マッサン 43-46話

「マッサン」43-46話


実家からの「チチキトク スグカエレ」の電報で、実家に帰ることになった、マッサンとエリー。マッサンは、前田吟が死んでしまったと思い込んで嘆くが、実際は前田吟はピンピンしていた。しかし、マッサンが強く抱きしめたショックで、腰が立たなくなってしまった。

チチキトクの電報は、泉ピン子が勝手に出した。マッサンが住吉酒造をやめたことは、実家には知らせていなかったのだ。エリーに養ってもらっていることもバレてしまい、マッサンは、実家で酒造りを手伝わされることになる。俊夫(八嶋智人)といっしょに試験醸造をするのがその内容。

泉ピン子は、まだエリーを受け入れるのを渋っているが、手が足りないので、女中として亀山家を手伝わせることになる。

酒造りの過程で、「もとすり唄」という歌を歌って、仕込みをする場面が映る。これはちゃんと本物を調達している。

マッサンも、家に残る気になっている。皿洗いよりは、酒造りのほうがいいのだ。

エリーは、朝早くに、女中扱いで早く起こされるが、食事はつくるな掃除をしろと、ピン子にいびられる。ついでに西田尚美もエリーをいびっている。敷居を踏むなとか、畳のヘリを踏むなとか、そういうこと。

試験醸造は、いままでの備前米ではなく、広島の品種で酒造りをしようというプロジェクト。マッサンはあまり気乗りはしないようす。しかし、前田吟は、蔵の仕込みを手伝わせて、きつい目を見せるつもり。

西田尚美は、エリーがまじめに料理を覚えようとしているのを見て、ちょっとずつ料理をエリーに教えてくれるようになる。ピン子もだんだんエリーに好意的になっていく。

八嶋智人や蔵人には「ウィスキー作りは絵に描いた餅」とイヤミを言われ、マッサンはへこんでいるが、エリーに夢を捨てないように励まされる。

そこに西田尚美が産気づき、あわてて産婆を呼ぶことになる。夜になっても産婆は来ないので、西田尚美はヒイヒイ言っているが、酒造りの歌を聞いて落ち着いてくる。やっと産婆が到着し、子供が生まれる。男の子だった。


この週も、話のオチは見当がつく展開。日本酒の製造工程をていねいに見せるためのもの。これはこれでいいか…。