快傑ズバット 1話

快傑ズバット」1話、「さすらいは爆破のあとで」


これも初めて見る作品。パロディ化作品「快傑のーてんき」は見たことあるのだが、元ネタがわからなかったので、あまり印象に残っていなかった。しかしこの作品はおもしろい。というか爆笑モノだ。

のっけから現れて幼稚園児と先生の飛鳥みどりを襲う「地獄竜」。何の説明もなく出てくる。妹を助けようと出てくるのが、兄の飛鳥五郎(岡崎二朗)。それを横から助けに現れるのが、ズバットこと早川健宮内洋)。

変な格好、変な決め台詞。いちいち笑える。しかし、時限爆弾を仕掛けられた幼稚園のバスを飛鳥が運転して子供から離れようとするが、そのバスにしがみつく早川。このスタント、宮内本人らしいが、非常に危ない。ケガするでしょ。

しかもバスの時限装置を解除するのかと思ったらいきなりバスは爆発。運転していた飛鳥は入院するが、その病院にも爆弾が仕掛けられ、予告と同時に爆発。まだ死なない飛鳥だったが、敵の銃弾にハチの巣にされてついに死亡。ここまでがAパート。

妹のみどりは美人(大城信子)だが、なぜか早川健を逆恨み。去っていく早川は、ギターを弾きながら、変な歌を歌っている。飛鳥が研究していた強化服とスーパーカーで、早川健ズバットに変身。車のズバッカーもすごいデザイン。このデザインは、バロム・1も及ばないわ。

地獄竜の手下、ランカークは、地獄竜といっしょに、みどりとその弟を人質にして、早川健を縛り上げる。ここはSMショー。いきなり早川健は、縄抜けして消えてる。どこから来たのか、ズバッカーで現れ、「ズバッと参上、ズバッと解決。人呼んでさすらいのヒーロー!快傑ズバット!!」の決め台詞が。

地獄竜との対決は、地下鉄の二重橋前駅の出口にある三井信託銀行の前。こんなところで撮ってたのか。地獄竜を追いつけるが、「おれじゃない、ほんとだー」と告白され、そのまま地獄竜を警察に預けて、真犯人を追う旅に出た。みどりと弟もそれを追いかけるのでした。

とにかくおもしろいところが多すぎる。音楽は、京建輔。マツケンサンバの人だ。三味線が非常に効いていて、主題歌もEDもいい。12チャンネルの番組だったから、再放送も記憶にない。しかしこのおもしろさは捨てがたい。DVD-BOXは3万円近くするのか…。悩むわ。