2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

柳生一族の陰謀(TV版) 38話

「柳生一族の陰謀」(TV版)38話、「十兵衛を殺せ!」 柳生一族の陰謀も最終3話。この前の37話で、十兵衛が但馬守宗矩のことを汚いだのなんだのと文句をつけ、将軍家光をdisるお手紙を直接将軍に出したり、かなり険悪なことになってきたという前フリがあって…

それではさっそくBuonappetito!

ヤマザキマリ『それではさっそくBuonappetito!』、講談社、2008 ヤマザキマリの料理コミックエッセイ。基本的にイタリアに嫁に行っているので、イタリア料理の話が多いのだが、いま住んでいるポルトガルとか、旅行に行った先のブラジルとか、いろんなところ…

ハート・ロッカー

「ハート・ロッカー」、ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティほか出演、キャスリーン・ビグロー監督、アメリカ、2008 イラク戦争でのアメリカ軍の爆弾処理班の映画。爆弾処理のエキスパート、ジェームズがイラクの米軍爆弾処理…

電人ザボーガー 19話

「電人ザボーガー」19話、「キリマンジャロの赤い豹」 国立火薬研究所が開発した、ニトログリセリンの二千倍の威力の新型爆薬。これをアフリカに運んで土木工事に使いましょうという話なのだが、この話を聞きつけた悪之宮博士が、「盗んでこい」とあっさり命…

別冊アサ秘ジャーナル 25

「別冊アサ秘ジャーナル」25、2012.8.26 月に一度のおたのしみのこの番組、今回は山形県特集。 最初は鶴岡市、クラゲだらけの「加茂水族館」。ほんとにクラゲばっかりだ。浅草キッドと江口ともみが3人でミズクラゲをさわったりしている。ここの目玉はクラゲ…

平清盛 33話

「平清盛」33話、「清盛、五十の宴」 清盛は音戸の瀬戸の開削工事を決めさせて仕事に邁進。そうこうしているうちに五十になり、時子がその祝いの宴をしようと言い出す。しかし松山ケンイチが50と言われても…。 滋子は憲仁親王が東宮になったので、すっかりエ…

ベニー・グッドマン物語

「ベニー・グッドマン物語」、スティーブ・アレン、ドナ・ミードほか出演、ヴァレンタイン・ディヴィス監督、アメリカ、1955 これもいまごろ見ているのかというベニー・グッドマンの伝記映画。本人存命中に作られたということもあって、ベニー・グッドマンの…

突撃

「突撃」、カーク・ダグラス、ジョージ・マクレディ、アドルフ・マンジューほか出演、スタンリー・キューブリック監督、アメリカ、1957 キューブリックの突撃、いまごろになって見た。 前半、塹壕の描写がとてもいい。とにかく狭く、地面との間には板1枚。と…

バーダー・マインホフ 理想の果てに

「バーダー・マインホフ 理想の果てに」マルティナ・ゲデック、モーリッツ・ブライブトロイ、ブルーノ・ガンツほか出演、ウリ・エデル監督、ドイツ、フランス、チェコ、2008 西ドイツ赤軍派=バーダー・マインホフ・グループの実録モノ映画。 リーダーの片割…

NHKスペシャル 原発事故調 最終報告

「NHKスペシャル」 「原発事故調 最終報告~解明された謎・残された課題~」、NHK総合、2012.8.22 政府事故調の報告書が出た後で7月に放送された番組の再放送。この番組以前に、民間事故調と国会事故調の報告書は手に入れていたのだが未読。とりあえず、この…

平清盛 32話

「平清盛」32話、「百日の太政大臣」 清盛は大納言に昇進したが、朝廷内にいる味方は、婿である摂政の基実だけ。基実の兄弟、基房、兼実らは平家嫌いで、清盛が何か言っても、朝議でまともに相手にされない。その基実も、平家の後ろ盾となっていることで、弟…

大統領選からアメリカを知るための57章

越智道雄『大統領選からアメリカを知るための57章』、明石書店、2012 この「エリア・スタディーズ」のシリーズは、ちゃんとした出来の本とそうでないもののの差が極端で、著者のことを多少知っていないと安心して読めない。この本もそう。 著者は、アメリカ…

電人ザボーガー 18話

「電人ザボーガー」18話、「必殺のアームガン グリーンベレー」 チンピラに囲まれる緑のベレー帽をかぶった片腕のおじさん。これが今回のメカボーグ、グリーンベレー。メカボーグのくせに街のチンピラを退治するのか?チンピラをやっつけて、新田警部の子供…

国立国会図書館本

クム(本山賢)「国立国会図書館本~サブカルからみる納本制度~」、くむ組む vol.1、2011 同人誌作家の立場から、国立国会図書館の納本制度考える本。基本的な前提として、国立国会図書館への納本は、「頒布を目的として相当部数作成された」出版物が対象とな…

最高に贅沢なクラシック

許光俊『最高に贅沢なクラシック』、講談社現代新書、2012 簡単に言ってしまうと、「安い生活をしている人間に、本物の芸術なんてわかるわけないだろ」、という本。 そう言われて気持ちよくなるわけはないが、読んでみると確かにそうかもしれないと思わされ…

靖国神社

「靖国神社」、2012.8.15 何回も行ったことがある靖国神社だが、8月15日に行ったのは初めて。これは結構新鮮だった。 市ヶ谷駅で降りていたのだが、まず驚いたのは右翼の街宣車の路上駐車。警察は摘発する気は全くないらしい。適当に写真を撮っていたら、通…

陸軍省軍務局と日米開戦

保阪正康『陸軍省軍務局と日米開戦』、中公文庫、1989 1978年の著書にあとがきのみ、加筆、改題したもの。東条英機への大命降下から、太平洋戦争開戦までの歴史を、ともに陸軍省軍務局に焦点を当てて描いている、ドキュメントノベル。 陸軍省、特に東条英機…

通貨を考える

中北徹『通貨を考える』、ちくま新書、2012 国際金融の入門書であるが、制度の説明にとどまらず、「円高が進むのはなぜか」、「ユーロ危機はなぜくすぶり続けるのか」、「人民元の国際化は進むのか」、といった問題を、財政と金融の両面から考えるという本。…

チャイコフスキーがなぜか好き

亀山郁夫『チャイコフスキーがなぜか好き」、PHP 新書、2012 不可解なタイトルの本。まずチャイコフスキーが好きで何か悪いことがあるのだろうか。 1部の人が馬鹿にしてるかどうかは関係なく、チャイコフスキーは大作曲家である。チャイコフスキーが好きで、…

電人ザボーガー 17話

「電人ザボーガー」17話、「殺人キック! メカボーグチーム」 いきなり現れるアメフトのコスプレをした2人。悪之宮博士からは、「ラガーズ兄弟」と呼ばれている。アメフトのコスチュームを着ているのに、なぜラガーズ?ミスボーグが煽るおかげで、2人はメカボ…

宇宙って面白いの?

岩崎夏海、星出彰彦『宇宙って面白いの?』、講談社、2012 「もしドラ」の岩崎夏海が、宇宙飛行士の星出彰彦の高校時代の同級生で、それを縁にして、宇宙に行く事がどうしておもしろいのかを、星出彰彦と、JAXAのHTVのプロジェクト・マネージャ、JAXAの宇宙…

旅のうねうね

グレゴリ青山『旅のうねうね』、TOKIMEKIパブリッシング、2012 グレゴリ青山の旅マンガ。帯に「8年ぶりの旅マンガですー」とある。そして表紙は版画。非常にワクワクして読んだが、これは傑作。作者のいろいろな旅の記録なのだが、どの話もハズレがないだけ…

夏雪ランデブー 3話

「夏雪ランデブー」3話 店長のおねえさんが風邪をひいてる部屋に上がり込む葉月(バイトくん)。ベッドに寝ている店長を、「オレ、一生2番手でいいですから」とか言って抱擁したりして、店長、ほぼ落ちている。チョロイなあ。 幽霊は、嫉妬に狂って、部屋の…

夏雪ランデブー 2話

「夏雪ランデブー」2話 ノイタミナ枠の後半、前作は「つり球」である。 「坂道のアポロン」の後枠は、「もやしもんリターンズ」になったので、まあ普通におもしろいのはわかっているが、あえて見る必要もないかと思ってこちらを見てみた。関東圏では、6話ま…

柳生一族の陰謀(TV版) 36話

「柳生一族の陰謀」(TV版)36話、「烏丸少将の最期」 「柳生一族の陰謀」もいよいよあと4話。最終3話は、柳生但馬守と十兵衛の対決話なので、通常のお話はこれが最後。烏丸少将は今回限りで退場ということなので、とにかく見なければ。 まずは後水尾天皇と…

新家族計画 1巻

卯月妙子『新家族計画』1、太田出版、2001 同じ作者の『実録企画モノ』があまりにおもしろかったので、こちらも読んでみることにした。こちらは「フィクション」だと明示されているが、作者の体験が相当濃く入っているようだ。 登場人物は風俗嬢トキコ(24歳…

裸のめざめ

「裸のめざめ」、キャロル・ブラナ、アルノー・ビナール、ナディア・チバーニほか出演、ジャン・クロード・ブリソー監督、フランス、2008 CSチャンネルでやっていたなぞのエロ映画。主人公のサンドリーヌ(キャロル・ブラナ)は、長く付き合って婚約もしてい…

電人ザボーガー 16話

「電人ザボーガー」16話、「恐怖 メカボーグ誕生!!」 悪之宮博士の新しいメカアニマル、かとおもいきや、「メカボーグ」という人間1割、機械9割の新型サイボーグというか、ロボットが現れた。しかしこいつ、カード手品師を改造したというふざけたやつで、シ…

平清盛 31話

「平清盛」31話、「伊豆の流人」 頼朝は伊豆でのんびり流人生活。それにしても、頼朝役の岡田将生はかっこいいな。まあ、年上の役者のほとんどが消えてしまい、残っているのは若くてかっこいいのばっかりだが…。 一方清盛は、宋船をより都に近い港に呼び込む…

NHK歴史番組を斬る

鈴木眞哉『NHK歴史番組を斬る』、洋泉社歴史新書y、2012 NHKで定期的にやっている歴史番組の内容がいかにいい加減かという本。大河ドラマはあくまでも「ドラマ」だからそこに出ていることがすべて真実と思っている人はいないだろうと思っていたら、現実には…