ホットロード（2014映画版）

「ホットロード」、能年玲奈、登坂広臣ほか出演、三木孝浩監督、「ホットロード」製作委員会、2014

能年玲奈の主演映画。原作は未読。ヤンキーマンガだが、昔はヤンキーはやってたしなー。映画の中では尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」が流れまくっているし。うーん。

能年の相手役、春山（登坂広臣）って、三代目J SOUL BROTHERSだって。知らないわ。しかし、適度にかっこよく、いかにもヤンキーっぽい。そんなに悪くない。

基本的に昔の厨房映画なので、ストーリーにはあまり乗れない。能年玲奈は母親の愛情を感じ取れない中二病（本当に中2という設定）。暴走族の頭の春山についていって同棲するようになるのだが、春山はトラックにぶつかって重傷。死ぬのかと思ったら死なない。いちおう復帰するが、左半身麻痺。しかし能年は春山に一生ついていこうと決めるのでした、というもの。

この時代なので、バイクは当然ノーヘルだ。なつかしい。しかし、後席に乗っている能年がヘルメットかぶっているってどうなの？そりゃないでしょ。それと、暴走族の服装が当時の暴走族のはやりっぽくない。いまどき特攻服が映画に出てきたら、見ている人は？？？となるだけだが、これはしかたないか。

能年玲奈はあいかわらず可愛く、実年齢より幼く見えるので、ちょうどよく似合っている。しかし、母親役が木村佳乃って若くないか？このへんは原作を読んでいないので、なんともいえない。

あと、能年玲奈と春山は同棲していることになっているのだが、ベッドシーンないのか？これも原作が少女漫画だからしかたないか。

能年はけっこう不良少女向き。自分が不良少女好きじゃないので、あまりうれしくないが。早く次の出演作が決まるといいのにね。