#工芸

アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝

「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」東京国立博物館、2018.2.25 これは東博の、表慶館でやっていた展覧会。通常の入場料だけで入れた。サウジアラビアの展覧会って、何かとおもったら、大半は「無明時代」つまりイスラム以前の展示。つまり考古展示…

仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―

「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」東京国立博物館、2018.2.25 東博のいまの特別展がこれ。そんなに人がいるのか?と思ったら、入口に「待ち時間◯分」と書いてある。しかし、この日はたいしたことはなかった。助かった。 前半の第1展示…

インドの仏

「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」、東京国立博物館、2015.5.8 大英博物館展でクタクタになっていたが、これだけでやめるともったいないので、こっちのインド仏教美術も見てきた。日頃めったに行かない表慶館での展示。 日本や中国…

日本美術応援団 明治工芸を応援する!in 山口

「日本美術応援団 明治工芸を応援する!in 山口」、山口県教育会館大ホール、2015.3.21 山口県立美術館の展覧会「超絶技巧!明治工芸の粋」の関連イベント。展覧会監修者の山下裕二と、いっしょに「日本美術応援団」プロジェクトをやっている井浦新が展示品…

第61回日本伝統工芸展

「第61回日本伝統工芸展」、広島県立美術館、2015.3.15 この展覧会、去年は行かなかったと思うが、今年はたまたま最終日に気がついて行ってきた。会場の入口は、いままではたしか子供向けの解説だったが、今年は賞をとった作品が並べてあった。ただし、二等…

日曜美術館 明治の工芸 知られざる超絶技巧

「日曜美術館」 「明治の工芸 知られざる超絶技巧」、NHKEテレ、2014.5.18 ちょっと興味をひかれたので見てみた、この回の日曜美術館、これはちょっと狂った世界。 三井記念美術館で現在開催されている展覧会、「超絶技巧!明治工芸の粋 ─村田コレクション一…

平櫛田中彫刻美術館

「平櫛田中彫刻美術館」、2014.3.29 ちょっと時間ができたので、小平市にある、この美術館に行ってきた。中央線の国分寺駅で降りて、西武多摩湖線に乗り換える。次の一橋学園駅で降りて、10分弱、てくてく歩くと、住宅街の真ん中にある。ここでうっかりして…

飛騨の円空

「飛騨の円空ー千光寺とその周辺の足跡」、東京国立博物館 東京国立博物館でやっていた円空仏の展覧会。本館の1階入り口の奥にある規模の小さい展示をよくやる部屋でかかっていた。千光寺は飛騨高山の寺で、この展覧会は千光寺所蔵仏をメインに高山にある円…

ほんものの漆器

荒川浩和、山本英明、高森寛子ほか『ほんものの漆器 買い方と使い方』、新潮社、1997 美術品ではない、普段遣い用の漆器の本。普段遣い用といっても、そんなにお安くはない。直径12.5cm、高さ8cmくらいの椀で、1万円から2万5千円くらいになっている。この本…

第58回日本伝統工芸展

「第58回 日本伝統工芸展」、広島県立美術館 例年通り、この展覧会が来たので、行ってきた。また最終日だ。実は、前の週、2月5日日曜日に、この展覧会関連で「ワークショップ 漆でマグネットをつくる」という催しがあり、参加希望を出していたのだがハズレ。…

ウクライナの至宝 スキタイ黄金美術の煌き

「ウクライナの至宝 スキタイ黄金美術の煌き」、広島県立美術館 9月から2ヶ月もやっていた展覧会なのに、行ったのは最終日の11月13日日曜日。しかも、行こうと思って買ってあった前売り券を探したが出てこない。行かないのもくやしいので、結局当日券を買っ…

大英博物館 古代ギリシャ展

「大英博物館 古代ギリシャ展」、国立西洋美術館 この前東京にいたときに行ってきたのがこれ。ギリシャ、ローマ時代の彫刻を中心に陶器その他の130点で構成されている。 目玉はミュロン「円盤投げ」。もっともオリジナルはすでになく、会場にあるのはローマ…

平櫛田中展

「平櫛田中展」、ひろしま美術館 明日(きょう)の日曜日までやっている展覧会。平櫛田中だから、どうせ美術館井原市の田中美術館の作品をまとめて並べてあるのだろうと思っていたが、田中美術館の所蔵品は三分の一もないくらいで、残りはシーピー化成株式会…

日曜美術館 安宅英一 狂気と礼節のコレクター

「日曜美術館」 「安宅英一 狂気と礼節のコレクター」、NHK、2011.5.29 NHKの日曜美術館でかかっていたプログラム。大阪市立東洋陶磁美術館のコレクションはもとは安宅コレクションなので、そのコレクションが作られるまでの過程を追ったおはなし。 ゲストは…

第57回日本伝統工芸展

「第57回日本伝統工芸展」、広島県立美術館 だいたい毎年この時期に来る日本伝統工芸展。今年も、学芸員か作家による解説を聞きに行くはずが、結局最終日に、ざっと見てまわるだけになってしまった。反省。 いままでは受賞作を特にていねいに見ることにして…

誕生! 中国文明  東京国立博物館

「誕生!中国文明」、東京国立博物館 東博で9月5日までやっている展示。タイトル通り、基本的には考古展示。河南省の博物館から展示品を借りてきている。河南省には洛陽ほか、夏王朝から北宋王朝まで、断続的に諸王朝の首都がおかれていたので、それに関連す…

細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション

「細川家の至宝 珠玉の永青コレクション」、東京国立博物館 細川家所蔵の文物を維持管理する永青文庫の所蔵品展。前半が歴史展示で、中世細川家(これは京兆家ではなく、和泉半国守護家のほう)から近世大名細川家の歴史を示す文物の展示。主に甲冑と織田信…

見仏記 ゴールデンガイド篇

いとうせいこう、みうらじゅん『見仏記 ゴールデンガイド篇』、角川書店、2009 見仏記の新作が出ているというのは、これを図書館で見つけてやっと知った。「ゴールデンガイド篇」というのはなんのことかといえば、この本の元企画をウェブに連載していた当初…

国宝 土偶展

「国宝 土偶展」、東京国立博物館 これは先週の日曜日、2月21日に行ってきた。土偶なんて、どうせすいてるでしょ?と思っていたら、いきなり20分待ちと言われた・・・。実はこの日が展覧会の最終日だったのだ。テレビでも特集番組を組んでいたし、さすがに最終…

広隆寺

「広隆寺」 京都では外国からの客を案内する約束になっていたので、行動プランを考えなければいけないことに…。事前に何か行きたいところはあるかと尋ねていたのだが、「地元の人ならではというところ」と言われた。でも地元の人しか知らないところというの…

古代ローマ帝国の遺産

「古代ローマ帝国の遺産 -栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ-」、国立西洋美術館 これはこの前の日曜日に行った展覧会。共和制末期から帝国初期くらいの彫像、フレスコ、工芸品等々でローマの歴史と当時の生活を見せようというもの。 ローマの偉人たちの像…

染付─藍が彩るアジアの器

「染付─藍が彩るアジアの器」、東京国立博物館 これもこの前の日曜日、9月6日まで東博平成館の2階左半分を使ってやっていた展覧会。「伊勢神宮」の方より、見た目にはこちらのほうが楽しめると思うが、客はそんなにいなかった。見る方としてはすいているほう…

伊勢神宮と神々の美術

「伊勢神宮と神々の美術 第六十二回式年遷宮記念 特別展」、東京国立博物館 この前の日曜日、9月6日までやっていた展覧会。平成館の右半分を使ってやっていたもの。となりの「染付」展より、かなりたくさん人が入っていた。見てきれいという点では、「染付」…

Story of ...

「Story of...」、東京国立博物館 これは表慶館でやっていたカルティエの展覧会。ほとんどの人は平成館の「国宝 阿修羅展」に行っていたので、こっちはけっこうすいていた。しかし、内容はけっこう充実。 目玉はパンフレットにも載っている、インドのマハラ…

よみがえる黄金文明展

「よみがえる黄金文明展 ~ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝~」、広島県立美術館 古代トラキアの遺物の展覧会。鉄や青銅の器物もあるが、多くは金。紀元前五千年紀の王錫や腕輪なんていうとんでもなく古いものがある。金器としては世界最古という話。王…