2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

超特急 BOYS GIG Vol.2

「超特急 BOYS GIG Vol.2」、表参道GROUND、2016.2.28 超特急の男8号車(男性ファン)限定ライブ。これは、映画館でライブビューイングをやっていたので、そっちで見た。 客は、だいたい高校生くらいの子供中心だけど、中年女性もちょっとはいるし、男もたま…

真田丸 8話

「真田丸」8話、「調略」 北条が上野から信濃に攻めてきてあわてる徳川家康。氏政のセリフには、「めしには食べる分だけ汁をかける。わしの食べ方じゃ」とある。故事をひいて、氏政賢人説をアピールしている。 信繁は、叔父の真田信尹と海津城に出向いて、城…

ANIMAX MUSIX 2015 YOKOHAMA

「ANIMAX MUSIX 2015 YOKOHAMA 4時間スペシャル」 ANIMAXのアニソンライブ。元は2015.11.21に横浜アリーナで行われたライブを録画編集したもの。4時間は長いわ。ちょっとだけ見た。 上坂すみれ目当てだったが、上坂すみれは、内田真礼とコンビで出てきて、「…

ルポ 塾歴社会

おおたとしまさ『ルポ 塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体』幻冬舎新書、2016 中学受験塾「サピックス」と大学受験塾「鉄緑会」のレポート。中学受験と大学受験では、内容が違うし、必要なこともやっていることも違うのだ…

やくざ戦争 日本の首領

「やくざ戦争 日本の首領」、佐分利信、鶴田浩二ほか出演、中島貞夫監督、東映、1977 東映のヤクザ映画集大成みたいなもの。高倉健以外のヤクザ映画の主要な俳優はほとんど出ている。モデルは山口組で、年代は昭和40年代に設定されているので、どこの場面や…

17歳の輝き~橋本環奈、全力疾走~

「17歳の輝き~橋本環奈、全力疾走~」、NHKBSプレミアム、2016.2.26 NHKによる、橋本環奈プロモビデオ。9歳くらいの博多でのアイドル活動、11歳くらいの子供時代のビデオも、去年撮影していて来月公開される、「セーラー服と機関銃 ─卒業─」のメイキング映…

第9回 文化の祭典 小学校の部

「第9回文化の祭典 小学校の部」、展示の部(書写・図画工作)、アステールプラザ市民ギャラリー、2016.,2.25 小学生の書道と絵の展覧会。そんなのどうでもいいのだが、客が誰もいない(後で2人ほど来た)ので入ってみた。入口には小学校の先生とおぼしい、…

三国志演義 1

井波律子『三国志演義』1、ちくま文庫、2002 井波律子訳の『三国志演義』、今まで読む機会がなかったが、やはりよい訳。現時点での決定版はこれだわ。 全訳だし、現代日本語として違和感のない文章、そして注。翻訳としての基本的な条件が揃っている。挿絵も…

さすらいの太陽 18話

「さすらいの太陽」18話、「港にこだまする歌」 のぞみは志摩から帰ってきて、やっと江川にレッスンをつけてもらう。そこに美紀母娘が登場。のぞみがレッスンしてもらっていたのは、美紀のデビュー曲。美紀は、「卑怯よ」と詰め寄るが、江川が「わたしが歌わ…

ホロコースト

芝健介『ホロコースト ─ナチスによるユダヤ人大量虐殺の全貌』中公新書、2011 ナチスのホロコーストを概観した本。NSDAP以前の反ユダヤ主義から、ヒトラー政権初期のユダヤ人迫害、ポーランド侵攻による隔離政策、ゲットー化の経緯、ソ連侵攻とアインザッツ…

曹操

竹田晃『曹操 三国志の奸雄』講談社学術文庫、1996 副題に「奸雄」とわざわざ入っているが、著者は学者なので、もちろん史実に基づいた曹操の本。後漢王朝での宦官と外戚の関係や、曹操の祖父、父の代でのことに紙数が割かれているので、この部分が一番勉強…

ダーヴィト・アフカム/シュターツカペレ・ベルリン ブラームス/交響曲第2番

ウェーバー: 歌劇「魔弾の射手」序曲 モーツァルト:オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲 ソリスト:グレゴール・ウィット(オーボエ)、マティアス・グランダー(クラリネット)、イグナシオ・ガルシア(ホルン)、マテ…

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 2巻

大西巷一『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』2巻、双葉社、2014 エグいフス戦争マンガの2巻。この巻もエグいわ。フス派に対して、皇帝の十字軍が起こされ、騎士ら10万人の軍が攻めてくる。フス派の軍はわずか2000。しかし、手銃と新戦術「ワゴンブルグ」…

メガフォース

「メガフォース」、バリー・ボストウィック、パーシス・カンバッタほか出演、ハル・ニーダム監督、アメリカ、1982 昔の戦争映画というよりは、安いアクション映画。自由諸国がひみつのエリート軍「メガフォース」を作って、世界の悪(もちろん共産軍っぽい)…

ドローンの世紀

井上孝司『ドローンの世紀 空撮・宅配から武装無人機まで』中央公論新社、2015 去年の10月に出ていたドローン=UAVの本。軍用UAVが中心だが、タイトルどおり、空撮や宅配用のシステムもカバーしている。 UAVの用途、制御、離着陸、空域共有、法的規制や社会…

勝海舟 総集編 後編

「勝海舟 総集編」後編 1974年大河ドラマの総集編、後編。前編は非常におもしろかったのだが、後編はじつはそんなにおもしろくない。 松方弘樹が悪いのではなく、松方はちゃんとやっている。問題は、本来勝海舟の話でなければならないところに、坂本龍馬(藤…

五十嵐伝

蓬莱竜太作、演出「五十嵐伝 ─五十嵐ハ燃エテイルカ─2016広島版」、2016.2.21、アステールプラザ 最近めったに行かない舞台を広島で見に行ってきた。結果からすると、これはよかった。 「演劇引力廣島」という地元の人と、よその人の混成ユニットで芝居をつ…

真田丸 7話

「真田丸」7話、「奪回」 滝川一益は北条家に敗北。昌幸は、沼田城と岩櫃城をすぐに奪回するが、滝川一益の陣に参じて、味方ヅラであいさつ。しかし、人質になっている母、とり(草笛光子)は返してもらえない。 昌幸は、母を取り戻すために、信繁を小諸城に…

真田太平記 1話

「真田太平記」1話、「若武者たち」 1985年のNHKドラマ「真田太平記」の第1回。状況設定は、「真田丸」と同じで、織田家の甲斐侵攻から始まる。 違うところは、信幸、幸村兄弟のいとこという設定で、樋口角兵衛という架空キャラが出てくること。この役は、榎…

世界史 I

W.H.マクニール、J.R.マクニール(福岡洋一訳)『世界史 人類の結びつきと相互作用の歴史 I』楽工社、2015 文明史家のW.H.マクニールと、環境史学者で息子のJ.R.マクニールの共著。内容は、副題の「人類の結びつきと相互作用の歴史」のとおり。出来事の歴史…

圏外編集者

都築響一『圏外編集者』朝日出版社、2015 都築響一の「仕事自伝」。自分の仕事の履歴を書くことを通じて、編集者としてのこれまでの人生を書いたという本。しかし、仕事のこと以外の私生活は出てこないので、「規格外ライター」としての都築響一についてのみ…

天下統一 ─秀吉から家康へ

黒嶋敏『天下統一 ─秀吉から家康へ』講談社現代新書、2015 豊臣政権から徳川政権初期の、日本外交について考察した本。非常におもしろかった。 秀吉の朝鮮出兵は、直接の理由は「服属しない朝鮮の征伐」だが、明との通交が目的で、明からの「日本国王への冊…

ドキュメント72時間 大阪・天神橋筋 商店街のベンチにて

「ドキュメント72時間」、「大阪・天神橋筋 商店街のベンチにて」、NHK総合、2016.2.19 この回は天神橋筋商店街。その端にある天六の三井住友銀行にあるベンチにカメラが向いている。1月15日からの収録だが、夜中も早朝もベンチに人がいる。飲んだ帰りとか、…

神道とは何か

伊藤聡『神道とは何か 神と仏の日本史』中公新書、2012 神道の中世起源説を整理して説明する本。 古代にあった神祇信仰は、多神教的自然崇拝にすぎず、人間の内面との関わりを欠いていた。そうした神祇信仰の上に、神仏習合思想、中世神道説が積み重なり、外…

涙の乙女 大西巷一短編集

大西巷一『涙の乙女 大西巷一短編集』双葉社、2015 『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』の作者の短編集。「男装の殺人鬼マネット・ボヌール」(フランス大革命)、「ブルターニュの雌獅子~復讐のジャンヌ」(百年戦争期のフランス)、「涙の乙女~或…

「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

浅羽通明『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』ちくま新書、2016 浅羽通明から、近頃はやりのぬるいリベラルに向けられたイヤミ攻撃。しかし、このイヤミはなかなか的を射ていて、リベラルの痛いところを突いている。 小熊英二、高橋源一郎、野間…

勝海舟 総集編 前編

「勝海舟 総集編」前編 1974年の大河ドラマ「勝海舟」の総集編、前編。これは本放送の時の記憶がない。この前作が「国盗り物語」、後作が「元禄太平記」で、両方とも覚えているから、これを見ていないはずがないが・・・。 いま見ると、圧倒的におもしろい。…

重火器の科学

かのよしのり『重火器の科学 戦場を制する火砲の秘密に迫る』サイエンス・アイ新書、2014 これは非常に便利でありがたい本。車両と銃はそれなりに本があるのに、大砲は本が少ない。巻末の参考文献リストを見ても、佐山二郎のNF文庫に入っている『大砲入門』…

中年女子画報

柘植文『中年女子画報』竹書房、2015 去年の1月に出ていたマンガ。買うつもりはあったが、いずれKindleに落ちてくるだろうとおもいきやぜんぜん落ちてこない。あきらめて紙で買った。 作者柘植文が、不惑を前にして正しい中高年になるためにいろいろ体験して…

真田丸 6話

「真田丸」6話、「迷走」 信繁は、姉と姉の夫を連れて明智方から逃げていたが、あっさり敵に見つかって、姉は琵琶湖にドボン。え、こんなタイミングで死ぬのかい。木村佳乃だから主要キャストだと思っていたのに。 信繁は、ようやく信濃に戻ってくるが、自分…