平清盛 7話

平清盛」7話、「光らない君」

今週は清盛の結婚エピソード。父、忠盛は海賊退治の恩賞を辞退させられて、その代わりに清盛に従四位下が授けられる。摂関家の忠実は、御礼言上に昇殿した清盛を「武士はどこまでいっても王家の犬」とあざ笑う。その帰りに清盛に出くわしたのが、高階基章=平田満。基章は娘の明子=加藤あいを清盛に嫁がせたいとプッシュ。清盛もその気になっている。

清盛はこの話を西行に相談しようとするが、西行がすでに妻帯していると聞いて驚く。一方明子のほうも、この話を時子=深田恭子に相談。はじめ、時子は「源氏物語のような話!」と盛り上がっているが、清盛が前に鉢合わせした無礼な男と知ってびっくり。明子はいったんは去ろうとするが、清盛に海の話をきかされる。それでも気後れしていて、清盛の嫁に、とは言い出せない。

西行は歌心のない清盛のかわりに、明子に文を代筆してやるが、明子からは断りの文が。清盛は西行に文句を言うが、「これが駆け引き」と取り合ってもらえない。そこで清盛は、直接明子の邸に押しかけて返事を迫る。明子はいったんは断るが、清盛がさらに押してくるので結局受け入れることに。

平氏一門は「釣り合わない」といって結婚に反対する者多数。しかし忠盛は清盛の頼みを聞いてやることにしたのでした。

なんか少女マンガみたいな展開で、あぜん。時子とか、この時点で関係なさそうなキャラをむりやりひっぱってくるのが強引すぎ。いちいち友達に相談とか、悪い意味でマンガの読みすぎだろ。清盛が縁談をかってにまとめてもってくるのもどうよ。キリスト教の結婚の誓いみたいなことまで言わせてるし。こまったねぇ。脚本家はもうちょっと骨のある人かと思っていたが、こんな話が続いていたらもう見ないよ。