快傑ズバット 23話

快傑ズバット」23話、「大神家一族の三姉妹と天一坊」


これはタイトルから「犬神家の一族」のパクリ。タイトルだけでなく、ストーリーまでパクリ。もう何でもアリだ。顔を包帯でぐるぐる巻きにした「天一」も登場。これがスケキヨね。

悪役は「紅狐党」の「紅フォックス」。ひねりもなにもない。大神家の長女が紅狐党に次女と三女を殺してくれと頼んだので、紅狐党がおそってくる。用心棒はダンディハリー。これもふざけた名前。しかも、白の礼服と白いシルクハットという変な格好。やることは手品。意味がわからない。

この三姉妹はみんなが悪人ではなく、三女がいい人。コーディリアみたい。紅狐党が三女を襲ったところをたすけだすのが、包帯ぐるぐる巻きの「天一」。三女は天一が偽物だと知るが、助けられた弱みで惚れてしまったので、天一をかばっている。

しかしぐるぐる巻きの天一は、じつはダンディハリーだった。悪者の長女は殺されてしまい、早川健は、天一がダンディハリーだと見抜く。しかし、ダンディハリーは、自分は天一に化けているだけと思っているので、早川健から本物の天一だよと言われて大ショック。

改心しかかったダンディハリーだが、紅フォックスの機関銃で死んでしまい、紅フォックスはズバットアタックで気絶。生き残った姉妹は尼になってしまい、遺産は施設に寄付されました。

悪人が実は善人の生まれだったというのは新しいパターン。しかし横溝正史までパクるとは・・・。