怪奇大作戦 26話

怪奇大作戦」26話、「ゆきおんな」

冒頭のロケ地、那須北温泉だ。古い建物はずっと変わっていない(江戸時代からある)ので、見た途端にわかった。スタッフも温泉旅行がしたかったのね。ここは三回行ったので、よく覚えている。

そしてお風呂に現れる怪しいオヤジは小松方正。見るからに怪しいわ。場面代わって、さおりと友人は、友人の失踪した父親=小松方正から招待状をもらって、那須ロイヤルホテルへ。北温泉じゃなくて、こっちとタイアップかい。ここは例の「ケンちゃんトコちゃん」のロケ地、「ファンタラマ」の宿泊施設だったところ。踊り子たちがレビューショーをやっている。こちらはすでに潰れてしまっているのに、北温泉は残っている。無常を感じますね。

ところが那須ロイヤルホテルには、SRIの面々も集まっていた。15年前の宝石泥棒が現れるという話があったからだ。この宝石泥棒の親玉が小松方正。しかし考えてみると15年前の窃盗なんてとっくに時効だろう。変だな。

さおりの友人の部屋にかかっていた絵がドロドロはがれて、その跡から地図が出てきた。この地図をたどっていくと、ダイアモンドの入った袋が…。袋を見つけたところで、宝石を狙う一味が出現。小松方正とその手先の男、宝石泥棒の別の一味が追跡戦。そこへ娘を守るかのように、空に娘の死んだ母親の巨大な顔が現れました、という話。

はっきりいって、あまりどうってことはない話。怪奇大作戦の最終回としては物足りないが、前半はけっこうつまらない話も多かったので、そのレベルに戻ってきただけともいえる。それにしても北温泉那須ロイヤルホテル(こっちには行ったことなし)の様子はなつかしい。これが見られただけでもよかった。