独裁者の部屋 #1-2

「独裁者の部屋」 #1-2 NHKEテレ、2016.7.2


NHKでやっていたリアリティ番組スウェーデン制作。全8回のうちの最初の2回。3月に放送していたものの再放送。

メンバーは8人で、8日間経過したら、誰かが15万スウェーデンクローナ(183万円)もらえる。しかし、「どうすればお金がもらえるのか」という条件は参加者にはわからない。

「独裁者の使い」が来て、メンバーに指令を伝える。最初の指令は、「5点だけ残して、衣服以外の物はすべて没収。何を残すかはメンバーが決めろ」。化粧品やら何やらを残すことになってしまい、トイレットペーパーが没収される。

次の指令は、「クリップをピンセットで瓶に移せ。成績がよかった者にはトイレットペーパーを支給」。ここでガマンできなくなった男が一人脱落。でも、冷蔵庫に入っていた食材を使って、別の男が料理を作り、それがおいしかったので、メンバーはそこそこ満足。

まあ、ふつうのリアリティ番組。「独裁体制を青少年に経験させる」という教育目的があるらしいが、期間限定のリアリティ番組(賞金付き)が、独裁への従順さを示すネタになるのか?もうちょっと見てもいいけど・・・。