マッサン スピンオフ たそがれ好子

「マッサン スピンオフ」、「たそがれ好子」、NHKBSプレミアム、2015.5.2


マッサン、エリー、エマが家族旅行に出ようとしていた、1938年、大阪から好子が同じ住吉酒造の池田と駆け落ちして、余市にやってきた。マッサン一家はそのまま旅行に出てしまい、好子、ハナ、チエ(床屋の女房)の3人は、マッサンの家にこもって、井戸端会議をする、という話。

熊虎、進、一馬、池田は固まって、愚痴を言いながら飲んでいるばかり。好子、ハナ、チエも自分たちのダンナの甲斐性なしと、自分たちの不遇をなげくばかり。

そこに好子のダンナと、住吉酒造の社長がはるばる大阪から好子を連れ戻しに来た。池田が好子のダンナに、好子を大事にするように言い、好子も大阪に帰る気になる。ハナ、チエも元の鞘にもどって、おわり。


これは前週のスピンオフとはまた別の脚本家(坪田文)の作。話は予定調和なので、すごくおもしろいとはいかないが、江口のりこは、本編では活躍の場面が少なかったので、このドラマはアリ。本編は終盤、戦争とエマ、一馬のエピソードに尺を取られすぎていたので、他のキャラにもっと焦点をあててほしかった。