快傑ズバット 22話

快傑ズバット」22話、「少年ボクサー 涙の父」


ボクシングの練習をしている矢川丈二。ジムに父親が訪ねてくるが、息子は「ヒモおやじ」扱いして追い出してしまう。しかし、なぜかダッカーの手先、Z団が襲ってくる。なんでこのしょぼいオヤジを?

息子がZ団をやっつけようとすると、「プロボクサーが人をなぐっちゃいかん」と無抵抗でなぐられるオヤジ。早川健が来て、親子を助けると、Z団の用心棒、世界ライト級チャンピオン、カネアスドレイが登場。世界チャンピオンだったら、「日本で2番め」ということはないと思うが、「ただし、その腕前は2番めだ」といつものセリフで片付けている。

ボクシングで勝負するのかと思ったら、カネアスドレイの技は、横に飛んで行くピストルの弾を拳で叩き落とすというもの。早川健の技は、矢川丈二を狙った弾を横っ飛びで掴み取る。なんかあほらしい。

矢川丈二のオヤジは昔は働き者だったが、今ではやさぐれている。それでも、Z団の「息子に八百長をさせろ」という脅迫を断るオヤジ。明日の息子の試合で第3ラウンドまでに矢川丈二が負けないと、腰に付けられたベルトが時限爆弾で、爆発してしまうのだ。

オヤジは、実は昔プロになる寸前までいったボクサーだった。さっきはサラリーマンみたいなことを言ってたのに、おかしいな。それに中年のボクサーというのはないでしょ。

しかし矢川丈二は、オヤジが病気の自分を助けるためにボクシング界を追放されて落ちぶれてしまったことを知ってショック。しかもZ団から、ていねいに矢川丈二に、オヤジの爆弾についてのお電話がきた。

矢川丈二は世界チャンピオン戦にのぞむが、オヤジは試合会場にはあらわれず、ひとりで死ぬつもり。そこに早川健が飛び込んできて、ドライバーでベルトを外そうとする。そこにいきなりズバッカー。

Z団の目的は、矢川丈二を負けさせるはずが、いつのまにか、オヤジのベルトを爆発させることになってしまっている。中ボスのミスターZは、サクッとやられておわり。

矢川丈二の試合の相手は、カネアスドレイ。試合に勝って、丈二は世界チャンピオンになりました。よかったね。

今回、代々木体育館とか、田町と浜松町の間の山手線とか、いろんなところがロケ地になっていた。しかし、話は詰め込みすぎで消化不良。