、秦郁彦、原剛、松本健一、戸高一成『徹底検証 日清・日露戦争』、文春新書、2011 もとは文藝春秋臨時増刊『「坂の上の雲」と司馬遼太郎』のために行われた座談会が、紙幅の都合で全部を収録できなかったものを、新書化して全文を載せたというもの…