靖国神社

「靖国神社」、2012.8.15


何回も行ったことがある靖国神社だが、8月15日に行ったのは初めて。これは結構新鮮だった。

市ヶ谷駅で降りていたのだが、まず驚いたのは右翼の街宣車の路上駐車。警察は摘発する気は全くないらしい。適当に写真を撮っていたら、通行人のおじさんに、「それはマズいから気をつけたほうがいいよ」と、目で合図された。ごもっともで、ありがたいことである。

中に入ってビックリしたのは、とにかく参拝客の数が多いこと。みんな参拝する時には、決まった形式でゆっくり参拝しているので、いつまでたっても列が縮まらない。自分は真面目に参拝していないので、列には並んでいなかったが、並んでいる人は、参拝するまでに2時間か3時間くらいかかってもおかしくないだろう。

しかも参拝客のほとんどは、遺族の直接の子供というわけではなく、明らかに若い人。どうでもいいけど、安倍晋三もいた。靖国神社は、こうやって人を集めているのねと結構感心した。

そしてかなり笑ったのは、コスプレしている人々。旧日本陸海軍のコスプレはわからないことはないが、なぜ将校のコスプレばかりなのか。この神社の趣旨から言えば、兵や下士官のコスプレが中心になっても不思議ではないはず。かなり笑ったのはナチスドイツ軍のコスプレ。それって靖国神社に関係なくねー？

まあ単なるおもしろである。例大祭に行ったことはないので、それはよくわからないのだが、とにかく8月15日の靖国神社は面白い。一度は行ってみるべきもの。

とにかく暑かったが、かなり堪能できたと思う。お土産に1本1000円のお神酒を買って帰った。これもある種のおもしろだろう。