三国演義 七擒孟獲

三国演義」第67集 「七擒孟獲

最初は祝融夫人と張嶷の一騎打ち。張嶷馬忠はあっさり捕まってしまう。しかし諸葛亮の計略でこんどは祝融夫人が捕まってしまう。祝融夫人の服は、腕がむき出しだが、毛皮っぽいモフモフしたフリルがついていて、なんだか暑そう。というか甲冑もつけていないし、完全にセクシー系である。祝融夫人のつけている羽根飾りのついた冠は、孟獲のつけているものと同じ。

次の敵は木鹿大王。象さんや虎さんが登場。虎さんはワンカット映るだけだが、象さんには人間がちゃんと乗っているし、実際に大群で突進してくるのは牛さんである。角の生えた牛はなかなか強そうだ。しかし、これも諸葛亮の秘密兵器、獅子舞のお化けみたいな山車(火炎放射器つき)が出てきて、あっという間にやられてしまう。負けが込んできた孟獲の陣営は、祝融夫人の弟帯来洞主をダシにつかって、投降のふりをしてくるが、見破られてみな捕まってしまう。これで六度目。

孟獲は鳥戈国の藤甲兵には刀も槍も通じない・・・のだが、どう見てもただの籐細工にしか見えないんですが・・・。諸葛亮は、盤蛇谷に藤甲兵を誘い込み、あわれ藤甲兵は全員丸焼けに・・・。ここの火攻めの場面は、ちゃんと兵士の体に火がついたまま転げ回っていて、かなり危なそう。

七度目に捕まった孟獲は、いままでのことが嘘みたいに無言。部下はみな戦意喪失で泣きわめいている。諸葛亮からは餞別だといって、水と食べ物が届くが、孟獲もこれでついに帰順することにする。諸葛亮は濾水に饅頭をささげて戦死者の霊を祀り、南蛮人(この回の字幕では何度も「南蛮」の文字が・・・結局どっちなんだ)の前で、孟獲を改めて南蛮王に封じておわり。南蛮人の喜びの踊りでみんなニコニコである。