三国演義 興兵伐呉

三国演義」第62集 「興兵伐呉」

蜀軍が訓練しているところに、張飛が馬を飛ばしてやってくる。兵の動きが揃ってないなあ。解放軍のエキストラはあんまりやる気がない。張飛関羽の復讐を説いてやまないので、劉備は親征を決める。もう諸葛亮の上表も何も聞く気がない。

張飛はなんとしても喪服で出陣しようと、范彊、張達を督促し、間に合わないと聞くと鞭でバシバシぶんなぐる。これもへろへろの縄でできた鞭だが、振るい方に気合いが入っているので、ちょっと迫力あり。しかしやられる前にやれ、とばかり范彊、張達は張飛の寝首をかいて、呉に走るのだった。張飛が眼を見開いて眠っているところがいかにも張飛っぽい。葬儀の位牌は「西郷侯 張飛之霊位」。なぜか五虎大将とは書かれていない。

蜀軍出陣。ナレーションでは「蜀の国主、劉備は」となっていて、皇帝とは言っていない。へんなところで正史に従っている。その割には蜀軍を「七十五万」といったりしている。どうもよくわからない。そして老将黄忠もついに倒れる。最後は道に迷った関興が、茅屋で関羽の画像を見つけ感激しているところに仇の潘璋が現れたところでおわり。