2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

動物の狩り方

「動物の狩り方」、能年玲奈、村田雄浩ほか出演、森英人監督、VIPO、2011 30分くらいの短編映画。これが能年玲奈の初主演作ということだ。短編映画らしい切り取り方で、非常にいい。 昔、父親に殺されかかり、今でも父親の幻影を見る能年玲奈が、山で獣や魚…

ある防衛大学校生の青春

木本寛明『ある防衛大学校生の青春 治安出動はついに訪れず』光人社NF文庫、2012 著者は1945年生まれ。防衛大学校12期(1968年)卒、機甲科で戦車連隊長、主任研究開発官等を務めて一佐で退職という経歴の人。この本は小説の形で1960年代後半の防衛大学校や…

ときめかない日記

能町みね子『ときめかない日記』幻冬舎、2012 能町みね子のこれはマンガ。なかなかの佳作。26歳(処女)の「山田さん」の痛い恋愛日記、というより恋愛にこぎつけるまでの日記。 女性で26歳だとなんとでもなるだろうと思っていたが、それでもかなり自分でそ…

華麗なる一族(1974 TV版) 19話

「華麗なる一族」(1974 TV版)、19話 二子の結婚話はどんどん煮詰まっていって、とうとう大介は佐橋総理に面会して、披露宴への出席を頼んでくるまでになった。佐橋総理役は、伊東光という人。映画版でも同じ役で出ているらしいが知らない人だ。しかし永田…

これが潜水艦だ

中村秀樹『これが潜水艦だ 海上自衛隊の最強兵器の本質と現実』光人社NF文庫、2008 著者の3冊目の本。海上自衛隊の潜水艦に焦点をあてて、現代の潜水艦と潜水艦戦について書いてある。 現代の潜水艦が実質的に海を支配する存在であることがよくわかる。原子…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 男女デュオの特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」、「男女デュオの特集」、2013.6.24 今日の特集は、「愛の歌または昭和40年代男女デュオ特集」。曲順は以下。 1 ・ 「愛の挽歌」 / つなき&みどり (1972年・昭和47年) 2 ・ 「あの場所から」 / Kとブルンネン …

八重の桜 25話

「八重の桜」25話、「白虎隊出陣」 二本松を潰した新政府軍はあっという間に会津に殺到。冬が来る前に会津を落とさないと新政府軍も身動き取れないのだ。一方会津藩も、主力が抜けている上に、敵の進路がわからない。結局複数の峠に兵を分散配置し、簡単に破…

野田ともうします 5巻

柘植文『野田ともうします』5、講談社、2013 柘植文の新刊は6月に2冊出た。もう一冊がこちら。野田さんはあいかわらずマイペースだが、これって、けっこう読んでいたような気がする。と思ったら、NHKのドラマ版の第3シーズンでけっこうやっていたのでした。…

わたしのハテナちゃん

柘植文『わたしのハテナちゃん』竹書房、2013 柘植文の新刊は、これと「野田ともうします」の5巻。こちらは取材レポートマンガ。 作者が、自分のブログとツイッターで読者にアンケートを振っていたが、これだったのか。かなりどうでもよさそうな疑問を、作者…

鋼鉄ジーグ 44話

「鋼鉄ジーグ」44話、「鋼鉄ジーグ対竜魔帝王」 何の脈絡もなく、いきなり見てしまったこのアニメ。「マジンガー」「ゲッター」の後に来た永井豪・安田達矢とダイナミック企画のロボットもの。1975年放送ということだが、この頃のアニメはほとんど見ていない…

ミヒャエル・ザンデルリンク/ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団

ベートーヴェン 序曲エグモント 協奏曲第5番「皇帝」 (ピアノ:上原彩子) ブラームス 交響曲第1番 ミヒャエル・ザンデルリング指揮 ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団 シンフォニア岩国コンサートホール、2013.6.20 指揮者も知らない状態で適当にチケッ…

華麗なる一族(1974 TV版) 18話

「華麗なる一族」(1974 TV版)、18話 二子は、美馬中と一子の引き合わせで、とうとう佐橋首相の甥、細川一也と会うことに。ところが、美馬中と細川一也が阪神特殊鋼の高炉爆発事件を話題にして、「阪神特殊鋼は帝国製鉄にめんどうを見てもらうしかない」と…

ロハす事典

能町みね子(編)『ロハす事典』ブックマン社、2009 これはかなり笑えた本。能町みね子は編者となっているが、実際は「能町”スローライフ”みね子」と、担当編集者の「山口”オーガニック”山子」の共著。適当にいろんな単語を取り上げてきて、それが「ロハス」…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 円広志特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」、「円広志さんに直撃インタビュー!」、2013.6.17 今頃円広志とは、あいかわらず渋すぎる(失礼な)このセレクション。円広志を呼んでくる予算はなかったらしく、電話でつながった状態でご本人が出演する。 曲順は、 1 ・ …

八重の桜 24話

「八重の桜」24話、「二本松少年隊の悲劇」 覚馬は新政府への建白書を獄中で作成。目が見えないので口述筆記だが、牢番に見つかるたびに破られておわり。 新政府軍は白河を落として陣地をおく。会津は白河を奪還しようとするが、ぜんぜん歯がたたない。その…

館長 庵野秀明 特撮博物館

「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」、愛媛県美術館、2013.6.16 これを松山でやっているということを、松山に来るまでまったく知らなかった。展覧会自体は、東京都現代美術館でやっていた時に見ていたのだが、せっかく松山でもやって…

俺たちデトックス女子会 出張編 in 松山

「俺たちデトックス女子会 出張編 in 松山」、南海放送本町会館テルスターホール、2013.6.15 久保ミツロウ、能町みね子のトークイベント、今回は出張編ということで行ってきた。今回に限り、男子禁制解除。チケットはこのイベントの前週のオールナイトニッポ…

本当の潜水艦の戦い方

中村秀樹『本当の潜水艦の戦い方』光人社NF文庫、2006 太平洋戦争での潜水艦戦を回顧、評価する本だが、海上自衛隊の潜水艦作戦についても一部触れられている。著者は、1950年生まれ、防衛大学校18期、護衛艦隊幕僚、潜水艦館長、幹部学校教官を経て、防衛研…

ぐるぐる中四国 ぶらり!三江線の旅

『ぐるぐる中四国 ぶらり!三江線の旅』、石見ケーブルビジョン この番組、田舎放送局(ケーブル)でやっていて、三江線の番組なんかあるのかと思ってみてみたが、まずタイトルがおかしい。ぐるぐる中四国って、三江線は四国なんかに行かないし、島根県と広…

ひとりごはんの背中

能町みね子『ひとりごはんの背中』講談社、2012 こちらは取材もの。能町みね子と編集者が、一人暮らしをしている人の家にあがり込み、ごはんをごちそうになりつつ話を聞くという企画を本にしている。取材相手は、まれに名前のある人(アイドルのKONAN、中島…

逃北

能町みね子『逃北~つかれたときは北へ逃げます』文藝春秋、2013 旅行記とも、自分語りのエッセイともつかない本だが、かなり読み応えがある本。この「逃北」というのは、著者の造語で、サブタイトル通り、「つかれたときは北に逃げたくなる」「それを実行す…

アハトゥンク・ガールズ&パンツァー

モデルグラフィックス編集部(編)『アハトゥンク・ガールズ&パンツァー』大日本絵画、2013 ガルパンの「公式戦車ガイドブック」。劇中登場戦車43種のCGデータ、車内スケッチと車両要目、アニメ登場時のエピソードが載っている資料集。本編を見ていると、こ…

華麗なる一族(1974 TV版) 17話

「華麗なる一族」(1974 TV版)17話 前回の終わりにいきなり爆発した建設中の高炉。ここは爆発シーンが出てくるのだが、映画版からの流用だろうか。さすがにここはチープには済まされない場面。 鉄平は、大介のところに報告へ。原因を追及する大介だが、事故…

林哲司・半田健人昭和音楽堂 山口百恵B面特集

「林哲司・半田健人昭和音楽堂」、「山口百恵さんのB面特集」、2013.6.10 今日は野球がなかったので、なんとか放送があった。よかった。そして山口百恵のB面特集という企画のすばらしさ。まさに秘孔を突いた企画だ。 曲リストは、 1 ・ 「パパは恋人」 / …

うっかり鉄道

能町みね子『おんなふたり、ローカル線めぐり旅 うっかり鉄道』メディアファクトリー、2010 この本を読むまで能町みね子が鉄オタだとは知らなかった。ご本人は「テツ」ではなくて、ただの鉄道ファンだとおっしゃっているが、関東地方のJRと私鉄の路線図をそ…

何歳まで生きますか?

前田隆弘『何歳まで生きますか?』PARCO出版、2012 「いつまで生きようと思っていますか?」というネタで、著者が11人にインタビューした対談集。対談の相手は、二階堂和美、向井秀徳、雨宮まみ、pha、石井光太、真鍋昌平、入江悠、久保ミツロウ、東浩紀、金…

八重の桜 23話

「八重の桜」23話、「会津を救え」 新政府軍は三方から会津に迫る一方、奥羽鎮撫使が仙台に現れて会津討伐に参加することを命じる。この奥羽鎮撫使参謀の世良修蔵(小沢仁志)がめちゃくちゃな悪役扱い。これはさっさと殺されるなーと見ているそばからわかる…

3.3.7 ビョーシ!! 3

久保ミツロウ『3.3.7 ビョーシ!!』3、講談社、2002 3巻は、「団長」が覚せい剤で警察のガサ入れに巻き込まれて危ないことになるおはなし。このマンガ、毎回新しい展開があって飽きずに読めるが、逆に読んでいる方はちゃんと登場人物を把握していないと混乱…

3.3.7 ビョーシ!! 2

久保ミツロウ『3.3.7 ビョーシ!!』2、講談社、2002 第2巻も引き続きテンション高し。この回はおもに主人公の予備校の同級生「のぶ代」が、主人公を相手に処女を捨てるという話になり、ラブホテルに行くが途中でダメになってしまう。出てきたところが他の悪…

呻け!モテない系

能町みね子『呻け!モテない系』ブックマン社、2009 このシリーズ(「モテない系」)の2冊目。こちらは読者からのネット投稿に著者がツッコミを入れる形式。 いろんな投稿があるが、みなさん、ちゃんと自分が「モテるタイプではない」ということをわかって、…