伝七捕物帳 むすめ十手はなぜ重い

伝七捕物帳」128話 「むすめ十手はなぜ重い」

客演は、十朱幸代/市毛良枝/久保 明。十朱幸代は、このシリーズでは初めてのような。で、役はこれもめずらしい女の十手持ち(そんなのあったのか?)、松が枝町のお千である。妹が市毛良枝で、そのいいなずけが、泥棒に入られた伊勢屋の手代の啓介(誠直也)。お千は一人で事件を始末したいと必死だが、泥棒に入られた伊勢屋や早瀬様はお千一人では心細いと、伝七に助力するよう頼む。啓介には、やくざ者の弟がいて、泥棒の片棒をかつがされそうになる。お千は、妹の許嫁に縄をかけるかどうかで悩むのだが・・・。

十朱幸代はこのころ30歳すぎくらいか。まあ岡っ引きにしては少し女っぽさが出過ぎているような気はする(そういう役だけど)。殺陣をそれなりにこなしているところはエライ。ちょっとだけだが。

脚本桜井康裕、監督曽我仁彦。