軍師官兵衛 6話

軍師官兵衛」6話、「信長の賭け」


最初は叡山焼き討ちから。信長は足利義昭に17ヶ条の詰問書を出し、義昭はその返事として、武田、浅井、朝倉、本願寺に信長を包囲させる。この辺の展開も端折っているので、あっという間に進む。

官兵衛の家では、息子と妻のホームドラマと、先週新しく家臣になった太兵衛が母里の名前をついだものの暴れ者で手を焼かせているところ。官兵衛は、善助に家臣団のことを相談するが、まとまりがないと言われて沈黙。

太兵衛はまたも他の家臣とケンカ騒ぎを起こしたが、真相は太兵衛が母里武兵衛の母からもらった守り袋を大事にしていて起こしたもの。官兵衛は家臣団の結束が家の宝だと言い、善助と太兵衛に義兄弟の契りを交わさせる。

武田家が東から攻めてきたが、信長は岐阜から動かない。足利義昭は、京で挙兵するので、信長はすぐに京に向かう。道中、荒木村重が信長の下に参じて、摂津一国切り取り次第の命を受ける。足利義昭はすぐに負けて降伏。

官兵衛は、この話を聞いて、旧知の荒木村重に会いに行くことにした。荒木村重は、官兵衛一行を歓待。千宗易からもらった茶碗を見せて、信長の人となりを説明。3日後に出陣する荒木村重に、官兵衛は参陣を申し出る。そこに国元から舅の左京亮が亡くなったと知らされて官兵衛は急ぎ帰国。家臣の善助と太兵衛を置いていく。

義昭はまた負けて都落ち。西の毛利家は織田と対決することを決め、播磨は中間地帯として、態度を決めなければならなくなる。


この回も、駆け足でストーリーを追いかけるような話。官兵衛とその家中の話と、織田家の話はやっと交錯してきたが、まだちゃんと噛み合っておらず、一つのおはなしになっていない。官兵衛家中の話もあまり緊張感なし。このまま話が続いていくと見るのがつらい。