三国演義 走麦城

三国演義」第59集 「走麦城」

数日、見ないでほっておいたところ、ストリーミングの期限がきて、劉備が漢中を取るところや魏の七軍が全滅するところ、関羽華佗の治療を受けるところはみな見られなくなってしまっていた。で、いきなり呂蒙が兵を商人に化けさせて、関羽留守中の烽火台を襲うところから。で、あっという間に荊州呂蒙に取られてしまう。

しばらく見ないでいたら、関羽はすっかり老け込んで髪にも髯にも白髪が目立つ。荊州失陥の報は関羽より先に曹操に届いていて、魏軍に攻められた関羽の軍は総崩れ。後退しようにも荊州も公安も南郡も失われたことを聞き、関羽の傷はやぶれて血が噴き出す。麦城にこもる関羽の軍には、諸葛瑾が降をすすめに来るが、関羽は「玉は砕けてもその白きを失わず、竹は焼けてもその節を変えず」との言葉で諸葛瑾をしりぞける。ここの段は関羽、かっこよすぎである。

しかし上庸に援軍を求めに走った廖化に対して、孟達劉封をそそのかして兵を出させない。関羽は麦城から西川に逃れることにする。関羽周倉、王甫の別れの場面はこれまた涙、涙。脱出した関羽関平も、江東の伏兵に捕らえられ、冠も兜もつけずに後ろ手に縛られて引かれていく関羽の姿で幕。いといとかなし・・・。