2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

三国演義 収姜維

「三国演義」第69集 「収姜維」 偽の兵符で安定を落とし、太守を捕らえた諸葛亮は、太守を使って南安を落とそうと身柄を放す。太守の崔諒は裏切っていて、諸葛亮を計にかけようとするが、裏切りは諸葛亮に見抜かれていて南安は簡単にとられてしまう。しかし…

三国演義 出師北伐

「三国演義」第68集 「出師北伐」 南蛮討伐もやっと終わり、今回から北伐編。第4部のタイトルは「北戦」になっていたのに、ちゃんと「北伐」といってました。Gyaoの解説文では「出師の表を上書きし」などといっているが、当然「上表し」でないとおかしいだろ…

伝七捕物帳 涙にぬれた罪の花

「伝七捕物帳」130話 「涙にぬれた罪の花」 客演は、三条泰子/青木義朗/宇田川智子。金座が襲われ、御用金が盗まれる。盗賊の頭は野州の新助こと青木義朗で、その手下が弁天のお吉こと三条泰子。宇田川智子は、三条泰子の妹だが、姉が盗賊の一味だとは知ら…

柳生一族の陰謀

「柳生一族の陰謀」、上川哲也、松方弘樹ほか出演、山下智彦監督、テレビ朝日、東映、2008.9.28 テレビ朝日が映画枠を使った単発ドラマ。テレビドラマではあるが、1978年の関西テレビ制作テレビドラマ版ではなくて、1978年の深作欣二監督、東映制作映画版の…

三国演義 七擒孟獲

「三国演義」第67集 「七擒孟獲」 最初は祝融夫人と張嶷の一騎打ち。張嶷と馬忠はあっさり捕まってしまう。しかし諸葛亮の計略でこんどは祝融夫人が捕まってしまう。祝融夫人の服は、腕がむき出しだが、毛皮っぽいモフモフしたフリルがついていて、なんだか…

金曜日の妻たちへII  男たちよ元気かい

「金曜日の妻たちへII 男たちよ元気かい」、高橋惠子、伊武雅刀、小西博之、岡江久美子ほか出演、鎌田敏夫脚本、飯島敏宏、松本健、楠田泰之演出、TBS、1984 鎌田敏夫作「金妻」第2シリーズ。しかし、第1シリーズに比べるとだいぶおもしろさは落ちる。最初の…

柳生刺客状

『柳生刺客状』隆慶一郎、講談社、1990 隆慶一郎名義での小説を読むのはこれがはじめて。5編からなる短編集だが、まず表題作の「柳生刺客状」。設定があまりにぶっとんでいて、「え?え?」といっているうちに話が終わってしまった。著者の柳生ものを他に読…

戦争はなぜ起こるか

『戦争はなぜ起こるか』佐藤忠男、ポプラ社、2001 1974年刊行の本に加筆したもの。漢字にフリガナが多くつけられているところから、おそらく高校生、中学生を対象としているのだろうと思われる。日中戦争、第二次大戦、冷戦、ベトナム戦争ほかの例から、戦争…

三国演義 絶路問津

「三国演義」第66集 「絶路問津」 孟獲は、孟優に偽りの投降をさせて夜襲をかけるがまた捕まる。これで三度目。今回から祝融夫人が登場。まあまあ美人だが、やたらメイクが濃い。南蛮メイクである。そういえば、ここでは蛮族とか蛮王とか勝手に書いているが…

三国演義 兵渡瀘水

「三国演義」第65集 「兵渡瀘水」 ここから第5部「南征北戦」。なんで「南征北伐」ではないのか?しかも劇中ではちゃんと「北伐」といっているのに。まあいいや。 この回から劉禅の役者がまた代わった。まんまる頭のアホ面である。でも個人的にはこの役者が…

伝七捕物帳 愛の絆に灯がともる

「伝七捕物帳」129話 「愛の絆に灯がともる」 客演は、岡江久美子/松山省二/加藤 嘉。入れ墨者の房吉(松山省二)に人を刺した疑いがかかるのだが、入れ墨者を更生させるために雇っている橘屋の加藤 嘉が、房吉の無実を説いて釈放させる。ところが房吉と、…

下妻物語

「下妻物語」、深田恭子、土屋アンナほか出演、中島哲也監督、「下妻物語」製作委員会、2004 こちらは映画版。賛否両論なのでいままで見ていなかったが、日本映画専門chでかかったので見てしまった。ストーリーはだいたい原作どおり。絵的には、けっこう見ら…

三国演義 安居平五路

「三国演義」第64集 「安居平五路」 夷陵大敗のショックで劉備は白帝城に引きこもり、病気で寝込んでしまう。で、訪ねてきた諸葛亮と子供らのうち、諸葛亮だけを残して遺言。太子が助けられるものなら助け、さもなくば君が成都の主となれ、と。諸葛亮は、鞠…

三国演義 火焼連営

「三国演義」第63集 「火焼連営」 呉は范彊、張達の身柄と張飛の首を蜀軍に送って和睦を乞うが、劉備は「敵は孫権」といって、全然相手にしない。呉はしかたなく戦うことにし、陸遜を大都督にして兵を整える。 夏のこと、劉備軍には水がなくなり、劉備は陣を…

三国演義 興兵伐呉

「三国演義」第62集 「興兵伐呉」 蜀軍が訓練しているところに、張飛が馬を飛ばしてやってくる。兵の動きが揃ってないなあ。解放軍のエキストラはあんまりやる気がない。張飛が関羽の復讐を説いてやまないので、劉備は親征を決める。もう諸葛亮の上表も何も…

伝七捕物帳 むすめ十手はなぜ重い

「伝七捕物帳」128話 「むすめ十手はなぜ重い」 客演は、十朱幸代/市毛良枝/久保 明。十朱幸代は、このシリーズでは初めてのような。で、役はこれもめずらしい女の十手持ち(そんなのあったのか?)、松が枝町のお千である。妹が市毛良枝で、そのいいなず…

三国演義 曹丕簒漢

「三国演義」第61集 「曹丕簒漢」 曹操亡き後、位を継いだ曹丕。ちょっと丸顔だがなかなかの好男子。次男曹彰は兵を取り上げられて辺境に遷されるが、三男曹植は、葬儀に出てこないので問責の使者を向けられる。曹植は使者の前でも詩をよむばかり。ここはま…

三国演義 曹操之死

「三国演義」第60集 「曹操之死」 荊州失陥、関羽麦城にこもる、関羽斬らるの報は相次いで劉備のもとへ。劉備はショックで昏倒。張昭の献策で関羽の首は曹操のもとへ届くが、曹操があいさつすると関羽の眼がにらみつける(ここはさすがに作り物)。おそれお…

三国演義 走麦城

「三国演義」第59集 「走麦城」 数日、見ないでほっておいたところ、ストリーミングの期限がきて、劉備が漢中を取るところや魏の七軍が全滅するところ、関羽が華佗の治療を受けるところはみな見られなくなってしまっていた。で、いきなり呂蒙が兵を商人に化…

伝七捕物帳 悲涙の密告

「伝七捕物帳」127話 「悲涙の密告」 客演は、花沢徳衛/岡田可愛/川合伸旺。花沢徳衛は夜泣きそば屋の親爺。悪者どもに罠を仕掛けられ、阿波屋の娘をさらう片棒をかつがされる。岡田可愛はその娘。花沢徳衛は途中まで、悪人に引きずられているのだが、最後…

伝七捕物帳 江戸に入った賞金稼ぎ

「伝七捕物帳」126話 「江戸に入った賞金稼ぎ」 客演は、本郷功次郎/山谷初男/村岡みゆき。何十人も殺している凶賊のきつつきの虎次郎(山谷初男)とそれを追う賞金稼ぎの下田竜平(本郷功次郎)。追うほうも追われるほうも、どっちも野獣同然の男である。…

伝七捕物帳 証拠の品は鬢の中

「伝七捕物帳」125話 「証拠(あかし)の品は鬢(びん)の中」 客演は、山形 勲/太田博之/中村公三郎。川から土左衛門が上がり、赤っ鼻がそれを見つけて口の中に入っていた根付けを発見する。しかし横暴な同心がやってきて、水死体の管理をとりあげ、根付…

伝七捕物帳 花の蕾の十八娘

「伝七捕物帳」124話 「花の蕾の十八娘」 客演は、永野裕紀子/石山律雄/奥野 匡。お針子のお花こと永野裕紀子は、働かない父親と暮らすために働いているが、仕事のしくじりをネタに旦那に手込めにされそうになる。そこをはさみで旦那を刺して殺してしまい…

伝七捕物帳 悪い奴らは地獄行き

「伝七捕物帳」123話 「悪い奴らは地獄行き」 客演は、桜木健一/植木まり子/永井柳太郎。桜木健一は小田原の相模屋に奉公に出ていたが、主人殺しの疑いを着せられて、柳沢真一=小田原の利助に追われて江戸に逃げてくる。利助は、店の女将とつながっていて…

落日燃ゆ

『落日燃ゆ』城山三郎、角川書店、2005 太平洋戦争の主要な関係者に関して書かれた評伝、小説のたぐいを少しずつ読んでいくつもりで、それならとりあえずベストセラーになった本から、と思って取り上げたのがこの本。まあ城山三郎は定評があるし。 少年時代…

失われた町

『失われた町』三崎亜記、集英社、2006 『となり町戦争』の三崎亜記の長編二作目。これもおもしろい。いろいろと道具立てがややこしくて入っていくのに少し時間がかかるが、中にはいろんな引き出しがあって、おもしろいものがてんこ盛りになっている。 町の…

瑠璃光寺 五重塔

「瑠璃光寺 五重塔」、山口市香山町7-1 山口と言えば瑠璃光寺、の五重塔。こちらは特別に庭がどうのとか言わない寺だが、庭の後ろに塔がそびえているところを少し離れて見上げると、緑と塔の組み合わせが落ち着いていて、絵になる景色である。16世紀に滅びた…

伝七捕物帳 男一匹かわら版

「伝七捕物帳」122話 「男一匹かわら版」 客演は、財津一郎/江見俊太郎/幸田宗丸。財津一郎はかわら版屋の市太郎。天領杉の払い下げにまつわる不正で、あることないこと、いろんなことを書きまくる。「○○してちょーだい!」という持ちネタギャグも言ってい…

三国演義 立嗣之争

「三国演義」第55集 「立嗣之争」 今回は前回の終わりに引き続き、曹家の後継者争い。最初の場面では、曹植と楊修が酒を飲んでいるが、使っている器はビールマグに両耳をつけたような縦長の器。これははじめて出てきたはず。曹操の侍臣として賈?氛が出てくる…

ル・コルビュジエ 光の遺産

「ル・コルビュジエ 光の遺産」、広島県立美術館 ル・コルビュジエの展覧会。置いてあるのは、建築の模型と写真、スケッチ、絵、彫刻などなど。 通っていた高校の体育館はモロに、ル・コルビュジエのデザインのまねっこで、ピロティーや横長の窓状の外装(実…