八重の桜 25話

「八重の桜」25話、「白虎隊出陣」


二本松を潰した新政府軍はあっという間に会津に殺到。冬が来る前に会津を落とさないと新政府軍も身動き取れないのだ。一方会津藩も、主力が抜けている上に、敵の進路がわからない。結局複数の峠に兵を分散配置し、簡単に破られてしまう。

藩では敵が城下に迫った時には、藩士を全部招集して城に入れることになり、山本家にも招集の使者が来る。権八と尚之助は登城の支度をするが、そこに八重が現れてどうしても自分を連れて行けとねばる。当然権八が許すわけがなく、母親に頬を打たれて引き下がる八重。

途中の拠点、猪苗代城は新選組が守っていたが、もはやもたなくなって、土方は仙台に走って榎本艦隊と合流をはかる。しかし斎藤一は自分は会津に残って会津で戦うと言い出す。土方と斎藤一はここで別れる。

会津では容保自身が出陣することになり、護衛には白虎隊がつく。しかし新政府軍が来る前に落とすはずだった橋は新政府軍に奪われてしまい、容保は援軍に白虎隊を出すことにする。ほかに予備がないのだ。

城の半鐘が鳴って登城を促しているあいだに、山本家では八重が三郎の着ていた洋服を着てスペンサー銃を抱えて出陣の支度をする。今度は母親も止められない。八重が軍装を整えて立ち上がるところでおしまい。


今週白虎隊が出るところまでだったので、来週の回で白虎隊自刃。放送予定タイトルを見ると、7月の終わり頃まで戦争が続くらしい。実際に籠城戦は一ヶ月あったので、細かいところまでやるのだろうが、白虎隊の自決とかもリアルにやるのだろうか。指揮官も兵もバタバタ死ぬことになるので、どのくらいリアリズムでやるのか、ちょっと期待。