快傑ズバット 16話

快傑ズバット」16話、「殺しのぬれぎぬ 哀しみの健」


町を走っているサラリーマン風の男。建物には、「Kintetsu」と書いてあるが、東京に近鉄デパートってあったっけ?これは大阪ロケなの?この男、「ナチス連合会」の秘密を知って追われていた刑事だった。

中ボスは、ナチスジャガー。へんな猫のマスクをかぶって、ほほに鉤十字のあざがあるというなめたキャラ。用心棒は、「バーテン左京次」って、なに?酒でもつくるのかと思ったら、ダイス振りで勝負だ!この勝負も意味がわからない。

店の値段表に、「I.W.ハーパー 4000円」と書いてある。昔はウィスキーも高かったのだ。追いかけられていた男は、やたらと若い町長、大月春彦(倉石功)の家に運び込まれる。男は町長の親友らしい。

東条刑事から、ナチスジャガーを探索していた本庁の刑事の名前が「優作」だと聞いて、はっと気づいた早川健。男の名前は優作だった。あわてて戻ってみると、刑事は、撃たれて死んでいた。そこに町長が戻ってきて、ピストルを手にしていた早川健は、殺人犯扱いされてしまう。

町長と妹は、殺された優作刑事の菩提を弔っているが、そこにフォークが飛んできた。なぜフォーク?せめてナイフを投げようよ。このフォーク投げも、早川健のしわざと疑われ、早川は町の人に連れて行かれてボコられる。ヒドイなー。

急いで寺の墓地に早川健が戻ってみたら、今度は町長がボロボロにされていた。また疑われる早川健。もちろんこれはナチス連合会(ヤクザ?)のしかけた罠。

早川健が悪事を働いていると、そこになぜかズバット参上。悪い早川健は、偽物だった。めずらしい、ズバット対偽早川健のバトル。じつは、偽早川健は、バーテン左京次の変装だった。変身時間ぎりぎりに追い詰められるズバット

バーテン左京次の投げた爆弾で、ズバットは崖から転落。早川健に戻って虫の息になってしまう。そこを襲ってくるナチスジャガーとバーテン左京次。あ、この回、前後編の前編だ。これはレア。しかもけっこうおもしろい。