2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

3.3.7 ビョーシ!! 1

久保ミツロウ『3.3.7 ビョーシ!!』1、講談社、2001 能町みね子ばかりにかまけていないで、久保ミツロウの方も読まねばと思って、図書館に行くと、これが3巻まであっただけで、「モテキ」と、「アゲイン!!」は一冊もなし。「トッキュー!!」は全巻あった…

ドリカム層とモテない系

能町みね子『ドリカム層とモテない系』ブックマン社、2011 これが初めに図書館でまわってきたので、先に読んだが、実際は前著が2冊あり、この本は3冊目の続編。 著者は、女性を「モテ系」「モテない系」「圏外」の3種類にくくっているのだが、この本で取り上…

お話はよく伺っております

能町みね子『お話はよく伺っております』エンターブレイン、2012 これは著者が、町の喫茶店や電車の中、ファストフード店での、「他人の会話を立ち聞きして、その内容をおもしろトークした」本。他人の会話は非常にくだらないが、読んでてアハハと単純に笑え…

お家賃ですけど

能町みね子『お家賃ですけど』東京書籍、2010 著者が住んでいた(まだ住んでいる?)牛込の古いアパートでの日記エッセイ。いまどき、築40年、6畳と3畳のキッチン、風呂なし、トイレ(和風)つき、、月4万円という部屋。場所を考えれば安いのだが、築年数が…

縁遠さん

能町みね子『縁遠さん』メディアファクトリー、2009 能町みね子を図書館で集中的に借りてきた。これはマンガ。30代の女性3人のだらだらした日常がネタで、特にストーリーらしきストーリーはない。 「縁遠さん」というのは、「縁遠い人」ということで、「男に…

47都道府県 女ひとりで行ってみよう

益田ミリ『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』幻冬舎、2008 この前読んだ泉麻人の本は、全国の「ど」のつく田舎をひたすらバスで回る旅エッセイ。普通の人が行かないようなコースで、しかも不便なバス旅、その上で押さえるべきところは押さえて、おいしい…

「反日」中国の真実

加藤隆則『「反日」中国の真実』講談社現代新書、2013 これは良書。著者は読売新聞中国総局長。 中国における「反日」の背後にあるものは何か、どういう経路で「反日」的態度が出てくるのかについて、丹念に取材して書いている。砂のような中国社会で人々を…

バスで、田舎へ行く

泉麻人『バスで、田舎へ行く』JTB、2001 いまやすっかりバスオタクになっている泉麻人のローカルバス旅本。タイトルのとおり、行っているのはバスの便が一日に2本か3本くらいしかなさそうな田舎ばかり。JTB『旅』の連載企画を単行本化したものだが、稚内から…

ウルトラセブン超兵器大研究

中村宏治(円谷プロ監修)『ウルトラセブン超兵器大研究』マイナビ、2013 最近、けっこう話題になっているこの本、64ページしかないのだが、ちゃんとつくってあって、既存の類書をコピーしただけのものではない。中でもポイントは、ウルトラホーク1号から3号…

華麗なる一族(1974 TV版) 16話

「華麗なる一族」(1974 TV版)、16話 二子は、また外出先で一ノ瀬を捕まえて、「結納の日取りが決まったが、自分は断るつもりなので待っていて」とむちゃなことを言っている。さすがに一ノ瀬も「ここまで来て、本当に断れるんですか?」と半信半疑。二子は…

児玉誉士夫 巨魁の昭和史

有馬哲夫『児玉誉士夫 巨魁の昭和史』文春新書、2013 この著者はいつもおもしろい本を書いているが、この本も例に漏れず、全編非常におもしろい。児玉誉士夫という人物を題材にして、戦前から戦後にかけて日本がどのように継続性を保っていたか、政治がどの…

西島大介、松田洋子トークショー

「西島大介、松田洋子トークショー」、アクアホール、2013.6.2 これは、「第3回広島本大賞」という書店員とタウン誌編集者によるご当地関連本に対する賞の授賞式を兼ねて、行われたもの。今年はマンガから選ぶことになっていたので、大賞に西島大介『すべて…

八重の桜 22話

「八重の桜」22話、「弟のかたき」 尚之助は、戦術を学ぶために江戸に向かうが、容保はわずかな供を連れて帰国。この場面、会津兵は洋装で、フランス語の号令を受けて敬礼している。このくらいのところまではいっていたのね。 尚之助や藩士たちも戻ってくる…

総天然色ウルトラQ 5話

「総天然色ウルトラQ」5話、「ペギラが来た」 これはカラーになって特に見栄え良くなった作品。南極の話だから、雪と氷の世界だが、基本はセット内部の撮影なので、ちゃんと色が映えるようになっている。 南極で行方不明になった観測隊員を万城目が探しに行…

シロメ

「シロメ」、ももいろクローバー出演、白石晃士監督、「シロメ」製作委員会、2010 ももクロがZになる前の映画。これは、「市民ポリス69」と違って、6人全員、フル出演。 ストーリーらしいストーリーはないので、ももクロファンだけに向けられた映画。ももク…

久保ヒャダこじらせナイト<SAナイト>

「久保ヒャダこじらせナイト<SAナイト>」、2013.6.1 この番組、3回めらしいが、はじめて見た。不定期放送らしい。ヒャダインと久保ミツロウがだらだらトークしているというもの。 ビッグダディがどうのとか、どうでもいいことをしゃべっていて楽しい。人生…

防衛維新

久間章生『防衛維新 新たな安全保障戦略の確立に向けて』朝雲新聞社、2009 すでに引退した久間章生の著書。2009年7月刊行だから、この年の8月の総選挙(久間は落選、当選したのは民主党の福田衣里子)に向けての運動の一環として出版されたものだろう。 読ん…

八重の桜 21話

「八重の桜」21話、「敗戦の責任」 鳥羽伏見では二日目以後も、幕府側の敗北が続き、薩長側に錦旗が上がって幕府側は総崩れ。慶喜は戦争継続で気勢をあげるが、修理の進言もあって、江戸に軍艦で撤退することにした。容保らを連れて、兵には秘密で慶喜がいな…