ドキュメント72時間 旅漁師 イカ釣り人生

ドキュメント72時間」「旅漁師 イカ釣り人生」、NHK総合、2015.10.23


山口県の特牛港というイカ釣り漁船の港でのロケ。イカ釣り漁師は一年中船に乗っていて、休みは盆と正月だけ。船そのものが家のようになっていて、漁師はそこで暮らしている。

季節ごとにイカの移動に合わせて、船も場所を変えていく。水揚げは年間7000万円から9000万円だと言っている。燃料代が売上の半分かかるという。テレビで映している船は3人乗り。いい収入だ。

ゲンちゃんという船長が取材チームを船に乗せてくれることになった。漁場は港から50キロ沖。イカは魚探にはっきり映らないことが多いので、漁獲は船長の腕次第。

揚がったイカはその場で氷入りの箱に詰める。この漁では17箱。これは全然ダメらしい。

高齢化で地元のイカ漁師は減り、港はよその船に開放してなんとかもっている。漁師の経歴はさまざまで、ずっと漁師をしていたわけではない人もいる。ギャンブルに財産をすって、漁師とか。

夕方になって、港で食堂をやっているというおばさんが出勤してきた。ゲンちゃんの奥さん。おばちゃんだが、これは元はキレイだ。去年まで船に乗っていたが、降りて食堂を開くようにしたという。

船員は出入りが激しく、すぐに入れ替わる。一人でやっている船もある。船長は毎日2時間しか寝ていない。この船、そこそこに大きいので、一人では回らないだろう。船長はこの港で奥さんをナンパしたと言っている。奥さんはたしかに美人。

イカ釣りに限らないが、漁師の生活はたいへんだ。多少収入はよくても、水揚げには波があるし、仕事そのものがきつい。


特牛は山口だから、行こうと思えば行けるところ。ここは非常に行ってみたい。