2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ただ坐る

ネルケ無方『ただ坐る』、光文社新書、2012 ネルケ無方の新著。副題に「生きる自信が涌く 一日15分坐禅」という文句がついているのだが、間違いなく編集者が一方的につけたもの。というのは、この本には「ただ坐る」ことしか書いておらず、一日15分坐禅をす…

職業としてのAV女優

中村淳彦『職業としてのAV女優』、幻冬舎新書、2012 これはかなり驚かされた本。著者は、『名前のない女たち』、宝島社、2002ですでに知っていたので、この本は後日譚のようなものかと思って読んでみたら、まるっきり話が違っている。 『名前のない女たち』…

電人ザボーガー 13話

「電人ザボーガー」13話、「秘密刑事 死の一騎打ち」 Σの秘密要塞、「Σ大魔城」計画のために科学者たちを誘拐しちゃえ、というのが、次の悪之宮博士の計画。この計画の道具になるのが、サイボーグのウルフジョー。ウルフとか言ってるけど、にゃーにゃー鳴い…

平清盛 27話

「平清盛」27話、「宿命の対決」 清盛は、一門を集めて、信頼に恭順するよう命じる。一方、義朝の兵は内裏で騒ぎ放題、信頼は遊び放題。信頼についていた公家たちが呆れて不信感を持ち始めたところで、清盛は信頼に名簿を差し出して臣従の意を表し、信頼は大…

ファジル・サイ

モーツァルト ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲つき」 ストラヴィンスキー(ファジル・サイ編) 「ペトルーシュカ」 ムソルグスキー 「展覧会の絵」 ピアノ:ファジル・サイ 松江市総合文化センター プラバホール、2012.7.8 「鬼才、天才、ファジル・サイ」…

坂道のアポロン 10話

「坂道のアポロン」10話、「イン・ア・センチメンタル・ムード」 薫は、律子に手袋を贈られて動揺しているが、律子に一度フラレているだけに、自信がもてない。学校では、百合香の駆け落ちが有名になり、薫は千太郎の気持ちを心配するが、千太郎はそれなりに…

シャンバダール/カーラー/ベルリン交響楽団

メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」 ヴァイオリン協奏曲 ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」 ヴァイオリン:イリヤ・カーラー リオール・シャンバダール指揮、ベルリン交響楽団 上野学園ホール、2012.7.6 このコンサートはある意味すごかった。プロ…

国際政治のなかの韓国現代史

木宮正史『国際政治のなかの韓国現代史』、山川出版社、2012 著者が東大、早大で行っている韓国現代史の授業で使用することを前提にして書かれた教科書。200ページ余りしかないボリュームなのでさくっと読める。1945年の南北分断占領以後、李明博政権までの…

21世紀の落語入門

小谷野敦『21世紀の落語入門』、幻冬舎新書、2012 小谷野敦のクリーンヒットがまた出た。以前から落語ファンだということは公言していたが、これはほんとうに親切な「落語を知らない人のための入門書」。 帯に「ビギナーは寄席に行くな。」とあるが、まった…

日本はなぜ開戦に踏み切ったか

森山優『日本はなぜ開戦に踏み切ったか 「両論併記」と「非決定」』、新潮選書、2012 タイトルどおり、太平洋戦争開戦決定にいたる、主に日本側の政策過程を描いた本。このシリーズの性格から、詳細な注や文献リストはついていないが、必要なところで出典は…

電人ザボーガー 12話

「電人ザボーガー」12話、「驚異の人間長距離砲」 いきなり水に浮いている発泡スチロール、と思いきや、実はΣの秘密基地。って、あまりにも作りがチープでどう見ても島には見えないだろ。その島にあるのが巨大な大砲。これでドーンと砲弾を発射するのだが…。…

平清盛 26話

「平清盛」26話、「平治の乱」 源氏の軍勢は、後白河院、上西門院、二条帝を幽閉。信西の館も襲うが、信西はすでに逃げ出した後。 熊野社にいた清盛一行は、京の館からの早馬で急変を知る。信西を救うためにすぐに京に戻るという清盛。重盛は、武器はないし…

坂道のアポロン 9話

「坂道のアポロン」9話、「ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー」 クリスマスが来て、薫は星児たちのパーティーに出ることにする。それも律子と千太郎が出る教会のクリスマスを避けるため。しかし律子と千太郎のことが気になることには変わりなく、まったくパー…