ダーヴィト・アフカム/シュターツカペレ・ベルリン ブラームス/交響曲第2番

ウェーバー: 歌劇「魔弾の射手」序曲


ソリスト:グレゴール・ウィット(オーボエ)、マティアス・グランダー(クラリネット)、イグナシオ・ガルシア(ホルン)、マティアス・バイアー(ファゴット)/ シュターツカペレ・ベルリン メンバー



ダーヴィト・アフカム指揮、シュターツカペレ・ベルリン上野学園ホール、2016.2.24


シュターツカペレ・ベルリンの公演は、東京ではバレンボイムブルックナー・チクルスを振るが、地方公演はこのダーヴィト・アフカムが振る。この人、ぜんぜん知らなかったのだが、1983年ドイツ生まれ。ハイティンクの助手とかをやっていて、現在はスペイン国立管弦楽団の指揮者という人。

この日の演目、「魔弾の射手」序曲、協奏交響曲、ブラ2、どれも非常によかった。特に協奏交響曲とブラ2。

協奏交響曲は、この楽団のメンバーがソロを務めていたが、アンサンブルはきちんとできていて、メリハリのきいた演奏。この楽団は、見た目、アジア系の団員があまりいない。めずらしい。

ブラ2は、これもミスのない、均整の取れた演奏。盛り上がるところは、ちゃんと鳴っている。オケの能力は高いし、若いけど、よくオケをまとめている。12000円払ったけど、行ってよかった。

客の入りは、1階はほぼ埋まっていたが、2階はガラガラ。冠公演で、タダ券で来ている人も多かった。どうしたらタダ券もらえるのか。テレビ局となかよくしているともらえるのかなあ。