ブラタモリ #横須賀

ブラタモリ」 「横須賀」、NHK総合、2016.7.12


この回のブラタモリ、ぜんぜん気がついていなかった。横須賀なので、船、海軍ネタ。前半、うっかりして見損なった。

米海軍基地内にある、昔のドライドック。横須賀が港として開かれた慶応年間に起工され、明治になってから竣工した。建設の指揮をとったのは、フランス人のヴェルニー。このドックは現用。江戸時代に積まれた石がそのままあって、海水の侵食で石が2cm以上削れている。この工事も、ヴェルニーが日本に地震が多いことを知って、地盤の固いところに、耐震性を考慮して建てた。

この後、タモリは近江アナと、横須賀基地にメンテナンスで停泊している空母レーガンを見学。米海軍気前よすぎる。甲板、格納庫、艦橋を回っていた。甲板ではカタパルトを見せているのだが、カタパルトの溝部分は、見せないように蓋をしている。

格納庫は、航空機35機を収納できると言っているので、格納庫は2つあるということ。当然寄港中は航空機はいないので、大きな荷物が置かれている。

艦橋では、艦長席に座って、非常に満足気なタモリ。そりゃそうだわ。案内をしているのは、若い三等兵曹くらいの軍人。人当たりがやわらかく、さすが広報係。タモリに、「このカタパルトで自動車飛ばしたらどうなるの」と質問されて、「良い質問ですね。かなり飛ぶと思いますよ」とじょうずに流していた。この空母だけでも番組成立するのに。なんとか後半だけでも見られてよかった。