赤毛のアン 34話

赤毛のアン」34話、「ダイアナとクィーン組の仲間」


アンは、前日のケンカのことでダイアナに謝って許してもらうが、翌日、ダイアナは、「わたしはクイーン学院には行けない。両親の意志だから」と爆弾発言。

アンは家に帰って、ダイアナのことでマリラに不平を言うが、マリラに、「ダイアナの気持ちをちゃんとわかっているのかい?」と聞かれて、黙ってしまう。

アンはまたダイアナに会って、「たとえ一緒に学校に行けなくても、あなたは心の友だから」とわびる。アンとダイアナは、またあらためて友情の誓いをたてるのでした。

結局ダイアナはクイーン組には入らず、アンはダイアナと別れて、課外授業を受けることになる。ダイアナはアンに手紙を書いて、「クイーン組に入らないのは、親のいいつけだけではなく、自分が勉強が好きではなく、教師にもなりたくないから。自分から言えなかったわたしを許してほしい」と言ってくる。

アンはそれを受け入れるが、やはりさびしい。クイーン組では、ギルバートがアンのライバルになり、二人は勉強を競い合う。ジョーシー・パイは、アンが孤児だということにかこつけてイヤミを言うが、マシュウは、「おまえはもう孤児じゃないよ」というので、アンはとても喜ぶ。

ギルバートは、かつてアンへの謝罪を拒否されてから、アンのことは一切無視していた。クイーン組でも同じ。アンはそれもさびしく思うが、一人で忘れることにする。

ある日、吹雪の日にクイーン組のクラスが行われていたが、薪がなくなってしまう。先生は迎えが来るまで学校に残らせることにする。ギルバートら、男の子が吹雪をついて、近所に薪を求めに行く。クラスの女の子が不安で泣き出すが、ギルバートは薪を持って戻ってきた。しばらくすると吹雪はおさまり、みんなは無事に家に帰るのでした。