エヴァルド・ダネル/広島交響楽団

     モーツァルト   ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ


     ドヴォルザーク  スラブ舞曲(全曲)



   指揮、ヴァイオリン:エヴァルド・ダネル、広島交響楽団


   広島市文化交流会館、2012.7.12



広饗の定期演奏会は、ドヴォルザーク「スラブ舞曲」の全曲演奏会。最初のモーツァルトでは、指揮者のダネルが弾き振りしていた。

いや、思ったよりは非常に内容はよかったと思う。CDでも全曲身を入れて聞いてないものが多くて、けっこうなつかしかった。そして演奏は、メリハリがはっきりしていて、鳴らすべきところではちゃんとオーケストラが鳴っていた。金管もそんなにとちってなかったし、木管はとくにオーボエファゴットはよかった。

指揮者のダネルはもともとスロヴァキアの人なので、これは十八番。今度スラブ舞曲全曲をダネルの指揮でCD録音するらしい。生で聴くのはいいが、広饗のCDって売れるのかなあ。まあ、演奏会としては85点くらいつけられる。やっぱり家の近所でやってくれる演奏会は行きやすいので、その点もよし。