2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ロボコップ(1987)

「ロボコップ」、ピーター・ウェラー、ナンシー・アレンほか出演、ポール・バーホーベン監督、アメリカ、1987 これは、2014年のリメイク版ではなく、1987年のオリジナル版。年末のバタバタしている時に、ついつい見てしまった。この映画も、もう10回近く見て…

西南戦争

小川原正道『西南戦争 -西郷隆盛と日本最後の内戦』中公新書、2007 西南戦争の入門書。司馬遼太郎の小説だけ読んですませるわけにはいかないので、こちらも読んでみた。 明治6年政変から、西郷から朝敵の烙印が消された明治22年までを描いた本だが、その後…

633爆撃隊

「633爆撃隊」、クリフ・ロバートソン、ジョージ・チャキリス、ハリー・アンドリュースほか出演、ウォルター・グローマン監督、アメリカ、1964 なつかしい戦争映画。1944年、ノルマンディー上陸作戦の直前に、ノルウェー北部にあるドイツ軍の秘密燃料工場を…

新・ミナミの帝王 6話

「新・ミナミの帝王」6話、「狙われた銀次郎」 「ミナミの帝王」の映像化作品といえば、竹内力主演のVシネマだが、千原ジュニア主演のテレビドラマ版をはじめて見た。といっても、この作品は原作のマンガを読んでおらず、Vシネマ版を数作見ただけ。 主役の萬…

NONFIX エロスの行方・消えゆく”秘宝館”

「NONFIX」、「エロスの行方・消えゆく”秘宝館”」、フジテレビ、2014.12.17 フジテレビの「NONFIX」で、秘宝館特集をやっていたので、見てみた。ディレクターは、これまでにも秘宝館のDVDを企画、監督している、村上賢司。ゲストに秘宝館好きの女子学生を呼…

林哲司・半田健人の昭和音楽堂 堀越vs明大中野高校出身のアイドル特集・男性編

「林哲司・半田健人の昭和音楽堂」、「堀越vs明大中野高校出身のアイドル特集・男性編」 この番組、聞いていない回が溜まりすぎ。なんとか消化しなければ。まったく知らない曲がどんどんかかるのは、たしかにおもしろい。しかし、ぜんぜん気持ちにひっかか…

縮みゆく男

リチャード・マシスン(本間勇訳)『縮みゆく男』、扶桑社、2013 これは以前ハヤカワ文庫から、『縮みゆく人間』というタイトルで出ていたもの。しかし新訳である。そして内容は文句なしの傑作。 主人公のスコット・ケアリーが、毎日1/8インチずつ身体が縮ん…

加茂湯

「加茂湯」、京都市北区小山西元町45 京都のお風呂をもう一軒。ここは地下鉄北大路駅をずっと北に行くか、北山駅をずっと西に行くか、いずれにせよ、歩いて10分ほどはかかるところ。北郵便局あるいは元町小学校の近く。 2003年に改築されていて、中は非常に…

平安湯

「平安湯」、京都市左京区吉田下大路町22 京都に行ったので、せっかくだからあまり行かないエリアの銭湯を探索しようとしたが、これがけっこうたいへん。 まず、地下鉄東山駅を降りてすぐのところにある、「菊水湯」、京都市東山区三条通南裏白川筋西入土居…

ドキュメント72時間 新宿二丁目・深夜のおふくろの味

「ドキュメント72時間」、「新宿二丁目・深夜のおふくろの味」、NHK総合、2014.12.22 新宿二丁目で営業している深夜の定食屋「クイン」で撮影。夜の1時に店を開けて、朝の8時までやっている。完全深夜営業。しかも家賃が安い場所とは思えないが、日替わり定…

マッサン 67-72話

「マッサン」67-72話 ほぼ2週間分の放送を見てなかった。毎日見る習慣ができている人はいいだろうが、録画を録りためて見ていると、1週間に15分×6回=90分のドラマを見続けるのはたいへん。 エリーはなんとか退院したが、マッサンは流産の結果、子供ができな…

快傑ズバット 24話

「快傑ズバット」24話、「涙の健 見知らぬ街の恋人」 川の上流から、どんぶらこと赤ん坊が流れてくる。助ける早川健。しかし赤ん坊は人間爆弾だったので、すぐに爆発。健は傷だらけ。こんなシーン、アリなのか? さらに「助けてー」という女性の悲鳴。あまり…

快傑ズバット 23話

「快傑ズバット」23話、「大神家一族の三姉妹と天一坊」 これはタイトルから「犬神家の一族」のパクリ。タイトルだけでなく、ストーリーまでパクリ。もう何でもアリだ。顔を包帯でぐるぐる巻きにした「天一」も登場。これがスケキヨね。 悪役は「紅狐党」の…

赤毛のアン 38話

「赤毛のアン」38話、「受験番号は13番」 クイーン学院の受験が迫っていたので、アボンリーでも模擬試験。試験科目は、幾何、代数、ラテン語、国語=英語など。3日間もある。中等教育学校でも、ラテン語はあったのね。 アンの成績は、本人は「まあまあ」と言…

女中がいた昭和

小泉和子『女中がいた昭和』、河出書房新社、2012 これは本物のメイド=女中の実態についての本。『昭和の結婚』と同じ編者の本で、こちらも非常におもしろい。 まず女中というものがいつからいつまでいたのか。家事労働をする奉公人は昔からいたが、この本…

昭和の結婚

小泉和子編『昭和の結婚』、河出書房新社、2014 これは非常におもしろかった本。「昭和」というのは、戦前から昭和40年代くらいまでをいうおおざっぱなくくりだが、結婚についてのさまざまな社会的慣習が今とは違うことだらけなので、どこを読んでもおもしろ…

コレモ日本語アルカ?

金水敏『コレモ日本語アルカ? 異人のことばが生まれるとき』、岩波書店、2014 岩波から出ている「そうだったんだ!日本語」シリーズの1冊。3ヶ月前くらいに出た本。非常におもしろい。 お笑いやマンガに出てくる中国人が使っている変な日本語「なんとかアル…

コレクターと美術館

「コレクターと美術館」、保坂健二朗、広島市現代美術館、2014.12.21 広島市現代美術館で行われた講演会。講演者は、東京国立近代美術館主任研究員。 現代美術館の今回の展覧会が、「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションよ…

北朝鮮をめぐる北東アジアの国際関係と日本

平間洋一、杉田米行(編著)『北朝鮮をめぐる北東アジアの国際関係と日本』、明石書店、2003 昔の本だが、今となってはもはや「珍本」の類。というより、出版された時点でおかしいでしょ、この内容は。 執筆者は、編著者の2人のほか、大津留千恵子、マーク・…

改正湯

「改正湯」、大田区西蒲田5-10-5 今回、大田区、蒲田近辺の銭湯をちょっと偵察してきた。蒲田駅西口から、歩いて8分というところにある銭湯。 全体が集合住宅になっているビルの中2階にある。その下には半地下式になっている駐車場。この銭湯の客が止められ…

オレたちと聖夜と東京ポッド許可局2014

「オレたちと聖夜と東京ポッド許可局2014」、マキタスポーツ プチ鹿島 サンキュータツオ、草月ホール、2014.12.20 「東京ポッド許可局」のトークショー。青山の草月ホールで行われ、これが3回め。夏の日比谷公会堂のイベントには参加したが、ここでのイベン…

ジョルジョ・デ・キリコ展

「ジョルジョ・デ・キリコー変遷と回帰ー」、パナソニック汐留ミュージアム、2014.12.19 汐留にあるパナソニックの美術館で、キリコの展覧会をやっていたので観てきた。18時までやっている美術館は、他にあまりないので、覗いてきたというもの。 この美術館…

都築響一トークショー 写真と絵画の発見伝

「写真と絵画の発見伝」、都築響一、IMA Concept Store, 2014.12.18 都築響一のトークショー、絵画と写真についてということだったので行ってきた。場所は六本木の、ほぼ飯倉に近いあたり、AXIS ビルというところ。ここの3階に写真の専門書店があった。そこ…

食わず嫌いのためのバレエ入門

守山実花『食わず嫌いのためのバレエ入門』、光文社新書、2003 バレエを見たことがない、またはそんなものは見られるかと決めつけている人のための、「とにかくバレエを見に行け」という命令書。 非常に親切に書かれている。バレエ嫌いの理由を論破すること…

快傑ズバット 22話

「快傑ズバット」22話、「少年ボクサー 涙の父」 ボクシングの練習をしている矢川丈二。ジムに父親が訪ねてくるが、息子は「ヒモおやじ」扱いして追い出してしまう。しかし、なぜかダッカーの手先、Z団が襲ってくる。なんでこのしょぼいオヤジを? 息子がZ団…

快傑ズバット 21話

「快傑ズバット」21話、「さらば瞼の母」 大きな外車に乗っているおばさんを誘拐する夜桜組。いつものダッカー戦闘員の服だが、背中にピンクの桜の模様がついている。しかも投げているのはお皿。 続けてあらわれた夜桜組の用心棒は、地獄のコック伊魔平。な…

赤毛のアン 37話

「赤毛のアン」37話、「十五歳の春」 グリーンゲイブルズ近くのブライトリバー駅に、女の子がやってきた。こっちはアンと違って可愛いが、駅長はそれを見て、アンのことを思い出す。アンがグリーンゲイブルズに来て、もう4年。アンは15歳になっていた。 マリ…

ドキュメント72時間 大阪ミナミ・真夜中のアングラ長屋

「ドキュメント72時間」、「大阪ミナミ・真夜中のアングラ長屋」、NHK総合、2014.12.15 これは久しぶりに見る番組だが、当たりの回。大阪、千日前の「味園ビル」の飲み屋を取材したもの。グランドキャバレー「味園ユニバース」は数年前に閉店したが、小さい…

広沢虎造 ジャングルの虎

「ジャングルの虎」、広沢虎造 https://www.youtube.com/watch?v=iiVXc3QcOOU 広沢虎造の愛国浪曲。SPレコードの録音がYouTubeにのっていたので、聞いてしまった。いろんな意味でおもしろすぎる。 おはなしは、マレー半島をシンガポール目指して南下する日本…

白鳥&萬橘二人会

「白鳥&萬橘二人会」、第26回生らくご会、広島工業大学広島校舎、2014.12.14 「広島で生の落語を聴く会」の例会。 「時そば」 白鳥 「大工調べ」 萬橘 (中入り) 「気の長短」 萬橘 「最後のフライト」 白鳥 両人とも、実際の高座を聴くのははじめて。白鳥…