メガフォース

「メガフォース」、バリー・ボストウィック、パーシス・カンバッタほか出演、ハル・ニーダム監督、アメリカ、1982


昔の戦争映画というよりは、安いアクション映画。自由諸国がひみつのエリート軍「メガフォース」を作って、世界の悪(もちろん共産軍っぽい)を退治という話。

アフリカの小国を東側某国の派遣軍(しかし服装はぜんぜん東側っぽくない)から守るために、敵の基地を急襲する。いろいろあるけど、どうでもいいわ。何しろメガフォース、武器はオートバイ、バギー車、なんちゃって装甲車しかないのだ。敵はいちおう戦車をM60が10両くらいもっている。そんなものをオートバイとバギー車でどうにもなるわけはないが、そこは適当にやっている。なんかレーザー砲っぽいものもついてるし。

ほかは、動かない戦闘機(格納庫にあるだけ)とヘリコプター(飛んでいるのは、MD500だけ)と輸送機(C130が2機、飛んでいる)。敵戦車がまだ生きているのに、目前に輸送機が着陸し、みんなでそれに乗って脱出。

指揮官のハンターはオートバイがこけてしまうが、敵にくだらない捨てゼリフを残して、追いかけた。輸送機はもう飛んでいるのだが、なぜかバイクがそのまま空を飛んでしまい空中で追いついて、合体。スカイライダーみたいだ。

これはゴールデンハーベストプロ作品で、製作はレイモンド・チョウ。これが香港戦争映画というものなのね。