あまちゃん 37-39話

あまちゃん」(第7週「おらのママに歴史あり」)、37-39話


アキの誕生会で、じっちゃんが「春子はアイドルになるって言って、家出したんですよ」としゃべってしまい、座は白けた雰囲気に。それはみんなが知っていて、口に出さずに黙っていたことだった。

アキは、ユイの家で、ユイのお父さんから春子がコンテスト荒らしの歌の名人だったと聞かされる。アキは、春子がなぜそのことを秘密にしていて、町の人々も黙っていたのかがわからない。

アキがユイから、春子がオーディションを受けた時の写真があるはずだと聞き、家を探していると、春子が自分で写真を持ち出してくる。春子は自分でアキにアイドル論をしゃべりまくる。アイドル論をぶつのに、自分のことをなかなか話さないので、じれるアキ。

春子も北三陸で観光海女をやっていたが、それに満足できずに東京に出て行ったこともわかった。春子は、自分が昔テレビのオーディション番組に送ったデモテープを出してきた。歌は「初恋」。

昔の春子は、デモテープでオーディションに通り、夏に東京に行かせてくれと頼み込む。夏は、本気なら行ってよしと言う。しかし、そこに北三陸の市長がやってきて、鉄道が通り、テレビも来るから、北三陸で海女をやってくれるように頼んできた。夏は春子に何も言わず、春子は黙って家を出た。

春子とアキが一階に降りると、じっちゃんがいきなり漁師をやめると言い出した。明るく言ってはいるが、定期健診の結果があまりよくなかったのだ。


春子のデモテープは、小泉今日子本人が歌っている。80年代アイドルの小泉今日子が80年代アイドルを語り倒していて、この構図が笑える。しかも週の前半なので、まだ春子の自分語りは終わっていないのだ。後半の放送がたのしみ。