さすらいの太陽 2話

「さすらいの太陽」2話、「二つの誕生パーティー


前回に続いて、貧乏娘と金持ち娘に変な工作活動をしているのが、二人を取り替えた看護婦の道子。道子の声をあてているのは、来宮良子だ。顔はジュラル星人のように青い。

金持ち(美紀=サロメ星人)は自分の誕生パーティーに貧乏(のぞみ)を誘う。そののぞみを危なく車でひきそうになったのは、車の陸送をしているファニー(男)。

美紀は看護婦からの変な電話はのぞみからかかってきたと信じ込んでいるが、イヤミの上塗りのために誕生パーティーにのぞみを招待。このパーティーもわざわざホテルでやっている。しかも生バンドの演奏付きのダンスパーティー。パーティーでハブられているのぞみは、プレゼントを突っ返されていじめの嵐。

美紀の父はまともな人で、美紀のプレゼントの神社のお守りを自分で受け取り、美紀とワルツを踊る。まあ、実の父だからね。美紀はファニーと一緒に帰り、幸せを味わうのでした。


のぞみが自転車に乗っている時に、京急線が走っているので、のぞみが住んでいるのは横浜か川崎。60年代から70年代の雰囲気が出まくっている。

このアニメ、ネタアニメっぽいが、ストーリーはおもしろいので、見る甲斐はある。大映ドラマが10年前に放送されていればこうなっていただろうというもの。大映ドラマは当時からネタだったが、これは本気でやっている。話の展開が読めないところも魅力。