ドキュメント72時間 突撃!秘密のネットオークション

ドキュメント72時間」、「突撃!秘密のネットオークション」、NHK総合 2016.7.28


ヤフオク特集。ヤフオクが「秘密の」オークションって、おかしいけど。番組スタッフが電話に張り付いて、変な出品者にメールして電話してもらって取材するという企画。

ネット古本屋の人は、月に200万円から300万円稼いでいる。倉敷市真備町って言っているが、NHKのカメラはそこまで出かけていく。田舎の古いコンテナが倉庫になっている。ダンボール箱にアルファベットを貼り付けるだけで整理している。内容はどうでもいいので、簡便な整理でよいのだ。

3000万円で書を出品している「十文字光」という人。しかも字は下手。職業は「陰陽師」と言っている。これは変。この人は見た目40歳くらいだが、頭はちょんまげで、変な服を着ている。「スベノカミ」と自称していて、自称、幕府の将軍だという。陰陽師ブームにのって、2000年代にもうけていて、その残りで暮らしている。この人は、ヤフオクを自分の広告代わりに使っている。

冠婚葬祭に足りない人(親、上司、友人)の代理出席をする人は、1回15,000円でやっている。手間がかかるわりに収入は少ないので、基本は派遣の仕事をしながら副業でやっているという。

母親の遺品(古着)を出している人、農機を出している人、鉄道模型ジオラマを出している人、いろいろだ。ジオラマの人は、沼津で実家が所有していた学生寮の建物を使ってジオラマを製作。これは作るのが大変だし、運ぶ手間がたいへん。注文も不定期にしか入らない。

鹿児島から犬用ヘルメットを出している人、犬ヘルメットは自作。愛犬は病気にかかっていて、歩けないという。ヘルメットは愛犬をかわいがる副産物。

長野では中古レコードを売って暮らしている人は3人家族。中古レコードでも月に10万円くらい売れる。高校の校歌とか、ダ・カーポとか、いろんなものを持っている。これは農業との兼業。しかし奥さんは卵巣がんだという。たいへんだ。治療どうしているのか。

最後の人は盛岡にいて、犬ヘルメットを落札した人。オークションを使うと、田舎で生活を安くあげられる人にとっては、そこそこに収入を出せるという話。しかしニッチなものばかり取り上げられているし、古本屋以外は安定収入にはならないらしい。それにまめな人でないとネットオークションはできないわ。これはこれでたいへん。