2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ちどり湯

「ちどり湯」、広島市西区南観音3-6-6 ここはよく客が入っている銭湯。いつ行っても、コンスタントに客がいる。場所的には、空港通りに面していて、中心部からは遠いが、駐車場も5台分くらいあり、遠いところからも集客している。 比較的近くに「南の風 いい…

マッサン 53-54話

「マッサン」53-54話 野々村が持ってきた、「月給100円の化学教員」の口にかなり心が動いているマッサン。しかし、エリーは、ウィスキーへのマッサンの思いをわかっているので、動じない。 一方、鴨居の大将は、日本人のウィスキー技術者を見つけようとして…

広島今昔散歩

原島広至『広島今昔散歩』、中経の文庫、2014 これは非常におもしろい本。著者は、この「○○今昔散歩」というシリーズ本を出していて、他に、東京、神戸、横浜、大阪、名古屋、百人一首、東京スカイツリーと7冊あり、この本が8冊目。 副題に、「彩色絵はがき…

威風堂々クラシック in Hiroshima 広島市現代美術館

「威風堂々クラシック in Hiroshima」広島市現代美術館、2014.11.29 ストラヴィンスキー 「兵士の物語」 ベートーヴェン 「交響曲第1番」第1楽章 「交響曲第3番」第1楽章 「交響曲第5番」第1楽章 「交響曲第7番」第1楽章 「交響曲第9番」第1楽章 ヴァイオリ…

新作能 紅天女の世界

氷川まりこ(美内すずえ監修)『新作能 紅天女の世界』、白泉社、2006 題材になっている能「紅天女」が来年の2月に廿日市市のさくらぴあで上演されるので、それを見に行くかどうかを決めるための材料として読んでみた。 予想に反して、けっこうおもしろい。 …

広島町新開絵図を読む

「広島町新開絵図を読む」、広島市郷土資料館、2014.1.28 この施設に行った主な目的はこっちの展示を見ること。これは、江戸時代中期(享保年間)の広島町新開絵図、つまり、広島城よりだいぶ南よりにある、「新開」つまり干拓地の様子を紹介する絵図面の展…

ごんぎつねが語る昔の暮らし

「『ごんぎつね』が語る昔のくらし」、広島市郷土資料館、2014.11.28 この施設には初めて行った。目立たないところにあるきれいな施設。原爆以前の広島の歴史を見せるための資料館。建物は、宇品にある、旧陸軍糧秣支廠缶詰工場。明治44年(1911)に建てられ…

マッサン 49-52話

「マッサン」49-52話 竹原から大阪に戻ることにしたマッサンに、エリーは、「鴨居商店に行こう。ウィスキーを作るにはそれしかない」と説得し、マッサンも納得。鴨居の大将の会社に、頭を下げて入社させてほしいと頼みに行く。 しかし、鴨居商店では、太陽ワ…

戦後日朝関係の研究

木村光彦、安部圭司『戦後日朝関係の研究 対日工作と物資調達』、知泉書館、2008 これは労作。戦後日朝関係を、「北朝鮮の日本からの物資調達」という側面から照射している。この観点は他の本には見られない、本書独自の業績。 北朝鮮からの物資調達は、北朝…

日の出湯

「日の出湯」、広島市安芸区矢野西5-19-28 広島の「スーパー古い銭湯」。2014年11月に残っている銭湯の中では、ここが一番古いものになった。勝利湯が潰れてしまって、ざんねん。しかし、ここも非常に味わいのある銭湯。 JR矢野駅から、5分ちょっと歩くと到…

翔ぶが如く 7

司馬遼太郎『翔ぶが如く』7、文春文庫、1980 神風連、萩、秋月の蜂起はあっという間になぎ倒された。これは当たり前。川路利良は、薩摩出身の警視庁のメンバーを薩摩に送り込む。この目的は、西郷暗殺なのか、単なる説得なのか、それがこの巻の問題。 結局司…

観音湯

「観音湯」、広島市西区東観音町21-9 ここは客の少ない銭湯。あまり昼間に行ったことがないのだが、夜はいつ行ってもお客は少ない。 市内の銭湯としては極端に古くはない。しかし、コンクリートで岩のような造作をこしらえてみたり、明らかに後から取り付け…

赤毛のアン 34話

「赤毛のアン」34話、「ダイアナとクィーン組の仲間」 アンは、前日のケンカのことでダイアナに謝って許してもらうが、翌日、ダイアナは、「わたしはクイーン学院には行けない。両親の意志だから」と爆弾発言。 アンは家に帰って、ダイアナのことでマリラに…

丁字湯

「丁字湯」、広島市西区福島町1-17-18 ここも客がよく入っている銭湯。しかし、駐車場はない。銭湯の前の道も狭く、車は停められない。路面電車の停留所も近いが、客のほとんどは、歩きか自転車で来ているだろう。 小さい銭湯で、泉湯とあまり変わらない面積…

快傑ズバット 16話

「快傑ズバット」16話、「殺しのぬれぎぬ 哀しみの健」 町を走っているサラリーマン風の男。建物には、「Kintetsu」と書いてあるが、東京に近鉄デパートってあったっけ?これは大阪ロケなの?この男、「ナチス連合会」の秘密を知って追われていた刑事だった…

快傑ズバット 15話

「快傑ズバット」15話、「哀しき母の子守唄」 町をジープで流しながら、刀を振り回したり、ピストルを撃ったりしている「狼党」。単なる暴走族だなー。中ボスは、ナチスの帽子をかぶった「ウルフガイ」。 用心棒はめずらしく女だ。「駒太夫」ねえさん。武器…

泉湯

「泉湯」、広島市西区楠木町2-3-16 ここも市内の銭湯では、お客が来ているところ。場所はそんなに便利なところではなく、横川駅から歩いて10分以上はかかる。それでも夕方はお客でいっぱいになっていることが多い。もう3年前の2011年につぶれてしまった、金…

翔ぶが如く 6

司馬遼太郎『翔ぶが如く』6、文春文庫、1980 この巻の主要人物、事件は、島津久光、前原一誠、それから神風連。 いずれも頭のなかはどうでもいいような人々だが、小説になってみると、これがおもしろい。 島津久光は、完全に時代遅れの人。周りに担がれてい…

瀬戸の湯

「瀬戸の湯」、広島市中区舟入川口町13-24 今年、広島市の銭湯は14軒になってしまった。去年に比べてなんと4軒減。庚午湯、勝利湯、天狗湯、中広温泉がつぶれた。正確にいうと庚午湯以外は、「休業」ということになっているが、勝利湯はスタンプラリーのカー…

翔ぶが如く 5

司馬遼太郎『翔ぶが如く』5、文春文庫、1980 この巻の前半は、台湾出兵の収拾。大久保利通が、自分で北京に出向いて交渉し、名をとってなんとか清に出兵を「義挙」と認めさせる。大久保が自ら仕組んだ出兵なので、自分で尻を拭くのはしかたない。 しかし、木…

マッサン 47-48話

「マッサン」47-48話 西田尚美の出産は無事に終了。生まれた子供は、人形らしいが、ちょっと動くし、上手に作ってある。ちなみに後で出てくる赤子は本物。 西田尚美は、マッサンに子供のことを考えたら、実家に帰って酒蔵を継ぐように強くすすめる。マッサン…

林哲司・半田健人の昭和音楽堂 南佳孝特集

「林哲司・半田健人の昭和音楽堂」、「南佳孝特集」 昔のレコードがリマスターされてCD化されるケースが多いよという話から始まって、最近、吉田保がリマスタリングした南佳孝のアルバムが4枚出たので、その内容を紹介。 【M1】 日付変更線 南佳孝 (1978…

林哲司・半田健人の昭和音楽堂 来生たかお特集

「林哲司・半田健人の昭和音楽堂」、「来生たかお特集」 来生たかおの特集。提供曲はいつもかけているので、本人歌唱の曲にしぼったもの。 1 ・ 「浅い夢」 / 来生 たかお (1976年・昭和51年) 2 ・ 「マイ・ラグジュアリー・ナイト」 / 来生 た…

マッサン 43-46話

「マッサン」43-46話 実家からの「チチキトク スグカエレ」の電報で、実家に帰ることになった、マッサンとエリー。マッサンは、前田吟が死んでしまったと思い込んで嘆くが、実際は前田吟はピンピンしていた。しかし、マッサンが強く抱きしめたショックで、腰…

翔ぶが如く 4

司馬遼太郎『翔ぶが如く』4、文春文庫、1980 4巻は、佐賀の乱と台湾出兵。両方とも、大久保利通が動く事件だが、佐賀の乱では大久保が、全力で反乱を潰して、江藤新平をあっさり梟首する。江藤は何も考えておらず、反乱を起こせば西郷も呼応すると勝手に決め…

快傑ズバット 14話

「快傑ズバット」14話、「白羽の矢 涙の別れ」 小さい町に修験者姿であらわれたヒヒ大権現様の一団。じつはヤクザの赤耳一家が変装しているのだ。用心棒は、カーペンター甚十郎。こいつの格好もおかしいよ。まるっきり股旅物のヤクザだ。 こやつら赤耳一家に…

快傑ズバット 13話

「快傑ズバット」13話、「少年殺し屋のバラード」 いきなり女子高生の2人組をカツアゲする、不良たち。しかし「さそり組の京介」があらわれると、さっさと退散。しかしその京介も、女子高生を脅迫。こいつも不良かよ。この女子高生、谷川みゆきだ。こんなと…

赤毛のアン 33話

「赤毛のアン」33話、「クイーン組の呼びかけ」 ステイシー先生は、13才の子供たちを呼んで、将来についての話をする。アンとダイアナは二人で帰り道に将来の話をするが、ダイアナは結婚したいと言い、アンはそれをなじる。決定的なのは、ダイアナがアンに、…

マッサン 41-42話

「マッサン」41-42話 マッサンは、レンガでパン焼き窯をつくり、エリーは幸子の義母の誕生パーティーをしようと、野々村家に招待状を持っていく。野々村は、「仕事で行けない」というが、エリーは「仕事と家庭、どっちが大切ですか」と迫る。 マッサンのパン…

街場の大学論

内田樹『街場の大学論 ウチダ式教育再生』、角川文庫、2007 『街場の教育論』よりも、こちらを先に読んでいたのだが、これは短いエッセイを集めた軽い読み物。まあ、おもしろいことはおもしろいが、感銘を受けるというようなものではない。 それでも続けて著…