別冊アサ秘ジャーナル 24

「別冊アサ秘ジャーナル」24、TBS、2012.7.22

TBSがなにげに全力?を出しているこの番組。今回は石川県編。けっこうこれがすごかった。

最初は、小松駅の前に置いてある、KOMATSUの300トン積み巨大ダンプカー。当然本物。実際に運転台に乗れるようになっているのがすごいわ。

そして石川県といえばこれ、の、日本自動車博物館。500台もあるのか。外国車もそれなりにあるが、やっぱり昔の日本車の揃い方はすごい。案内役は浅草キッド江口ともみなので、昔のヤン車やセンチュリーにカメラがいっているが、その後ろにある小さい消防車とか、そっちを映してほしいのに…。

さらにこちらはいままで名前しか知らなかった、コスモアイル羽咋。ここは真剣にすごい。屋外においてあるのは、レッドストーン(本物)だ。屋内には、アポロの月着陸船から、月面車、ルナ24号月着陸船(本物)、アポロ司令船、ヴォストーク帰還用宇宙カプセル(本物)、ボイジャー探査船などなど、ガンガン置いてある。なんでこんなものがこんなところ(失礼)にあるのか、まったくわからないが、とにかく展示品はすごすぎる。公共施設だそうで、入館料は、付属のシアター込みで750円しかかからない。石川県、しかも羽咋市って、金沢よりも七尾のほうに近いような気がするが、ここにこれをつくろうという発想がすごすぎる。首都圏に作れば余裕でコミコミだと思うが…。

今週全くB級臭がしないと思っていたら、次は地獄めぐりだった…。やはりそうか。ハニベ巌窟院って、この大仏様、肩から上の部分しかないので、バランス的にすごく変なんですが。創立者の孫だとおっしゃる色っぽいおねえさんが案内している。そして裏山を登ると、中には洞窟が。洞窟の中にはひたすら仏像がありまくり。創立者のおじいさんが彫塑家だっということだ。おとうさんも彫り続けていたらしい。ちゃんと地獄めぐりもあったわ。

そして最後に石川県と何の関係もない、岡山県津山市の、つやま自然のふしぎ館。ここはやたらと剥製がおいてある博物館。850体くらいあると係の人がいっている。まあこれだけあると下手な動物園よりすごいな。そしてこの剥製以外に2万点くらい展示物があるとか…。後は、昆虫、貝、化石、岩石、骨格の標本。おなかいっぱいだ。しかも創立者(現館長のおじいさん)の内蔵がホルマリン漬けの標本になっている。意味がわからない…。創立者は森本慶三氏といって、津山藩の御用商人の家から出たが廃業して、財産を高校や図書館に使ってそれがこの博物館になりましたというおはなし。

今日もおなかいっぱいだった。来月の放送は8月26日。