三国演義 出師北伐

三国演義」第68集 「出師北伐」

南蛮討伐もやっと終わり、今回から北伐編。第4部のタイトルは「北戦」になっていたのに、ちゃんと「北伐」といってました。Gyaoの解説文では「出師の表を上書きし」などといっているが、当然「上表し」でないとおかしいだろう。

魏では曹丕がいきなり死んでしまい、曹叡が後を嗣ぐ。曹叡の臣下は一新されて、ついでに司馬懿の役者も変わってしまった。目つきのするどいおじさんだが、この人が司馬懿には一番よくあっている。低い声もよい。諸葛亮馬謖の献言で、離間の計をかけ、司馬懿を失脚させてしまう。代わりに擁、涼二州の総督になったのは曹休

諸葛亮は北伐を献言するが、アホの子劉禅はいうことを聞かず、闘鶏に興じるばかり。そこで諸葛亮は出師表を捧げて出征の許しを請う。出師表はちゃんと朗読されていて、諸葛亮が執筆するところも映像になっている。しかし、表が紙に書いてあるよ!いままでは、ちゃんと紙をつかわないように気を遣っていたのに・・・。出撃の日、「漢」と大書された旗が翻っているのがまぶしい。まああいかわらず「蜀」の旗も使っているのだが。

魏の大都督は夏侯楙。先鋒の韓徳の四人の息子は趙雲に一撃で突き殺される。敗戦して立てこもる夏侯楙に対して、諸葛亮は偽の割り符を使って援軍を誘い出す。