赤毛のアン 33話

赤毛のアン」33話、「クイーン組の呼びかけ」


ステイシー先生は、13才の子供たちを呼んで、将来についての話をする。アンとダイアナは二人で帰り道に将来の話をするが、ダイアナは結婚したいと言い、アンはそれをなじる。決定的なのは、ダイアナがアンに、「あなたがギルバートに意地を張っているからと言って、他人にまでそれを押し付けないで」といったこと。

アンは、「わたしたちの関係もこれまで」と言って、走って帰ってしまう。

アンは、納屋で樽の上に置いてあったりんごを食べるが、作男のジェリーから、「あれは猫いらずを入れた毒りんご」と言われて仰天する。アンは、死にたくないと泣き叫び、どうせ死ぬならベッドで安らかにと、ベッドの上で震えている。アンは、ダイアナに遺書を書いて、さっきのことを詫びる。

マリラが帰ってきて、アンから毒りんごを食べた話を聞く。「1時間も前に毒りんごを食べたのなら、死んでいるか、どこか悪くなっているはず」と言い、納屋のジェリーのところに連れて行く。冗談だとわかって、ジェリーを追い回すアン。

マリラは、ステイシー先生から、クイーン学院への受験準備のクラスにアンを入れないかという誘いを聞いてきた。アンは学費のことを考えてクイーン学院はあきらめていたのだが、マリラとマシュウがその心配はしなくていいと言ってくれたので大喜び。クイーン学院に行って、教師になるのがアンの夢だったのだ。

アンはダイアナにそれを話に行こうとして、遅いからとマリラにとめられる。やっぱりうれしいことは友達と共有したいのだ。


アンが死ぬと思い込んで、ひとりでわめきたてるのが、この回の見どころ。山田栄子は熱演。