乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 2巻

大西巷一『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』2巻、双葉社、2014


エグいフス戦争マンガの2巻。この巻もエグいわ。フス派に対して、皇帝の十字軍が起こされ、騎士ら10万人の軍が攻めてくる。フス派の軍はわずか2000。しかし、手銃と新戦術「ワゴンブルグ」で、十字軍を打ち破る。

そんな話だが、陣の一部は崩されて、自分で火をつけて炎上。子供も黒焦げ。主人公のシャールカは、騎士たちの前で裸に剥かれて、異端審問にかけられる。こっちは、皇后のおかげで命は助かるけど。

絵はかわいいけど、皇后の派手なセックスシーンとか、内容は全然かわいくないのがいい。しかし、荷車で円陣を組んでも、人数で圧倒しているのだから、囲んで火矢を撃ちこむとか、やり方はいくらでもありそうな気がするが・・・。

一度は勝ったがまた残酷な場面が続きそう。3巻もたのしみ。