電人ザボーガー 18話

電人ザボーガー」18話、「必殺のアームガン グリーンベレー


チンピラに囲まれる緑のベレー帽をかぶった片腕のおじさん。これが今回のメカボーグ、グリーンベレー。メカボーグのくせに街のチンピラを退治するのか?チンピラをやっつけて、新田警部の子供はまるっきりメカボーグのファンに…。

このメカボーグが出没する場面、昔の渋谷だ。当然109はなく、道玄坂のほうに東急本店だけがどーんとそびえている。人の数は多いが、おしゃれなイメージはなにもない。今の宮下公園のあたりは昔も公園だったようなのだが、うらさびれた雰囲気はかくせない。

メカボーグは、東急本店の屋上から大使館を狙撃。片腕のくせに狙撃なんかできるのか?ほとんど大砲みたいな銃で一撃。あれじゃ、あたったら建物ごと吹っ飛んでいるだろう。Σ団は「ハイハイ共和国」とかいう変な名前の大使館をのっとって、それを基地にしようとする。新田警部は大使館に入れないので、大門さんが勝手に大使館に潜入。ミスボーグが中にいるのでΣ団がいるのはわかるのだが、Σ団の戦闘員に見つかってすぐにグリーンベレーが出てくる。

飛龍三段蹴りを食らわすのだが、これもあっさり破れる。最近、この技、まったく役に立ってないじゃないの…。しかもマシンザボーガーは外に待たせたまま。さっさと呼べよ。

大門さんは、グリーンベレーの正体を新田警部の子供にないしょにしておくことにするのだが、これが仇で、グリーンベレーは子供を釣りに連れて行って、大門さんを誘い込む。

この釣りの場面も、特撮番組で非常によく使われる場所。山の奥に吊橋がかかっている。グリーンベレーがメカボーグの姿を現すと、片腕だけだったはずが、なぜか両腕になっている。どこから生えてきた?そしてザボーガーが出てくると、グリーンベレーの腕は簡単にもげてしまい、2分もかからずに速射破壊銃で、橋ごとふっとばされてしまいました。なんだったんだ、これは。

まあむかしの渋谷のようすが見られたのは収穫。このドラマのロケはたいてい新宿なので。